水色と黄色 2004-12-02 | 風 東の風が ぐるりと 校庭を 一周するたび イチョウの木は かたかた てっぺんから くずれおちる ざわわ カタタ 黄色は どんどん はぎとられて ざわわ カタタカ ざわわ カタタカ 下の枝へと はしご落とし イチョウが そのつもりなら 別れをうけいれる べきだけれど わたしはまだ 水色と黄色 きょう さよならと いえないんだよ 写真:公孫樹 季節の花 300さん « 赤と緑 | トップ | 猪の子槌 »
2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 ありがとうございます(^^ゞ (花鳥風月) 2004-12-08 00:04:08 この日は風がどうぅと吹いては止んでを繰り返していたので、だるまさんがころんだみたいなリズムで、イチョウが散っていたんですよ。ああ今日全部散ってしまうんだなって思っても、最期まで見届けられなくて。それが残念でした。 返信する いいですね、この詩。 (agrico) 2004-12-06 16:23:23 ハラハラ、ハラハラ、舞い降りる、イチョウの葉っぱのはしご段落とし。散り行く間際も艶やかに、扇子を振って、舞い踊る。情景が目に見えるようですよ。 返信する 規約違反等の連絡
ああ今日全部散ってしまうんだなって思っても、最期まで見届けられなくて。それが残念でした。
イチョウの葉っぱのはしご段落とし。
散り行く間際も艶やかに、
扇子を振って、舞い踊る。
情景が目に見えるようですよ。