Prologue

海外出張で食べたご飯の感想を書いてます
普段はただのランチ日記です
中断してた海外出張生活が3年ぶりに再開になります

原付北海道横断1800キロ 第四夜

2010-08-16 22:51:33 | Weblog
8/3 火曜日
釧路から羅臼へ

朝7時過ぎに、目が覚めると、スカブおじさんはすでに出発。
R6の人は朝日を見に釧路湿原に行ったらしい。
外は曇り、というかすごい霧。

CBRの人と、今日どこ行くの、霧多布とか世間話をしていると
R6の人が帰ってくる。

昨日ライハのおばちゃんに洗濯してもらって干しておいた着替えが
まったく乾いておらず、着るものがない。
(しかもすすぎが不十分らしく、洗剤が白く浮き出てる)
裸でジャケットを着るわけにもいかず、生乾きの長袖Tシャツを着て
8時過ぎに出発。

今日の予定は、納沙布岬を見て、釧路でエスカロップを食べて、
野付半島を見物してから羅臼泊、という無謀な行程。
とにかく44号に乗って東に進む。

9:43
浜中町のホクレンで本日1回目の給油。

給油してしばらく進むと、霧多布は右折の看板が目に入る。
まだ朝早いし大したコースオフでもないので、急遽気まぐれで
霧多布に行ってみることにする。
昨日の二人組が霧多布に行くと話していたのも
行き先決定に影響したかも知れない。
踏み切りを渡った所で、ナビを霧多布岬に設定。
コースオフの時間をできるだけ短縮するため、全開で飛ばす。

岬が近づくにつれて霧が濃くなってくる。さすが霧多布。
交差点を左折して橋を渡って街中に入り、突き当たりを右折。
山道を回り込むように上って左折。
牧場の中を駆け抜けると、その先にキャンプ場。
そしてその向こうが駐車場。
駐車場には札幌ナンバーの軽自動車と、VTRと思われるバイクが一台。
駐車場にアドレスを停めて、岬の先までナビを見ながら歩いてみる。
風景を写真撮影しながら、岬の先端へ。これ以上立ち入り禁止のところまで行ってみる。
ナビで現在地表示すると、たしかに岬の先端付近まで来ているのが確認できた。
札幌ナンバーの軽自動車の夫婦が近くにいたので、写真撮影をお願いする。
彼らもこれから納沙布に向かうというので、また会うかもしれませんね、と
話をして別れる。

アドレスのところまで戻り、ナビに北方館の電話番号を打ち込んで行き先設定。
ナビの示す通り来た道を戻ると、44号まで戻らず、142号経由で根室に向かうルート
が表示されていることが判明。
0円マップを見ると、44号はこの先「ねずみ」多発地帯なので、
ナビ通り142号で進むことにする。
後でわかったことだけど、142号はツーリングマップルではおすすめルートとして
記載されているらしい。
牧場の中の軽いアップダウンとワインディング、そして長いストレート。
何より、すれ違う車が一台もなく、流れをせき止めるトラックも走っていない。
完全貸切状態でツーリングを満喫。

1時間程度で根室に到着。昼時だが、岬を見てから食事にしたいので、先を急ぐ。
ガソリンも根室から岬への往復分は残っているように見えたので、後で給油する
ことにする。
行きは太平洋側の表ルートを選択。
途中でオドメーターが4000kmを超えたので、記念撮影。

納沙布岬に着くと、たくさんの観光客が看板や灯台の前で写真を撮っている。
観光客をつかまえて、写真を撮ってもらい、おみやげ屋を見物。
てっぽう汁がおいしそうだけど、このあとエスカロップを食べる予定なので我慢する。
カニ1杯が3000~5000円くらい。サイズのわりに値段が高いので、これも買わず。
根室駅からタクシーでカニだけ買いにここまで来たと思わしき男性が、
カニを買って急いでタクシーに乗りこむのを見る。

北方館で望遠鏡から北方領土を見て、視察証明書なるものをもらう。
北方館を出て左奥にあるでかくて茶色のアーチ状の建造物と何とかの火の写真も撮る。

帰りは裏側ルートを選択。車がいないので、快調に飛ばしていくと、先ほどの
タクシーが道の真ん中で止まっている。何かを見物している様子。

お腹がすいたので、エスカロップに急ぐ。
0円マップにどりあんという喫茶店が載っているので、そこに向かうと本日閉店。
もう一度0円マップを開いて、急遽、薔薇という喫茶店に向かうとこちらはOK。

マル特にしようか迷ったけど大盛すぎるので、カツとエビフライのミックス
エスカロップを注文。
エスカロップはバター炒めご飯の上におかずが乗っている根室の名物料理。
テレビの県民ショーでも紹介されていた。
味はおいしかったが、思った以上に油っぽく胃がもたれた。

14:02
食事をしてすぐ、本日2回目の給油。
薔薇で見たオフ車乗りも同じガススタで給油してるを見かける。

44号を西に向かい、厚床から北上。
244号の海沿いを飛ばしまくって、野付付近まで来る。
しかし、この時点ですでに15時。
知床泊を考えると、野付崎まで行くとタイムロスが大きすぎるので、
今回はあきらめることにする。

15:35
標津町のセイコマで休憩。
のどの乾きを癒すとともに、軽く夕食の食料も調達。

15:52
標津町で本日3回目の給油。

16:30頃
羅臼着。とにかく早くテントを張りたかったので、
一番近い羅臼町立キャンプ場に向かう。
キャンプ場に付くと、バイクが2台、車が3台まっている。
お金を払うため窓口に行くが開いていない。
どうして良いかわからずうろうろしていると、バイク乗りと
思われる人が近づいてきて、管理人は明日の11時にならないと
来ないと教えてくれた。
とりあえず、急いでアドレスから荷物を下ろしてテントを建てる。
今回のツーリング用に買った真新しいテントで慣れていないので、
四苦八苦しながら1時間くらいかかってテントを設営する。

汗だくになってテントを張ったので、風呂に向かうことにする。
行き先は熊の湯と初めから決めていた。
国道まで降りて、峠の方へ進むと、羅臼温泉野営場の真向かいに
熊の湯が見えてくる。
川を渡って、小屋を右から回りこむと、男湯の脱衣所。
有名なだけあって人が多く、ロッカーが空いてない。多分20人くらい。
10箇条を読んで、体を洗ってから湯船に入る。
色々なブログでここは熱くて湯船に入れないとか書いてあるので、
覚悟して入ったが、観光客が多いせいか、うわさほど熱くなく
良い湯加減だった。

帰りに熊の湯の看板の前で写真を撮っていると、写真を撮ってくれ
と男性が近づいてくる。こちらも撮ってもらい、話をしながら駐車場へ。
アドレスを見てこれで来たのかと驚かれる。
どこに泊まっているのか、という話になり、羅臼町営でキャンプだと言うと、
その男性もまったく同じだとのこと。
じゃ後で、ということで、その場では別れる。

来た道を戻る途中、キャンプ場で見た2台のバイクが
峰の湯の駐車場から出てくるのを発見。
これから食材を買いに行くというので、同行することにする。
近くのスーパーで食材を買い、セイコマでアルコールを調達。
キャンプ場に戻って、3人で酒盛り。
お互い自己紹介。TakeさんとSumuさん。
炭火でバーベキュー、バーナーで野菜も煮る。
すると、先ほど熊の湯で会った男性も参加。
彼は教員で、釣りのために毎年北海道に来ているとのこと。
今日の釣果は、と聞くと、リリースしたのでない、だって。

とりあえず今日は走りすぎて眠いので、適当に切り上げてテントへ。

本日の走行距離 330km