ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-07-12 13:53:09 | TV・コミック・映画
7月11日は、選挙、ワールドカップ、と盛りだくさんでしたが
今週も見ました、龍馬さん。

「武市の夢」
タイトル通りの内容で、また感動的な回でした!


「上士も下士もなくなるなんて、ありえない
と思っとったが、大殿さまがここで、わしと
同じ地べたに座っておられた。
そんな日がくるとは、夢にも思わんかった。」

あれほど、嫌われ、疎まれながらも
侍としての生き方を通す為
忠義を尽くしてきた
武市くんにとって、容堂公の言葉は
それだけで、今までの積恨が
溶けてしまうほどのものでした。


また、富さんとの夢。

果たせなかった妻との約束を
来世で願い、最期まで妻を気遣います。



そして、龍馬さんに託した夢。

「日本の国を異国から守り、この国を
変えてくれや。」

自分は容堂公に武士として切腹する事を
賜り、土佐の地で終わる。

攘夷と土佐への忠義の板挟みで
日本を守るという志が果たせなかった
思いを龍馬さんに託すのです。


龍馬さんが、出勤中の弥太郎を押さえ込んだ時は
え?また、前回のような活劇パターン?
と思いましたし、そんな易々と
牢に忍び込めんやろと突っ込みましたが、
あの、3人での最期のシーンがなかったら
今後の弥太郎も、龍馬さんも
なかったわけですね。


武市くんの壮絶な生き方を
目の当たりにしているからこそ
彼から託された夢の重さを
心底、受け止めた龍馬さん。

今までは、
薩摩が・・・長州が・・・幕府が・・・と
心のどこかで
「国を変えるのは、もっと大きな組織」と
思っていたのが

「わしがやる!!」

と腹をくくったのでしょう。

また、弥太郎も同じ思いから
上司の顔色を伺う役人から
ふてぶてしい実業家へと変わって
いくのですね。


(日本の夜明けは近いぜよ、わん)

最期に印象に残ったのは、
容堂公のあのシーン。

武市くんに問います。
「わしに何をして欲しいがや?」

生き惑う容堂公は
自分に似た生き方しかできない
純粋で不器用で激しい男に
すがる思いで
「自分はどうすればいいのだ!?」と、
答えを求めたように思いました。

しかし、期待した答えではなく
それでも、大殿として最高の名誉を
贈るのです。

この時、近藤正臣はアドリブをしたとか。
そのインタビューはこちら

さて、今回はもう目一杯、お腹いっぱいで
慶喜の事は書けませんでした。

次回からは長崎だし、ますます
慶喜登場、少なくなりますね

でも、龍馬さんの活躍楽しみ~

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