--裁判中だが、小沢代表がカネの問題でつまずいた後に、クリーンさをかなり党内でも評価されて代表になったと思うが、2人続けて代表にこのような問題が起きたことで、有権者に失望を招くことになると思うが、どう考え、どう払拭(ふっしょく)していくのか
鳩山氏「はい、小沢代表、今は代行でありますが、の問題と、今回の私の事務所の中の問題とはやや質が違うとは思っております。小沢代行は、今でもご自身は全く潔白だとそのように信じておられることはご案内の通りであります。私の場合はこのような、秘書とはいえ、誰が見ても信じられないことをやってしまったことでありますだけにそのことは正直に申し上げて、そして説明責任をできるだけ尽くしていくということによって、自分なりの生き様でこの問題の解決を行って、国民の皆様のご理解が得られればありがたいなとそのように考えているところであります」
--4年間で2100万円というお金が、個人の口座から出されていたということだが、それが事実と違うものに出されていたことを鳩山代表は全く把握していなかったということだが、使途不明のものに使われても分からないように感じているのか、税務処理はきちんとなされているのか
鳩山氏「税務処理の分は、しっかり。と、この感覚の問題でありますが、たぶんその辺が私は大まかな人間だったかなと思っておりまして、反省しております。信頼しております秘書でありましただけに、事実やはり、うちの事務所の運営にには、さまざまお金がかかっていたであろうと、従って、任せていたということでありまして、そのことから見てですね、一般の方々すると、なんでこんなずさんだなと思われても致し方のない話かなと思っています」
五百蔵氏「税務処理については、まったく別のところでやっております。この秘書は関与しておりません。その税務処理についても、私もインタビューといいましょうか、調査を致しました、一点の曇りもありませんと、きちんとやっているということであります」
--当該秘書の処分について、公設秘書の解任か、鳩山事務所の解雇なのか
鳩山氏「公設秘書の解任であり、結果として解雇になります」
五百蔵氏「ちょっとその点、補足をさせていただけますか。やはり私ども調査を続けます。調査を続ける間というのはですね、どのように関係を保つかということは、大切なことでありまして、調査を続けている間というのは、一定の関係を持つということが、むしろ正しいことだと思いますので、公設秘書はもちろん解任、当然のことでありますけれども、その他も私どもとしても、調査が終わるまで、ちゃんと調査に協力させる態勢を作ってくださいということを申し上げております」
--鳩山代議士の個人のお金が出ていたということが、証拠は何で担保しているのか
五百蔵氏「鳩山代議士の資産というものを管理しているところがございます。先ほど申し上げた税務の調査もそこで、税務の申告などもそこでやっております。そこに調査に行きました。そして、きちんと当該秘書が受け取りに行っているということも含めて、完璧(かんぺき)にと言っていいかと思います。管理をやっていると、そちらの管理はしっかりやっていると、私は判断いたしました」
--公設秘書の虚偽記載をした理由については確定していないが、理由が確定すれば、会見などで理由を明らかにするのか
五百蔵氏「私の方からちょっと、申し上げます。今の感想で率直に申し上げます。保身だと思います。つまり、ちょうど、セールスマンで売り上げが昔良かったのが、長い間やっているうちに、まあ、十分、職務を果たせなくなって、その売り上げが、たとえば下がったとします。そのことを正直に言えば、それはどうしてですかという話になって、あるいは、もっとがんばりなさいという話になるかもしれません。他の人にやってもらおうという形になるかもしれません。それを恐れたんじゃないか。ですから、誰にも言わなかった、というふうに口頭段階で申し上げるならば、そのように申しあげることができると思います。文書で書くときにですね、やはり、私どもは検察官ではありませんので、そこまで書かなかったというふうにお考えいただければと思います。私は保身だと思っています」
--動機について、当該秘書はなんて言っているのか
五百蔵氏「ここに書いたことは言っております。私の報告書ですね。見ておられる」
--はっきりとそこの部分は言っているのか。寄付を集めるべきだったのを怠ったと言っているのか
