豆腐・豆乳は、美容と健康にかかせない食材。
きょうは、このふたつについてご紹介しましょう。
「畑の肉」と言われている豆腐・豆乳の原料、大豆は、
大豆イソフラボン・大豆サポニン・大豆レシチンなど注目の栄養成分を含んでいます。
他にもリノール酸、リノレン酸、オリゴ糖、
ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル類などの栄養素がバランスよく含みます。
「大豆レシチン」は、女性には嬉しい若返りの効果があります。
新陳代謝を促進する機能があるので、
細胞から老廃物を排泄させて若さを保つ作用を持っています。
ビタミンAやEなどの脂質性の物質の吸収も高めてくれるのです。
この大豆レシチンが不足すると、新陳代謝が悪くなり、
美容・健康面に不調がおきやすくなって、
美容面では肌のツヤがなくなりくすみやシミができやすくなったりします。
肥満対策や脂肪過多症にも効果があります。
また、レシチンは脳の栄養素とも呼ばれ、
記憶力向上や痴呆症予防にも効果があるといわれています。
体内で生成されるレシチンの量は加齢とともに減少していくのです。
「大豆サポニン」は、嫌われ者の活性酸素から体を守ってくれます。
強い坑酸化作用や過酸化脂質の生成を抑える作用があり、
お肌の老化防止に効果があるといわれています。
また、コレステロールの吸収を抑えて分解する働き、
血中コレステロールの低下作用があり、中性脂肪の低下に効果があります。
「大豆イソフラボン」は、美白作用や保湿力を補う効果があります。
また、シワができる過程をイソフラボンが抑制します。
他にも生理不順の改善や生理痛の緩和の効果もあり、
女性らしい体を作るのでバストアップにも効果的なんだとか。
豆腐には、ビタミンＥ・Ｂ１・Ｂ２・ナイアシンも豊富。
このナイアシンは、皮膚や胃腸の調子を整える効果があります。
ビタミンＥは血行をよくする作用があるので、
老化の原因でもある過酸化脂質の合成を抑えてシミの予防ができます。
豆乳には、健康な肌を保つための要素がぎっしりつまっています。
豊富に含まれるビタミンB群は、肌荒れや吹き出物を防ぎ
ビタミンEの効果で血行を促進、オリゴ糖で便秘も解消します。
血液中のコレステロール、中性脂肪などを減らし、
体脂肪を減少させてくれますのでダイエットにも効果があります。
また、美肌だけではなく、
肌に塗るとムダ毛が目立たなくなるという効果もあるのです。
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