" Come Back To Camden " モリッシー45歳の時の歌。
There is something I wanted to tell you
so funny you'll kill yourself laughing
but then I look around
and I remember that I am alone /alone / forevermore
何でもないことを言って君を笑わせたい
笑いすぎて死んでしまいそうなくらい
だけど今あたりを見回すと
思い出した 僕はひとり たったひとり
The tile yard , all along the railings
up a discoloured dark brown staircase
here you'll find / despair and I
calling to you with what's left of my heart / forevermore
柵で囲まれたレンガ張りの中庭
色褪せたダークブラウンの階段を上がり
ここで君は見つけるだろう 絶望を
僕は君の名を呼ぶ 永遠に

Drinking tea with the taste of the Thames
sullenly on a chair on the pavement
here you'll find / my thoughts and I
and here is the very last plea from my heart / forevermore
テムズ川の気配を感じながらお茶を飲む
石畳の上の椅子に陰鬱な気分で座り
ここで君は見つけるだろう
僕の気持ちを 僕を
ここには僕の心からの最後の願いがある
永遠に
Where taxi drivers never stop talking
under slate-grey Victorian sky
here you'll find / despair and I
and here Iam every last inch of me's yours / yours forevermore
タクシードライバーはお喋りを止めない
グレイがかったビクトリア風の空の下
君は見つけるだろう 絶望と 僕を
ここにいる 僕ははじめからおしまいまで 君のものだ 君のものなんだ
永遠に
Your leg came to rest against mine
Then you lounged with knees up apart
and me and my heart
we knew / we just knew
forevermore
君の足は僕にあらがうのをやめる
僕から 僕の心から 離れて歩き回ることを
僕たちは知った 僕たちはただ知った
永遠に
Where taxi-drivers never stop talking
under slate-grey Victorian sky
here you'll find / my heart and I
and still we say "come back / come back to Camden / and I'll be good"
タクシードライバーはお喋りを止めない
グレイがかったビクトリア風の空の下
君は見つける 僕の心と 僕を
そしてやはり僕たちは言う
「帰っておいで カムデンへ帰っておいで
そうしたら どんなに良いだろう」

カムデンはロンドンの北にある地区、大英博物館やキングスクロス駅があるところ。
モリッシーの二枚の写真はこの歌に雰囲気が合うと思って貼ったが、どこで撮影されたものか分からない (違う街だったら申し訳ないです)。
カムデン…きっと落ち着いたオトナな街、と想像しつつネットで調べていたら、活気溢れる、割りと雑多な街の様子を写した映像が飛び込んできて、想像してたのと違い過ぎて驚いた。

地区の北側にあるカムデンタウンという場所みたいだ。この街のライブハウスでレッド・ツェッペリンなど有名ロックバンドが演奏してたから、パンクファッションなどのお店が軒を並べ、レコード店も多いとか。モリッシーもお馴染みだったのかな。
南下してテムズ川辺りになると、大英博物館やサマーセットハウス、ロイヤルオペラハウスなどがあるので、この歌の雰囲気に合いそうだ。「テムズ川の気配を感じながら」お茶も飲めるし。
大英博物館
ロイヤル・オペラ・ハウス
死にそうなくらい笑わせたい「君」は、どうしても綺麗な白い歯を見せて笑う男性を思い浮かべる。女性ではないな。やはり男性に決まってる…と思いながら、ちらほらそんな話もどこかで読んでたけど、つい最近発売されたブレイディみかこさんの本にも、そんな事が書いてあった。こんな歌書かれるなんてどんな素敵な人なんだろう。
ビッグ・ベン (カムデン地区の近く)
ビクトリア風の空という表現は、イギリスでは良く使われるのだろうか? 日本人が「日本晴れ」というように、ふっと出てくる言葉なのか。
カムデンの風景を歌いながら、別れてしまった大切な人への思いが伝わる。
40歳を過ぎたモリッシーは、低音を重厚に、高音を艶のある伸びやかな声で歌う。この歌の内容、メロディにぴったりだ。yours yours forevermore…の声が切ない。
そこには確かに愛があったんだね。カムデンに戻ったらどんなにいいだろう…。I'll be good…
以前ユーチューブに、この歌を一般の人たちが合唱している動画がアップされていた。あの " The Smiths " のモリッシーの歌が合唱曲になってるということに驚いたが、歌詞とゆったりした曲調だから、幅広く愛されてもおかしくない歌だと思う。
イギリス。女王陛下を憎みながら、カムデンを歌い、イギリスは僕のものと歌うモリッシー。彼がイギリスに帰る日は来るのだろうか。
" Come Back To Camden " ー2004年リリース、You Are The Quarryより

