写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

夜明け

2016年05月26日 | 随想

何やら思わせぶりなタイトルだが、ナァニ、日の出の写真である。

 

夏至のほぼ1ヵ月前、5月24日の朝4時50分に撮影したもの。山容から、越中駒ヶ岳と僧ケ岳の間からの日の出と思われる。

日の出入り(富山県)というサイトによれば、2016年5月24日の日の出は午前4時38分、方位は63.0度となっているが、これは実際の値ではなく、暦計算室という言わば机上の空論とまでは明言できないものの、「富山県庁の、標高: 0.0 mでの値」といった現実的にはあり得ない地点での数値なので、まぁ、あくまでも「参考値」の時刻・方位であるが、当たらずとも遠からず、という「暖か~い目」でみた場合の数値である。

(方位図)

 

ところで、「夜明け」と言えば、「新しい時代や事物が始まろうとする時」という意味もあり、それをテーマとした「夜明け前」という島崎藤村の小説も有名である。「木曽路はすべて山の中である」という有名な冒頭は知っているし、馬籠の「藤村記念館」にも行ったことがある。でも、小説そのものは読んだことがない。長編小説とかを読む体力も根気も持ち合わせていなかったからだろう。言葉から受ける印象は「輝かしい未来」ということが暗喩されているようなのだが、毎日が晴天ばかりではないように、何かが始まろうとするということは必ずしも良いことばかりとは限らない。

 

・・・以下、気分を害すると思われる方は閲覧をやめていただくこととして、「その筋」では周知の事実、一般的には極めてショッキングな情報、という事実がようやく日の目を見たというか、白日の下にさらされるようになった。言わば「夜明け」とも言えそうなのが「人肉ハンバーガー!? ネズミ肉も食べてた…DNA検出“国民食”米国に衝撃」というニュース。一応、アメリカでの話、ということにはしてあるが・・・。

産経も業を煮やしての報道だったのかもしれないが、まぁ、これを機会に日本からジャンクフードが消えていけば、喜ばしいことには違いない。(「ジャンク」とは、「がらくた」「屑」の意。)

数年前には「I Was Lovin' It」(マクドナルドが好きだった)というCMが流れて警鐘を鳴らしていたことがあった。このCMは、医師らで構成される非営利団体『PCRM』が制作したものと言われているが、その後、全く流れることもなかった。

CMでハンバーガーを握ったままの遺体は大人の男性だが、これが子供であったならよりインパクトのあるCMとなっただろう。そんなようにならないことを祈るばかりだ。