高温期19日目

…って言ったら、私を期待させるには充分過ぎる程の高温期です

土曜日が生理予定日だったのに、ナゼだか一向にやって来ない。

　「え～?!　もしや～」
　「いやいや、薬飲みだしたから、何かその影響かも…」
　「でもでも、5日も遅れるなんて～？　やっぱりさ～」
　「いやいや、期待し過ぎはガックリくるしなぁ…」

とにかくここ数日の私は、期待と不安とがごっちゃ混ぜの気持ちの中で大いに揺れていたのである。
他の人にしたら、たかが4.5日生理が遅れることなんて、大して気にも留めない事なのかもしれない。
でも、生理周期がめっちゃ規則正しくて、過去2度の妊娠以外に遅れた試しのない私。
しかも、「前の生理が何日からで…　排卵はこの日だから…」　と、常に指折り数えている私にとったら、この5日の遅れは大事件なのであぁぁるっ！

もし、またもや科学的流産が起こった場合、(私は2回とも胎嚢・心拍確認前だったので)“妊娠”　だという決定打が無いままなら、出血を流産と捉えず「今回はたまたま生理が遅れたんや」って、無理に自分を納得させる事も出来ます。
“7日がクリニックの受診日だから、今回はそれまでは自分で検査しやんとこ！”と心に決め、毎日を　安静に　穏やかに過ごす様努めました。
私に出来る事は、“安静と保温”　だと先生にも言われているので。

し・か・し…　昨日の夜、それはやって来ました。
何だかイヤ～な感じがあってトイレに行くと、ごくごく少量の出血が…　ガ～～ン!!　私の不安は最高潮に達しました

こ、これは、もしや流産の兆候では？　
そういえば、生理予定日前からずっと微妙な下腹部痛も続いています。
何でな～～ん！　薬もちゃんと飲んでるし、大人しくしてきたのにぃ……

昨日の夜はショボボボ～ンとして、早々に横になりました
「きっと明日には完全流産してしまうんや…」　そう思いながら。
昨日、ブログを更新しなかったのは、それだけヘコんでいたと言うことなんです

しかし、今朝起きても出血していません。
お腹の痛みは相変わらずですが、不思議な事に高温期も持続中です。「うわっ！助かったんかいな？」　と、急に希望が見えて来ます。
そして、ドキドキ一杯の中、検査薬を試してみると…
あれ？あれ？　線が出やん！　陰性ってどういうこと？　やっぱり流産…？

そして、胸一杯の不安を抱えながらクリニックへと向かいました。
予約時間から1時間もオ－バ－してから呼ばれた私は、内心、
「こんな冷えた待合室で1時間も待たせて～　何かあったらどうしてくれるん」　ってくらいに、気持ちが張り詰めていて不安で潰れそうでした。

診察室に入ると、これまでの経緯と不安を先生に訴えました。

すると先生は、「う～ん…　じゃあカラクリを説明するわ」　と。
おいおい、カラクリってなんやねん！

高温期に黄体が発達すると、黄体ホルモンと卵胞ホルモンが出来るそうです。時期が来るとそれぞれが減少し、体温が下がり生理が起こるのだと。でも、私はプロゲストンで黄体ホルモンを補充しているので、高温期が続きます。
つまり、身体は「もう生理やで～」と言っているのに、薬で高温期が引っ張られて居る為生理になれずに悶々としている状態、とでも言うんでしょうか。
だから、薬を中止したら生理が解禁されて無事（？）やって来るんだそうです。このずっと続いている生理痛のような痛みは、まさにそのもの！だったワケです。

今迄の、心配や不安や期待は何やったんよ～
「…妊娠してるワケじゃ、なかったんですか……」と、ポツリと言うのがやっとでした。

帰り道、車を運転していると、張り詰めていた気持ちがプツリと切れて涙がポロポロこぼれてきました。

でも、正直言うと、「妊娠かも？」って思い始めてからの数日
嬉しいよりも　「今度は大丈夫なんかな…」　という不安の方が大きくて、ちょっとした痛みや違和感に、神経質になってしまう毎日でした。

まだ、私のココロの準備が整っていなかったから
babyちゃんはそれを察知して、舞い降りてくるのを見合わせたのかもしれない。

なんだか…　そう思いました