五百蔵氏「言ってます。ですから、先ほど申し上げたように、私どもとしては言ったから、その言葉だけですべてということではありません。やっぱりいろんなことを考えます。だから、そういう段階で言えば、ここに書いていることは本人が言っているということで、私どもとしては他の理由があれば、だから、それについては、この段階でそれだけが理由だったのか、あるいはもっと個人的な理由があったのかは、今の段階では確定はできない。正確な趣旨で申し上げています」
--虚偽記載は、取材では、少なくとも平成15年ぐらいから始まっていることが確認できているが、今後、どのように調査するのか
五百蔵氏「あの、どうもその、こういう場合には、書類の保存期間みたいなものがあります。それが、かなり正確にそろっているのが平成17年からということになりますので、私どもとしては、平成20年、19年、18年、17年という形でさかのぼって調査をしたということになります。ですから、それ以前については、調査の精度がちょっとこれから落ちるかなと、資料がないという意味でね。完全じゃないと思います」
--秘書は17年からと言っているのか
五百蔵氏「いえ、違います。17年ごろ、少し前かもしれないと言っております」
--前にもあり得るのか
五百蔵氏「そうです」
--17年度から19年度までの個人献金の額は
五百蔵氏「すいません。ちょっと今、手元にありませんので、資料といいましょうか、その総額については、もしあれでしたら、お調べしてといいますか、確認をしてお伝えいたします」
--献金していないのに名前が出た人には、鳩山代表が教えてもらっていた大学、高校の先生らがいると思うが、収支報告書は鳩山の目を通ることなく、通っていたのか
鳩山氏「残念ながらそうです。全く信頼をしておりましただけに、会計責任者も見ていないという状況の中で、いわゆる会計の実務担当の秘書が一人でやっておりました。本来、今、おっしゃるように私が見ていればですね、あるいは気が付いていた部分があったとそのようにも思います。おっしゃるように、大学、中学、高校、大学、中学、小学の同級生とか、あるいは先生とか、そういった方の名前が記載してありました。一見すると、そういう方々からいただいているんだなあと普通に思ってしまうような形のリストだと、思っておりましたが、中には亡くなられた方もおられたようです。あの、私も必ずしも亡くなっていたかどうかも、確認ができていない方もおるものですから、必ずしもそこでわかったかどうかわかりませんが、見ていなかったというのが大変申し訳ないと思っています」
五百蔵氏「ちょっと、あの補足をいたしますと、会計責任者についてはですね、昭和61年7月、当選したときからの秘書、あの今回の実務担当者についてもですね、昭和61年の終わりか、62年の初めにはもう、秘書になっていると。非常に20数年の長い秘書であります」
--今回の問題の調査に当たって、小沢前代表の問題で発足した第三者委員会の答申をどのいように意識したのか。今後、党所属議員にコンプライアンス(法令順守)上の問題が起こったときには党としてどのように対処するか
鳩山氏「はい、この第三者委員会の報告書の中で、私どもが一番参考になったのは、その、小沢代表と小沢事務所という、その2つの肩書が混同してしまったということでありまして、これはあくまで今回の私の話は、鳩山事務所の話であって、民主党とはかかわりのないことだということで、そこを根本的に切り離さなければいけないと。そこで、最初の、きょうは記者会見があったわけですが、最初の記者会見では、一切お話はしませんで、この場で衆議院議員、政治家としての鳩山として、皆様方にご報告とおわびを申し上げているところでございます。これからもそこのところを峻別をするようなことが、極めて重要ではないかと、そのように考えています」
--五百蔵氏にうかがうが、もともとは政治団体への寄付ということだったのが、途中からそうではなく、(鳩山)個人のもの(カネ)が使われたということだが、どのような意味で税務処理がきちんと処理がなされていたということか
五百蔵氏「鳩山個人の資産ですので、資産になっているものは税務申告は関係ありません。ですから、資産のところから、政治団体へという形でお金が移る過程での問題です。ですから、税務申告上の問題とは全く別だと、理解できます」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090630/stt0906302127019-n1.htm
