すんくじらなブログ

日常を綴ってます
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近所の山中で彷徨う

2019年07月22日 | 日記
動物病院の帰り道。
以前「抜け道」と聞いていた道路にさしかかり、
思いつきで行ってみました 


山の中に喜入から指宿に向けてキレイな農道が整備されていて、
気持ちよく走っていたらすぐに知っている道に抜けました♪
でも、このまま知っている道を進むと「近道」ではなくて
「迂回路=遠回り」になる。
ここから自宅までどの道を通ったら最短になる?などと考えた。

昨年車を買い換えたせいか、以前はなかった道がナビに表示されていたので
適当に良さそうな道を進んでみる。
ここまでは楽しかったのです。

広くてキレイな舗装道路を進むとこれまた立派な道路標識が現れました。

↑池田湖 ←山川

私は山川に行きたかったのです。
でもナビには ←山川 の道が表示されていません。
でも!もしかしたら山川に向かって道があるかも!と期待してハンドルを切りました。

その時のナビ画面と景色がコレ




舗装されてますが、ちょっと古い感じ。。
かなり前方に軽トラが走ってるので通れるだろうと進みました。



進むほどに舗装の剥がれがひどくなり、草木が道路に迫り、
こんなところに行き着きました。
黄色い車止めの先は砂利道です。


先の軽トラはこの隙間を進んで行きましたが、
私の車はちょっと幅広で車高が低い。

これ以上進む勇気がなくてここでUターン。
池田湖と鰻池の間を南下できれば自宅にかなり近くなるのに。。



結局、標識まで戻って池田湖周りで帰りました。
景色良いからいいですけどね。
20分のロス 



「抜け道」は「近道」じゃないんだ 




それぞれのお別れ

2019年07月17日 | ワンコの話
先月・今月と巣立った子の訃報が続いています。
みんな15才を超えていました。
これ以上なく大切にしていただいて私からは感謝の言葉しかありません。


先ほど、成犬になってから里子に出たサンゴちゃんの里親さんからお電話があって、
状態が悪いとのこと。
今朝、急に具合が悪くなり受診したのですが長くないと言われて帰宅して、
今は起き上がることもできなくなっているそうです。

11年前、先住犬が亡くなった翌日に、その子と同じブラックタンの子がいたら譲って欲しいと真っ赤な目でお願いされてサンゴをお譲りした経緯があります。
里親さんがどれほどサンゴのことを可愛がっていて、
どれほどサンゴが里親さんを好きかよく知っています。


里親さんは何もできないことに耐えられずにお電話くださったのだと思うのです。

声を震わせながら
「16年なら長く生きたよね?」
「以前の子と同じところに土葬したいんだけどいいだろうか?」
「まだ亡くなっていないのにこんなこと考えてすみませんね。。」
とお話されました。

手の施しようがなくて、見ているしかない時間の辛さはよくわかります。
仕事や日常生活で避けられない都合があれば看取ることさえ難しくなります。
最期を待っているような感覚に罪悪感さえわいてきます。

 亡くなってからのことを考えるのは当たり前のことですよ。
 いつもと同じ空気の中が一番安心できるはずですから
 お家でお二人と一緒に過ごせたらサンゴは幸せだと思います。

そんなことくらいしか言えませんでしたが、
本心でそう思うのです。。