There is something I wanted to tell you
so funny you'll kill yourself laughing
but then I look around
and I remember that I am alone /alone / forevermore
何でもないことを言って君を笑わせたい
笑いすぎて死んでしまいそうなくらい
だけど今あたりを見回すと
思い出した 僕はひとり たったひとり
The tile yard , all along the railings
up a discoloured dark brown staircase
here you'll find / despair and I
calling to you with what's left of my heart / forevermore
柵で囲まれたレンガ張りの中庭
色褪せたダークブラウンの階段を上がり
ここで君は見つけるだろう 絶望を
僕は君の名を呼ぶ 永遠に

Drinking tea with the taste of the Thames
sullenly on a chair on the pavement
here you'll find / my thoughts and I
and here is the very last plea from my heart / forevermore
テムズ川の気配を感じながらお茶を飲む
石畳の上の椅子に陰鬱な気分で座り
ここで君は見つけるだろう
僕の気持ちを 僕を
ここには僕の心からの最後の願いがある
永遠に
Where taxi drivers never stop talking
under slate-grey Victorian sky
here you'll find / despair and I
and here Iam every last inch of me's yours / yours forevermore
タクシードライバーはお喋りを止めない
グレイがかったビクトリア風の空の下
君は見つけるだろう 絶望と 僕を
ここにいる 僕ははじめからおしまいまで 君のものだ 君のものなんだ
永遠に
Your leg came to rest against mine
Then you lounged with knees up apart
and me and my heart
we knew / we just knew
forevermore
君の足は僕にあらがうのをやめる
僕から 僕の心から 離れて歩き回ることを
僕たちは知った 僕たちはただ知った
永遠に
Where taxi-drivers never stop talking
under slate-grey Victorian sky
here you'll find / my heart and I
and still we say "come back / come back to Camden / and I'll be good"
タクシードライバーはお喋りを止めない
グレイがかったビクトリア風の空の下
君は見つける 僕の心と 僕を
そしてやはり僕たちは言う
「帰っておいで カムデンへ帰っておいで
そうしたら どんなに良いだろう」

カムデンはロンドンの北にある地区、大英博物館やキングスクロス駅があるところ。
モリッシーの二枚の写真はこの歌に雰囲気が合うと思って貼ったが、どこで撮影されたものか分からない (違う街だったら申し訳ないです)。
カムデン…きっと落ち着いたオトナな街、と想像しつつネットで調べていたら、活気溢れる、割りと雑多な街の様子を写した映像が飛び込んできて、想像してたのと違い過ぎて驚いた。

地区の北側にあるカムデンタウンという場所みたいだ。この街のライブハウスでレッド・ツェッペリンなど有名ロックバンドが演奏してたから、パンクファッションなどのお店が軒を並べ、レコード店も多いとか。モリッシーもお馴染みだったのかな。
南下してテムズ川辺りになると、大英博物館やサマーセットハウス、ロイヤルオペラハウスなどがあるので、この歌の雰囲気に合いそうだ。「テムズ川の気配を感じながら」お茶も飲めるし。


死にそうなくらい笑わせたい「君」は、どうしても綺麗な白い歯を見せて笑う男性を思い浮かべる。女性ではないな。やはり男性に決まってる…と思いながら、ちらほらそんな話もどこかで読んでたけど、つい最近発売されたブレイディみかこさんの本にも、そんな事が書いてあった。こんな歌書かれるなんてどんな素敵な人なんだろう。

ビクトリア風の空という表現は、イギリスでは良く使われるのだろうか? 日本人が「日本晴れ」というように、ふっと出てくる言葉なのか。
カムデンの風景を歌いながら、別れてしまった大切な人への思いが伝わる。
40歳を過ぎたモリッシーは、低音を重厚に、高音を艶のある伸びやかな声で歌う。この歌の内容、メロディにぴったりだ。yours yours forevermore…の声が切ない。
そこには確かに愛があったんだね。カムデンに戻ったらどんなにいいだろう…。I'll be good…
以前ユーチューブに、この歌を一般の人たちが合唱している動画がアップされていた。あの " The Smiths " のモリッシーの歌が合唱曲になってるということに驚いたが、歌詞とゆったりした曲調だから、幅広く愛されてもおかしくない歌だと思う。
イギリス。女王陛下を憎みながら、カムデンを歌い、イギリスは僕のものと歌うモリッシー。彼がイギリスに帰る日は来るのだろうか。
" Come Back To Camden " ー2004年リリース、You Are The Quarryより

"Morrissey - Come Back to Camden (Film - Wilde 1997)" を YouTube で見る
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます