市民薄明
2005-12-11 | 風
今年の夏、「市民薄明」 なる言葉を、池澤夏樹さんのメールマガジンで教わりました
(異国の客 036)
「薄明」とは 日が沈んでから空が真っ暗になるまでの時間(及びその日の出
バージョン)をさします
そしてその「薄明」を3段階に分ける言葉があるのだそうです
太陽高度(太陽の中心位置と地平線との角度)により、以下の3つの薄明が定義されている。 市民薄明(常用薄明) Civil twilight 太陽高度-50分~-6度。 まだ十分に明るさが残っていて、 明かりなしで屋外で活動ができる明るさ。 航海薄明 Naval twilight 太陽高度-6度~-12度。 海面と空との境が見分けられる程度の明るさ。 天文薄明 Astronomical twilight 太陽高度-12度~-18度。 太陽からの光が完全になくなり、 6等星が肉眼で見分けられるようになる明るさ。 Wikipedia:薄明 |
じつはこの薄明の時間の長さは、緯度によって違ってくるそうで
日本なら、北にいけば行くほど、市民薄明の時間も長くなるのだそうです
たとえば夏の北海道では夕食後も空が明るい、らしい
ほへー 明るい時間の長さって 日の出と日没だけで決まるんじゃないんだ~と
新たな発見だったのでした
ちなみに本日の宇都宮の場合
日没 16:25
市民薄明 16:53
航海薄明 17:26
天文薄明 17:57
というわけで
真っ赤な夕焼けは 5時には終わり
6時過ぎには星空が始まっていたのですよ
weather underground.com
上記の宇都宮の時間はこのサイトから知りました
興味のある方はここをクリックして
左上の「(地名を英字で入力してください)」のところにお住まいの県庁所在地などの地名を入れて検索してみてくださいませ
天文観測の楽しい時期なんですよね。
今年はいい時期が満月と重なるので…
といいつつ、冬至が待ち遠しくもあります。
明るくなる時間が少しずつでも早くなっていく、
あの、朝のうれしさを思うと…
極大が近いのは昨日だと思い込んでいた私は、友人を巻き込んで昨夜見に行ってしまいました。
オリオンさんも手足とベルトと剣以外何も見えないほど、月が明るかったです。
冬至はうれしいですよね。寒くなっても、日がのびてゆくのを見て許せる気になるというか(笑
そうそう。流星は、来年1/3のしぶんぎ座を本命にして楽しみにしていますよ。
地名入力やってみました!(県庁所在地)
出ました、出ました^^
すごいですねぇー。
早速「お気に入り」に登録です(笑)
12/22頃に今度はこぐま座流星群もあるので、それも眺めてみたいな、と思っているところです。
年が明けてからのしぶんぎ座流星群も楽しみですね^^
こぐま座は、大物狙いで明るいのが見られるといいですね♪