鳩山由紀夫首相は、資金管理団体「友愛政経懇話会」の“故人献金”の問題が未決着のままで、小沢一郎民主党幹事長も、秘書の政治資金規正法違反事件の公判を控えるなど、新政権は「政治とカネ」の問題を抱えている。
鳩山首相は6月の記者会見で、平成17~20年の4年間の収支報告書に、故人を含めて実際に献金していない約90人から193件、総額2177万8000円の個人献金を受けたとする虚偽の事実を記載していたことを発表。鳩山首相は「実務担当の秘書が一人でやった」と自身の関与を否定し、献金の原資は鳩山首相本人の資金だったと説明した。
だが、市民団体が7月、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪でこの秘書(解任)と別の秘書に加え、鳩山首相本人を東京地検特捜部に告発。特捜部は今後、関係者の事情聴取を進めるなどして、立件の可否を判断するものとみられる。
また小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の政治資金規正法違反事件は、公判前整理手続きのための三者協議がすでに始まっており、公判では、検察側が主張する小沢氏側の「天の声」がどこまで立証されるかが注目される。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090917/crm0909170159000-n1.htm
鳩山首相は6月の記者会見で、平成17~20年の4年間の収支報告書に、故人を含めて実際に献金していない約90人から193件、総額2177万8000円の個人献金を受けたとする虚偽の事実を記載していたことを発表。鳩山首相は「実務担当の秘書が一人でやった」と自身の関与を否定し、献金の原資は鳩山首相本人の資金だったと説明した。
だが、市民団体が7月、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪でこの秘書(解任)と別の秘書に加え、鳩山首相本人を東京地検特捜部に告発。特捜部は今後、関係者の事情聴取を進めるなどして、立件の可否を判断するものとみられる。
また小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の政治資金規正法違反事件は、公判前整理手続きのための三者協議がすでに始まっており、公判では、検察側が主張する小沢氏側の「天の声」がどこまで立証されるかが注目される。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090917/crm0909170159000-n1.htm