鳩山氏「はい、小沢代表、今は代行でありますが、の問題と、今回の私の事務所の中の問題とはやや質が違うとは思っております。小沢代行は、今でもご自身は全く潔白だとそのように信じておられることはご案内の通りであります。私の場合はこのような、秘書とはいえ、誰が見ても信じられないことをやってしまったことでありますだけにそのことは正直に申し上げて、そして説明責任をできるだけ尽くしていくということによって、自分なりの生き様でこの問題の解決を行って、国民の皆様のご理解が得られればありがたいなとそのように考えているところであります」
--4年間で2100万円というお金が、個人の口座から出されていたということだが、それが事実と違うものに出されていたことを鳩山代表は全く把握していなかったということだが、使途不明のものに使われても分からないように感じているのか、税務処理はきちんとなされているのか
鳩山氏「税務処理の分は、しっかり。と、この感覚の問題でありますが、たぶんその辺が私は大まかな人間だったかなと思っておりまして、反省しております。信頼しております秘書でありましただけに、事実やはり、うちの事務所の運営にには、さまざまお金がかかっていたであろうと、従って、任せていたということでありまして、そのことから見てですね、一般の方々すると、なんでこんなずさんだなと思われても致し方のない話かなと思っています」
五百蔵氏「税務処理については、まったく別のところでやっております。この秘書は関与しておりません。その税務処理についても、私もインタビューといいましょうか、調査を致しました、一点の曇りもありませんと、きちんとやっているということであります」
--当該秘書の処分について、公設秘書の解任か、鳩山事務所の解雇なのか
鳩山氏「公設秘書の解任であり、結果として解雇になります」
五百蔵氏「ちょっとその点、補足をさせていただけますか。やはり私ども調査を続けます。調査を続ける間というのはですね、どのように関係を保つかということは、大切なことでありまして、調査を続けている間というのは、一定の関係を持つということが、むしろ正しいことだと思いますので、公設秘書はもちろん解任、当然のことでありますけれども、その他も私どもとしても、調査が終わるまで、ちゃんと調査に協力させる態勢を作ってくださいということを申し上げております」
--鳩山代議士の個人のお金が出ていたということが、証拠は何で担保しているのか
五百蔵氏「鳩山代議士の資産というものを管理しているところがございます。先ほど申し上げた税務の調査もそこで、税務の申告などもそこでやっております。そこに調査に行きました。そして、きちんと当該秘書が受け取りに行っているということも含めて、完璧(かんぺき)にと言っていいかと思います。管理をやっていると、そちらの管理はしっかりやっていると、私は判断いたしました」
--公設秘書の虚偽記載をした理由については確定していないが、理由が確定すれば、会見などで理由を明らかにするのか
五百蔵氏「私の方からちょっと、申し上げます。今の感想で率直に申し上げます。保身だと思います。つまり、ちょうど、セールスマンで売り上げが昔良かったのが、長い間やっているうちに、まあ、十分、職務を果たせなくなって、その売り上げが、たとえば下がったとします。そのことを正直に言えば、それはどうしてですかという話になって、あるいは、もっとがんばりなさいという話になるかもしれません。他の人にやってもらおうという形になるかもしれません。それを恐れたんじゃないか。ですから、誰にも言わなかった、というふうに口頭段階で申し上げるならば、そのように申しあげることができると思います。文書で書くときにですね、やはり、私どもは検察官ではありませんので、そこまで書かなかったというふうにお考えいただければと思います。私は保身だと思っています」
--動機について、当該秘書はなんて言っているのか
五百蔵氏「ここに書いたことは言っております。私の報告書ですね。見ておられる」
--はっきりとそこの部分は言っているのか。寄付を集めるべきだったのを怠ったと言っているのか
