今シーズンの戦力評価グラフです。移籍等は全く考慮してませんので、信憑性に若干欠けます。
特に、富山のリバウンドは#1カマラの分がごっそり抜けてるので、ホントはもう少しいい数字なんでしょうけれど。
ホントはこの企画、今年はどうしようかとも思ったんですが(と言うのは、ウエストの試合をほとんど見てない、VSアパッチは2試合だし、アウェイのみのカードは見なかったし。福岡は一試合通しで見る事が有りませんでしたorz)まあ、ワシの日記帳代わりの忘備録的な意味で書きます。なので、イロイロ突っ込まれると厳しいですorz。
ちなみに、賢明なブースターはとっくにお気づきでしょうが、今年の各カンファレンスのホーム&アウェイ各4試合て言うのは、6チームでスタートした年の組合せと同じです。で、今シーズンはそこに12試合上乗せした形になりました。なんか、のどかの時代の初年度も懐かしい・・・
■仙台89ERS シーズン(31勝21敗 3位) プレイオフセミファイナル2敗
HC 浜口 炎
OUT:ニック・ダウィッツ、ライアン・ブラックウェル、パトリック・ワーティ、近藤雄治
IN:志村雄彦、ジョー・バーバー、ラシャード・タッカー(シーズン中OUT)、クリス・ホルム、ロドニー・ウェブ(シーズン中・富山→)、ジョシュ・ペッパーズ(シーズン中・浜松→→)
・日本人選手の入れ替えはほぼ無いまま、外国人選手は大幅に入れ替え。戦術は浜口HC肝いりのモーション・オフェンスで今シーズンも高い勝率を残しました。
・にもかかわらず、シーズン初めにもたついたのは、バスケットIQが高くどこでもこなせるダウィッツとブラックウェルの穴が思うように埋まらなかったことに尽きると思います。バーバーもタッカーもインサイドでの強みを発揮できるプレイヤーじゃなかったのが若干の誤算。ウェブが入ってからは、いいバランスのチームになりました。
・シーズン開幕時にウェブ、ペッパーズと言った選手と契約できてればあるいは1位通過もあったかもしれません。
・顕著だったのはインサイド。ホルムに掛かる負担が大きすぎたように思います。やっぱりウェブがもう少し早く来ていればとも思う所もあったんだろうけど、もともとは富山の選手だったわけですし・・・
・PGはシーズン当初は志村がスタートでしたが程なく日下に戻しました。志村の持つアグレッシブさは控えからの方が効果的と言う判断だと思います。流れを変えるにはああいうタイプのプレイヤーが絶対必要です。
・モーションオフェンスに関しては、どうなんでしょう。ワシ自身はそろそろ限界かなと思います。特に、1on1の強い選手がいる場合は、その選手の特徴を殺しかねないようなそんな気がしてます。来シーズン以降のオフェンスの変化に期待したいです。
■新潟アルビレックスBB シーズン(24勝28敗 4位) プレイオフセミファイナル1勝2敗
HC:広瀬 正也
OUT:ロドニー・ウェブ、アンドレ・スミス、アンドリュー・プレストン、佐藤公威、藤原隆充、寺下大基
IN:竹野明倫、水町亮介、ブレット・グラビット、ドクン・アキングベート、カルバン・チットウッド、エマニュエル・リトル(シーズン中IN)、アントニオ・バークス、ポール・ビュートラック(シーズン中IN)、斉藤崇人、小松秀平、カルム・マクリード(シーズン中IN・OUT)
・今年は、大幅に入れ替わりましたね。チームの顔ともいえる、藤原・佐藤公威がチームを離れ、残ったのが、長谷川、小菅、池田の3人。外国人選手も総入れ替えでした。
・これだけ入れ替えがあると正直チーム作るのは至難の業だったと思います。昨シーズン辺りから、入れ替えが激しくちょっと迷走してる感じは実はしてます。
・今年の新潟を救ったのは、竹野でしょうね。竹野自体もシーズン初めと終わりでは比べるべくもなく上達していきました。いずれリーグの顔になるべき選手です。
・来シーズンはよくわかりません。今シーズンのメンツをどれだけ残すか、どれだけ切るかでまた話が全然違ってきますので。
■埼玉ブロンコス シーズン(19勝33敗 5位)
HC デービット・ベンワー
OUT:ゴードン・ジェームス、ジェームス・デービス、アンドリュー・フィーリー、ママドゥ・ディオウフ、村上和之、酒井ローレンス・アーロン
IN:レジー・ウォーレン、スティーブ・ホーン、アイザック・ソジャナー(シーズン中→高松)、アントワン・ブロキシー、ダリル・ヘップバーン(シーズン中OUT)ユェン・オースティン・リー(シーズン中IN)、浅野崇史、北向由樹、高橋昌史、稲垣敦、寺下大基、椎名雄大
・シーズン開幕5連勝を果たしましたが結果、例年通りの位置に落ち着いてしまいました。確かに、エースリバウンダーとビッグマンがいなくなりましたけど、今年のメンツも遜色ないメンバーだったと思います。
・寺下が新潟時代と比べてプレイタイムが増えたせいもあるのでしょうが、存在感が出てきました。来シーズンは、清水、北向、寺下、庄司、日本人のタレントも十分だと思います。
・埼玉のどんな状況でも自分たちのバスケという方向性は間違ってないと思うし、100点負けをしない埼玉はそんなに弱いチームではないと思います。じゃあ、何故?って言われると、ワシの思う所を言わせてもらうならば、多分負け癖がついちゃってるんだと思うんですよ。その根っこにある部分が何なのか、新任の福島HCはかなり口が悪い人みたいなので、とにかく勝つのは自分たちだという思いでバスケットをやって欲しいです。そろそろ、ブースターとポニグリ、チアリーダーズにお礼をしなきゃいけないんじゃない?
