写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

暖かい初冬の立山連峰

2015年12月09日 | 随想

エルニーニョ現象のお陰か、地球温暖化のせいか、とにかく暖かい冬というのはいいもんだ。

水月湖(福井県:三方五湖の1つ)の「年縞(湖水堆積物などに見られる一年ごとの縞模様)によって、数万年前の毎年の気温がわかってきたそうなのだが、この水月湖の「年縞」が世界の歴史の「標準時」となっているのだそうである。

 

この「年縞」については、「森の文明の物語」とか、「龍の文明・太陽の文明」、「蛇と十字架」などの著書があり、日本海学推進機構の運営委員の一人でもある安田喜憲さんが「varve」の訳語の創作者なのだそうだ。

 

また、過去5億年の海水面の高さを見てみると、2.5億年前に現在値より低い(=気温が低い)時期があった以外は、ほとんどの地質時代で、海水面が高かった(=気温が現在よりも高かった)ということがわかる。

 

せいぜい数百年のスパンで見ているから「温暖化」とか騒いでいるのであって、どうも数億年スパンで見れば、「ゆらぎ」の範囲内の現象でしかないようなのである。

 

ぽかぽかと暖かい冬の、空気が澄んだ日には立山連峰が一段ときれいに見える。何度でも言うが…いやぁ~、暖冬は気分も気持ちも、お天気も最高にいいもんだ。

(立山連峰一望~クリックで拡大画面)


立山連峰」というページのアクセスが、お陰さまで結構多いようだが、「日の出・日の入りの方向」で「立山連峰の端から端まで、登ってくる太陽の位置が動いており、それで1年という『とき』の長さを実感している。」と書いていた、その一望図が下記。

(日の出位置図)

 

最近では、「日の出・日の入りマップ」というサイトもあり、場所と日付けを指定するだけで「日の出と日の入り」の方角が一目でわかるようになっている。これは便利だ。

 

因みに、2015年の夏至のときの日の出・日の入りの方角