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やくざネタ専門記者と米国務省と人権団体

2017-08-23 12:45:45 | 外国特派員協会


ジェイクTBS特派員


 ジェイク・エーデルスタイン記者はヤクザ話が専門の外国特派員協会所属フリージャーナリストである。 Daily Beast、Vice News、ジャパン・タイムズ、LAタイムズなどに寄稿するほか、自分を主人公として描いたノンフィクション「Tokyo Vice」をハリウッドに売り込み、映画化される予定でもある(その後、上映の話が浮上しないので、お蔵入り?)。

 東京オリンピックを「ヤクザ・オリンピック」と呼んで憚らないこの人物の記事は徹底した反日、 反安倍で偏向しまくっており、マクニールと並んで外国特派員協会の宿痾の一人でもある。

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 さて、同郷(ミズーリ)出身の友人が雑誌「ニューヨーカー」に書いたジェイクの評伝が極めて興味深いので紹介したい。

題名は『All Due Respect - An American reporter takes on the yakuza
(「憚りながら」 ヤクザ専門のアメリカ人記者)

 「憚りながら」 という題名は、ジェイクがネタに扱った後藤組組長・後藤忠政の自伝からの転用である。
以下、抄訳。


  • ジェイクはミズーリ州出身。ヤクザに追われていると主張しており、警察の保護下にある。
  • 彼はCIAのエージェントだという噂があり、本人も否定しない。
  • 斜視の持病があり自分で運転できないので、元ヤクザを雇って運転手として使っている。
  • 車は黒のメルセデスS600。これもヤクザから買った。
  • 本名はJosh(ユダヤ系)。大学時代に改名。
  • ミシガン大学2年の時、上智大に留学。そのまま転入。
  • 俳優志望だったが、卒業後、読売新聞の初の外国人記者として入社。
  • 女性記者と結婚。子供二人。
  • 読売とトラブルになり退社。他の記者からは「嘘つき」と呼ばれる。
  • 後藤組から脅迫され、妻子を米国に移住させる。その後、離婚。
  • 米国の国務省から依頼され、日本の人身売買状況に関する調査に関与した。
  • 米国の人権団体、ポラリス・プロジェクトの理事に就任。
  • ヤクザの情婦と寝た、女刑事と寝た、白人ダンサーが情報源・・・などの与太話多数。
  • 父親は元医師。
  • 元妻によると、ジェイクはヤクザ取材にのめるあまり、家庭生活崩壊。
  • ヤクザ言葉で妻を罵倒。「お前には関係ねぇ。このバカヤロー」


 
この評伝が描くジェイク像はまるでハードボイルド小説の私立探偵。酒が強く、義理人情に厚く、自分のルールに従って生きるダーク・ヒーロー。映画『ブラック・レイン』かよ、とツッコミを入れたくなるような胡散臭いエピソードに満ちている。筆者が遠い異郷で成功?した友人にオリエンタリスティックなイメージを重ね合わせているのが原因だろうが、CIAエージェント説など、本人が吹聴しているとしか思えず、古い友人に格好良いミステリアスな虚像を見せたかったのだろうと推測される。

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 CIAエージェント説の根拠か否か不明だが、気になるのが 「米国の国務省から依頼され、日本の人身売買状況に関して調査」という件だ。米国国務省が各国の人身売買状況に関して調査・発表しているのは、かつて奴隷売買を行っていたスネに傷を持つ米国が「人権の為に尽力してます」とアピールする為だけのいい加減なものだが、米国大使館は在京のフリージャーナリストや人権団体に調査を丸投げしているフシがある。そしてその記者が人権団体の理事も兼任し、外国特派員協会を悪用してニュース・ロンダリングをしている可能性があるのだ。


ジェイクは人権NPOライトハウス(旧ポラリス:藤原志帆子が代表。ポラリスはアメリカの団体で、韓国系米国人が設立。アメリカに出稼ぎに行った韓国人売春婦の保護が発端。)の理事に就任しており、外国特派員協会、各種メディア、米国務省人身売買報告書で一人三役をこなし、ディスカウント・ジャパンに精をだしている。
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藤原志帆子は右から二人目

 

「人権団体に外国特派員協会で記者会見させ、日本の人権侵害を非難させる」

→「それを記事にして海外に喧伝する」

→「国務省の人身売買報告書で日本を悪しざまに書く」



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 かつて日本各地に広がったフィリピ・パブが一気に消滅したのは、2004年の国務省人身売買報告書で日本が人身売買容認国として名指しされたのが原因である。実際には通常のフィリピ・パブで売買春は行われておらず、海外での出稼ぎが外貨獲得の主要ビジネスだったフィリピンにとっても貴重な就業先であったのも拘わらず、いい加減で偽善的な報告書が原因でフィリピン人の日本渡航が困難となり、彼女らの多くが中東などもっと就業環境の悪い国々に行かざるを得なくなった。

 
 2015年の「人身売買に関する年次報告書」において、日本は人権の「基準を満たす」Tier1から外されており、Tier2(基準は満たさないが努力中)にランクされている(Tier2への分類は7年連続)。Tier1に欧米諸国の大部分、台湾、韓国などが入っているにも拘わらずである。近年ではJKビジネスなど、恰も売買春であるかの如く誇張した報告が行われている。


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【参考】

 



 ジェイク・エーデルスタインの正体を暴く続編もあり。
 『
ジェイク・ザ・フェイク!(イカサマ野郎ジェイク)




 


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