地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

国宝 彦根城

2010-03-28 11:34:05 | ☆攻城戦
彦根城は、江戸時代に滋賀県彦根市金亀町にある彦根山に、鎮西を担う井伊氏の拠点として置かれた平山城です。
山は「金亀山」との異名を持つため、城は金亀城(こんきじょう)ともいうそうです。
多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城でした。


2010.2.7 



彦根入りは6日の夕刻でした。
吹雪の彦根城の様子は既に記事にUPしたとおりです。
ライトUPされた彦根城の石垣は、こんな感じでした。







画像では分かりづらいですが、深々と雪が降っています。
翌日は寒かったのですが、とても良い天気でした。



彦根城は、国宝の天守、附櫓(つけやぐら)および多聞櫓(たもんやぐら)のほか、安土桃山時代から江戸時代の櫓・門など5棟が現存し、国の重要文化財に指定されています。



いろは松の通りから、表門方向へ進んで行きます。












中堀の水面に映された空の色は、真っ青でした。
昨日と打って変わって良い天気です








『佐和口多聞櫓』








佐和山城から移築されたらしいです。
彦根城には、他城から移築された建築物が多く現存しています。

『佐和口多聞櫓』の側には、『馬屋』があります。







城内に残されている『馬屋』は彦根城だけだそうです。
重要文化財です。



『表門橋』








表門に続く内堀に架かっています。
ここを渡って「入城料?」を払います。
右手には『表御殿』(彦根城博物館になっています)があります。







今回博物館の見学は遠慮して、表門から天守に向かって、表坂と呼ばれるやや急な坂を登って行きます。







途中振り返ると、かなり急な坂道だった事が分かります。
ちなみに、赤いジャンバはスタッフの方々です。
8:30からの開園と同時に入場しましたが、スタッフ方々全員が「おはようございます。ようこそいらっしゃいました」と声をかけてくれました。
とても気分が良くなりました。




『堀切』






敵が侵入した時は、この橋を落として左右の櫓から迎撃する構造となっているそうです。




『時報鐘』






「時の鐘」とも言うのでしょうか?
ちょうど9時に鐘を突くと言うので、数分間そこで待っていました。







力強い鐘の音を聴いたあと、更に坂道を進んで行きます。







『天秤櫓』






両隅に二階建ての櫓があり、中央で門が開く構造になっています。
見た目が「天秤」のような形をしている事から名付けられたそうです。
長浜城から移設されたという説があるそうです。



『太鼓門櫓』






本丸への最後の関門です。
太鼓を置いて城中へ合図をしたことからこの名がついたそうです。
ここを過ぎると、いよいよ天守閣です。

















城攻めを始めてからの念願だった『彦根城』
この時期に来た事で、吹雪と冬晴れの二つの顔を観る事もできました。
思い描いていた姿よりもちょっと小振りでしたが、国宝の彦根城は威風堂々とした姿でした。













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