阿比留氏のブログを貼ってみます。
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本日、民主党の「在日韓国人をはじめとする永住外国人法的地位向上推進議員連盟」の川上義博事務局長が国会内で山岡賢次国会対策委員長と面会し、外国人参政権問題について協議を行いました。で、「今国会で是非法案を提出しよう」ということで合意したようで、その後、出てきた川上氏と記者団のやりとりを紹介します。この人については過去エントリでも何度か取り上げてきましたが、どうにかして「独走(暴走)」を止められないものでしょうか。この問題で意見が一致する小沢幹事長の威光を背にもう自信満々、ブレーキの壊れたなんとやらで、やる気に満ちあふれています。
《記者:川上先生からは、どんな話を
川上氏:僕から?僕から?いやあ、その扱い、今国会でやってくださいよと。
議員立法でこっちはもう着々と準備は進めてますから、ぜひお願いしますと、そういう話だ。
記者:山岡委員長からは何と
川上氏:
ぜひやろうと。できれば今国会、やろうじゃないかという話がありましたですねえ。
記者:今の国会日数も限られてますが、成立の見通しは
川上氏:だから、成立はまあ今国会でできればやりたいんですけれども、まあ、とりあえず提出して、審議が尽くされなければ、継続をすると。
通常国会には100%成立をしたいなあということですよね。
記者:議員立法は原則禁止になっているが、それに関しては小沢幹事長は了解している?
川上氏:まあ一般行政の話じゃないんで、政治マターの問題であればね、まあ議員立法の性格に沿うことができるかなあと。だからまあ議員立法でも、視野に入れてもいいんじゃないかという了解が、いただいたというように理解してますけれど。(※注 小沢氏は議員立法を原則禁止する一方で「一般行政にかかわることは政府、政治的な判断を要する問題は党」とする「小沢ルール」をつくっています。いかようにも好きに解釈できそうですね)
記者:公明党はこの問題に熱心だが
川上氏:だから仮に、出す場合はね、賛成していただく各政党ですね、共同提案するっていうのが一番ベストだと思うんですね。だから、民主党のこの件に関する議員連盟というのは
140人近くいますからね、優に衆参どちらでも、数は優に確保ができる。そう思ってます。
記者:もう他党には呼びかけているのか
川上氏:他党には国対委員長が各国対レベルに呼び掛けてらっしゃるんじゃないですか
記者:党内では慎重派もいらっしゃるようだが
川上氏:党内の慎重派というのはこの種の問題というのは相当何年もかかって議論してきたわけであるから、まあ原理主義的な人はね、最後まで反対するでしょうけれども、党内はもう相当クリアできる可能性高いというふうに思ってます。(反対の)コアの部分っていうのは
32、33人いらっしゃるんでしょ、衆議院で。あとはほとんど賛成じゃないでしょうか。
記者:そうすると山岡委員長も党議拘束を外すことも検討、みたいなことをおっしゃってましたが
川上氏:
党議拘束外してもね、仮に各党が共同提案すればね、それは可決、優に可決できる数は確保できるんじゃないすかね。自信有りますよ。それは
記者:今日も山岡さんは党議拘束外すという話をしたのか
川上氏:議員立法であればね、党議拘束かけるか、というのはちょっと疑問があるからね。閣法であれば党議拘束に必然的になるでしょうけども、議員立法はやはり党議拘束は、まあ、関係ないっていうのが普通なんじゃないかなというふうに思います。》
…この問題では、現在政府に入っている議員も含め、反対・慎重派の民主党議員もいるわけですが、そのうち何人かに聞くと「党議拘束が外れてよかった」という呑気な反応を示しています。つまり、自分は賛成票を投票しなくてすむから、「今まで反対してきたじゃないか」と責められずに済むという話で、法案成立自体を押しとどめようなんて発想すること自体できないようです。自分は反対したという言い訳ができればそれでいいというような反応には呆れます。
慎重派だとされる平野博文官房長官も午後の記者会見で「(議員立法)だと思います。これは、あの、従って、国会のことですから、国会対策の方で、どういうふうに判断されるかっていうのは、まだ私の方に入っておりません」と完全に逃げの姿勢でかかわりを避けようとしています。衆院選前、「民主党は小沢支配になどならない」と大まじめに語り、今日の事態を否定していた評論家やジャーナリストは出てこい、と言いたい気分です。
一方でこの日は、共産党の市田忠義書記局長も記者会見で「外国籍であっても、地方自治体で住民として生活して、税金も納めている。速やかに地方参政権を付与すべきで、できるだけ早く法案が成立することを望む。
選挙権だけでなく、被選挙権も与えるべきだ」と述べました。民主党の大半と公明党と社民党と共産党、さらに自民党の一部も賛成派なのでしょうから、いくら、「1995年、最高裁の判決があって、地方参政権については、これを付与することは、憲法上、許容されているという判決が出ている」(社民党の福島瑞穂消費者・少子化担当相)などというのは法的拘束力のない単なる傍論の拡大解釈で主文の趣旨と異なると主張しても、「無理が通れば道理が引っ込む」状態です。
日本がどんどんわけの分からない方向へと進み、ぐにゃぐにゃと溶解していっているようで、焦燥を禁じ得ません…。
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記 2009/11/09 17:27
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1312483/
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デフォルメは忠実に再現ですwww
川上さんと市田さんに対して○意を禁じ得ません…。
ほんとどこの国の政党ですか?