地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

鳥居観音

2010-09-11 23:59:21 | ☆埼玉の散歩みち
緑に囲まれたこの周辺は、自然郷と言うのにふさわしい地です。

小殿のバス停で下車し、川向こうの道へ渡ると「鳥居観音」の本堂です。


2010.8.21 



今日も暑い一日です。
5月には同じくここを出発点として、竹寺、子の権現を廻りました。

バス停近くの自販機で、スポーツドリンクを購入して水分を補給しながら臨みます。

程なく「鳥居観音」が見えてきます。










「鳥居観音」は、平沼弥太郎氏が母を弔うために観世音菩薩を彫り、白雲山の観音堂を建て安置したのが起こりなのだそうです。
白雲山全体が鳥居観音の境内となっています。

本堂でお参りした後、観音様を目指します。
入山料を支払って、徒歩で登る道を行きます。







観音様に行くには、車の道を行くほうが時間も短く楽そうですが、徒歩道のほうが、色々見所が多いようです。







石段を登っていくと「仁王門」に出迎えられます。







勇ましい形相をした、二体の仁王尊像は、3mのヒノキの霊木を使い、10年余りの歳月をかけて造られたそうです。


仁王門をくぐり、さらに進んで行くと鳥居観音の旧本堂、「恩重堂」があります。
開祖平沼弥太郎の母・志げの観音堂を建てるという遺言を実現しようと最初に建てたお堂なのだそうです。
現在は「恩重堂」として父母の像が安置されていました。
当初は母のために最初に彫った、鳥居観音の本尊である「聖観世音菩薩」と「梵天」、「帝釈天」が安置されていましたが、現在では本堂に祀られているそうです。







更に進んで行くと、雑木林が開けた場所に出ます。
その右手に、地球の形をした台座に白い観音像があります。
「平和観音」です。







環境汚染が広っている事を嘆いた平沼弥太郎氏が、天地自然と共に人類の繁栄を祈念して作ったものだそうです。







「平和観音」から山道を進んで行くと「玄奘三蔵塔」に辿り着きます。
玄奘三蔵法師の分骨が祀られています。







「納経塔」は、ガンダーラ遺跡から発掘されたものを参考に、「玄奘三蔵塔」と「救世大観音」の中間の面白岩に建立されました。
一万体観音のための一万巻の般若心経を始め、多数の写経が収められているそうです。
ここまで来ると、「救世大観音」は目の前に見えてきます。







ここで、歩いてきた道を振り返ると、







左手に「平和観音」が見えています。
結構歩いて来たなあ...。








麓から一時間以上かけてようやく「救世大観音」に辿り着きます。







ちょっとだけ休憩してから、観音様の中を見学します。
観音様は上まで登ることができます。
ちょうど首の所に出ることができます。







らせん階段は、段々狭くなっていきますから、最後の方は狭くて大変でした。
結構な高さがあるので、登るのはかなり大変です。
苦労の甲斐あって、中々良い眺めです。

観音様の前には、ベンチが置いてあります。
飯能駅の近くのコンビニで買ってきた握り飯とスポーツドリンクで昼食にします。
でもあると、今日のような猛暑日には最高なんですが...。
でも景色の良い中で食べるのは良いもんです。
プラスαで美味しくなるような気がします。

お腹も満足したので、今度は車の登山道を通って下山します。







「大鐘楼」です。
五角形の五本柱という珍しい(?)形です。(おいらがあまり見かけた事がないという意味です)
高さ11mあるそうで、かなり大きなものです。







「玉華門」です。
「玄奘三蔵塔」からちょうど真下100mほどのところに建立されています。
柱には狛犬のレリーフが施され、柱の上は二層の唐屋になっており、棟先に竜を配し、下り棟と欄干には鬼、軒先に鳳凰の彫刻がなされています。
実に立派な門です。

本堂の前まで戻ってきます。
約1時間半の散歩でした。疲れを感じる間もなく、本堂近辺を散策します。











水掛観音を見つけました。
自分の体の悪い所に水を掛けると、治るのだそうです。
早速自分の悪い所に水を掛けます。

まず、バスケ時代の古傷の左膝と腰。
やっぱり歩き疲れているから、両足。
少年野球時代に壊した右肩。ついでに左肩。
最近首が凝るよなあ。
おいら頭悪かったっけ...。
顔も良くない...。

結局こうなりました。






全部じゃん




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