■富山グラウジーズ シーズン(11勝41敗 6位)
HC:福島雅人→根間洋一→石橋貴俊
OUT:ロビー・ジョイナー、チャズ・スパイサー、ジャマー・ブラウン、ジェラルド・キャノン、呉屋貴教
IN:水戸健史、マリオ・ジョインター、ロドニー・ウェブ(シーズン中→仙台)、ババカ・カマラ(シーズン中→高松)、テレンス・ウッドヤード、吉村隆宏、西垣仁貴、比留木謙治(シーズン中福岡→)、宍戸治一、ジェロッド・ワード(シーズン中)
・迷走しましたね、今シーズンは。突然のHC解任劇から始まって、MCからHCに立場を変えたHC石橋にとっては何とも複雑な思いのシーズンだったと思います。バスケのHCって言うと、単なる指導者じゃなくプロデューサー業も兼ねてますから一筋縄ではいかないと思います。他に、手も無かったかもしれないですけど、この成績はHCだけの責任では無くもはやチームに関係した全ての人の責任だと思います。それでも、チームを見捨てなかったブースターには頭の下がる思いです。ワシだったら間違いなく心折れてます。
・昨シーズンも開幕を僅差で落して、勝った仙台はシーズン1位、負けた富山は最下位と大きく差がついてしまいました。今シーズンも、ジョインターがいきなり開幕戦でシーズンエンドの大怪我で躓き、ウェブ、カマラと言った所がシーズン半ばで他チームに移籍してしまいました。開幕時はワクワクする選手層だったのに、ホントに残念です。
・来シーズン、どういう戦いをするか。3度目の正直ですね。
■浜松・東三河フェニックス シーズン(36勝16敗 1位) プレイオフCファイナル敗退
HC:中村和雄
OUT・IN省略
・まあ、なんて言うか鳴物入りで入ってきていきなりリーグをひっかきまわしましたね。エリス・ガーデナー・ペッパーズを早々に引き抜き、エリス・ガーデナーは早々にカット。まさかの、ザーンもカット。
ガーデナー、ミンミン以外の外国人選手は入れ替えました。正直、長嶋方式はあんまり好きなやり方じゃないですが勝つためには仕方のないところなんですかね。
・多分、ガーデナーを獲得することになった辺りから、チームプランは修正を余儀なくされてるはずです。ガーデナーの代わりに来るはずだった、バーノン・ハミルトンは、NBDLに行きました。もし、PGにガーデナーがいなかったら、多分全然違うタイプのチームになったと思います。
・目玉は何と言っても236cmのスン・ミンミン。でも、でかいだけじゃ通用しないって事、骨身に染みたんじゃないでしょうかね。
・来年はまた全然違うチームになってくると思います。目が離せません。
■東京アパッチ シーズン(33勝19敗 2位) ファイナル 敗退
HC:ジョーブライアント
IN:ジュリアス・アシュビー、ティッゾ・ジョンソン、矢田公作
OUT:信平和也、ディーン・ブラウン、イー・ジョンジュン
・大きくはメンツを変えてこなかった東京。シューターのイーを切ってアシュビー、ジョンソンを獲得。
チームの方向性としてはほぼ変化が無かったです。
・そんなわけで、3Pの成績はかなり悪くなりました。誰もがそこそこ入る感じの東京の3P陣。個人的にはピュアシューターがとっても欲しい。
・戦術がらみは別エントリーでやります。
・3シーズン続けての悔しい思い。来シーズンこそは、真中に立ちましょう!
そんなかんなで、イースト編。ウェスト編・・・・正直かけるかどうか分かんないです。
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