NNA ASIA
2024年3月15日
米調査会社DSCCは、折り畳みスマートフォンのブランド別世界シェアで、2024年第1四半期(1~3月)に華為技術(ファーウェイ)が韓国サムスン電子を抜いて初めてトップに立つとの予測を示した。ファーウェイは新機種を相次いで投入し、シェアを広げている。
ファーウェイは「Mate」シリーズの「X5」や「Pocket2」といった新機種が好調で、新製品の投入が少ないサムスンを追い抜く見通しだ。ファーウェイの販売好調を背景に、世界の24年1~3月の折り畳みスマホ市場は前年同期比2倍に伸びるとの見方を示した。
第2四半期(4~6月)も同様に、ファーウェイが世界首位になるとみている。
24年はファーウェイととともに、低価格ブランドの栄耀終端(オナー)が折り畳みスマホの世界シェアを伸ばすとも予測した。
24年1~3月に出荷される折り畳みスマホは25種類となり、通年では27種類となる見通しだ。ファーウェイは24年に少なくとも2種類の新機種を発表し、オナーや聯想集団(レノボ・グループ)傘下の米モトローラ・モビリティ(MOTO)、サムスンの各社も機種を刷新する見通しだ。
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