現地時間12日にハイチで発生した大地震について、08年に四川大地震を経験した中国でも大きく報じられている。被害状況、ハイチの国情、国連や各国の対応のほか、中国が派遣した「中国国際救援隊」について「世界に先んじて救助の手を差し伸べた」とする記事が多数掲載された。
「人民武警報」は、北京時間午後8時半に60名の隊員からなる中国国際救援隊が活動を開始、北京からカナダ・バンクーバー経由でハイチに飛び立ったと伝えている。
中国国際救援隊は「国家地震災害緊急救援隊」とも呼ばれ、2001年4月に設立された。兵士、地震専門家、医療従事者からなるチームで、地震災害や建物の崩壊によって生き埋めとなった人々の捜索、救助を主な任務としている。これまでに14回の国内外の災害救助を行っているという。09年11月には国連の「ヘビーレスキュー」資格を取得、今回が資格取得後初めての国外救助活動となる。
配置での地震発生の知らせを受け、同チームでは速やかに救助隊員や救助犬、外科・整形外科・麻酔科・心臓内科の専門家を配備、高温多湿の地理条件を鑑みて400万元(約5200万円)相当の医療機器・薬品を用意した。また、08年の四川大地震に多数発生した挫滅症候群(クラッシュ・シンドローム)の診療に重点を置いた準備もされたという。
中国新聞網は同チームを「海外災害救助の急先鋒」と形容した香港メディアの『大公報』の記事を引用し、その様子を伝えている。
中国網に掲載された評論では「アメリカ・フランス・カナダなどの首脳がハイチに対して何らかの支援を行うと発表したのと同じ時間に中国は救援隊の出発を発表した」として、「真っ先に手を差し伸べたという感覚を人々に与えた」「中国が真っ先に実力ある救援隊を現地に派遣したことは、中国の並々ならぬ国際人道主義精神を表している」と評価している。さらに、大国というものは「土地の大きさ、経済、技術、軍事力だけでなく、平和を守ることが重要である」とし、今回の支援が平和維持活動、アフリカ支援、排ガス問題での働きかけとともに「責任ある大国としてのイメージが再度顕示された」と論じた。
また、中国は国連の要請により04年9月から7度にわたってハイチに平和維持部隊を派遣しており、08年11月には首都ポルトープランスの学校崩壊事故の救助活動で活躍し、大統領から勲章を受けていた。地震発生時には125名の隊員が現地に滞在しており、そのうち8名が建物の下敷きとなり10名余りが行方不明になっていることも合わせて大きく報じられている。(編集担当:柳川俊之)
サーチナ 2010.1.14 13:10
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0114&f=national_0114_007.shtml
※言わんこっちゃねぇwww調子づいてるじゃんシナが。
※でも確かに初動早かったな今回のシナは。自国民が不明になってること差し引いても。
※これって実は指示きてたんじゃね?シナより先に動くなよってw
※あ~あ、色々末期だな日本。