五百蔵氏「言ってます。ですから、先ほど申し上げたように、私どもとしては言ったから、その言葉だけですべてということではありません。やっぱりいろんなことを考えます。だから、そういう段階で言えば、ここに書いていることは本人が言っているということで、私どもとしては他の理由があれば、だから、それについては、この段階でそれだけが理由だったのか、あるいはもっと個人的な理由があったのかは、今の段階では確定はできない。正確な趣旨で申し上げています」
--虚偽記載は、取材では、少なくとも平成15年ぐらいから始まっていることが確認できているが、今後、どのように調査するのか
五百蔵氏「あの、どうもその、こういう場合には、書類の保存期間みたいなものがあります。それが、かなり正確にそろっているのが平成17年からということになりますので、私どもとしては、平成20年、19年、18年、17年という形でさかのぼって調査をしたということになります。ですから、それ以前については、調査の精度がちょっとこれから落ちるかなと、資料がないという意味でね。完全じゃないと思います」
--秘書は17年からと言っているのか
五百蔵氏「いえ、違います。17年ごろ、少し前かもしれないと言っております」
--前にもあり得るのか
五百蔵氏「そうです」
--17年度から19年度までの個人献金の額は
五百蔵氏「すいません。ちょっと今、手元にありませんので、資料といいましょうか、その総額については、もしあれでしたら、お調べしてといいますか、確認をしてお伝えいたします」
--献金していないのに名前が出た人には、鳩山代表が教えてもらっていた大学、高校の先生らがいると思うが、収支報告書は鳩山の目を通ることなく、通っていたのか
鳩山氏「残念ながらそうです。全く信頼をしておりましただけに、会計責任者も見ていないという状況の中で、いわゆる会計の実務担当の秘書が一人でやっておりました。本来、今、おっしゃるように私が見ていればですね、あるいは気が付いていた部分があったとそのようにも思います。おっしゃるように、大学、中学、高校、大学、中学、小学の同級生とか、あるいは先生とか、そういった方の名前が記載してありました。一見すると、そういう方々からいただいているんだなあと普通に思ってしまうような形のリストだと、思っておりましたが、中には亡くなられた方もおられたようです。あの、私も必ずしも亡くなっていたかどうかも、確認ができていない方もおるものですから、必ずしもそこでわかったかどうかわかりませんが、見ていなかったというのが大変申し訳ないと思っています」
五百蔵氏「ちょっと、あの補足をいたしますと、会計責任者についてはですね、昭和61年7月、当選したときからの秘書、あの今回の実務担当者についてもですね、昭和61年の終わりか、62年の初めにはもう、秘書になっていると。非常に20数年の長い秘書であります」
--今回の問題の調査に当たって、小沢前代表の問題で発足した第三者委員会の答申をどのいように意識したのか。今後、党所属議員にコンプライアンス(法令順守)上の問題が起こったときには党としてどのように対処するか
鳩山氏「はい、この第三者委員会の報告書の中で、私どもが一番参考になったのは、その、小沢代表と小沢事務所という、その2つの肩書が混同してしまったということでありまして、これはあくまで今回の私の話は、鳩山事務所の話であって、民主党とはかかわりのないことだということで、そこを根本的に切り離さなければいけないと。そこで、最初の、きょうは記者会見があったわけですが、最初の記者会見では、一切お話はしませんで、この場で衆議院議員、政治家としての鳩山として、皆様方にご報告とおわびを申し上げているところでございます。これからもそこのところを峻別をするようなことが、極めて重要ではないかと、そのように考えています」
--五百蔵氏にうかがうが、もともとは政治団体への寄付ということだったのが、途中からそうではなく、(鳩山)個人のもの(カネ)が使われたということだが、どのような意味で税務処理がきちんと処理がなされていたということか
五百蔵氏「鳩山個人の資産ですので、資産になっているものは税務申告は関係ありません。ですから、資産のところから、政治団体へという形でお金が移る過程での問題です。ですから、税務申告上の問題とは全く別だと、理解できます」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090630/stt0906302127019-n1.htm