国立天文台 > 暦計算室 > 各地のこよみ >Toyamaのこよみ で、
日の出の方位角を見てみると、冬至のときは真東から29°南、
地図でいうと、横浜市本牧の方角から昇ることになる。
(冬至の方向)
我が家では、立山連峰の薬師岳よりも少し右側から昇る。
(冬至の方向2)
我が家は真東を向いている、と言うか、剱岳が正面に見えるように
建ててあるが、剱岳は、我が家から見ると、ほぼ真東にある。
(富山県の東西縦貫道路は必ず剱岳に向かって作られている・・・!?)
夏至のときの日の出は、真東から北の方向へ30.5°、地図でいうと、
仙台市の方角(その直線上に長岡市や米沢市がある)から昇ることになる。
(夏至の方向)
我が家からは、立山連峰の毛勝三山よりも かなり北側から昇る。
(夏至の方向2)
立山連峰の端から端まで、登ってくる太陽の位置が動いており、
それで1年という「とき」の長さを実感している。
立山(雄山)から太陽が昇るのは3月14日、春分の1週間前と、
9月30日、秋分の日から1週間後、方位は真東から2.5°南方である。
剱岳から太陽が昇るのは3月27日、春分より1週間後と、
9月17日、秋分の日の1週間前、方位は真東から2.7°北方である。
ついでに、日の入りだが、
夏至のときは真西から30.5°北方、高岡市福岡町の方角だが、
呉羽丘陵があるので我が家からは福岡町が見えない。
感覚的には、丘の夢牧場のあたりでの日の入りとなる。
冬至のときは真西から南方へ29° 福井県坂井市や、若狭湾を
飛び越えた天橋立の方角になり、もっと行くと岡山県の津山市、
広島市、福岡県久留米市、長崎県大村湾の方角となる。
自宅から眺めれば牛岳頂上に沈む。
春分・秋分のときは真東(長野市の方向)、真西(金沢市の方向)
であることは言うまでもない。