見出し画像

Retro-gaming and so on

宇宙戦艦ヤマト2199

いや、ついさっきまで(4/4深夜12:00開始)BS11で「宇宙戦艦ヤマト2199」の再放送?多分?が流れてたんだけど。第1話。
初めて観たんだけど、ビックリした。メチャクチャ出来がイイじゃん、これ。
アニメの「うる星やつら」みたいに、リメイクって腹立つ率が高いんだけど、全然そんな事なかった。むしろハイクオリティで良かったわ。
ちょっとキャラが松本零士キャラより現代アニメに寄せてるトコはあるけど、気になる程じゃない。沖田艦長とか佐渡酒造なんか殆どオリジナルと同じだったし(笑)。
バンダイナムコ中心に作ってる、ってのも驚きだった(笑)。やれば出来るじゃん、お前ら(笑)。

いや、過去、リメイクやる、って話は聞いてはいたんだけどねぇ。正直、僕個人としてはヤマトは「さらば宇宙戦艦ヤマト」っつー映画で「終了すべき」作品だと思ってて。なんかテレビシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2」からの延命作路線、ってのが基本気に食わなくってさ(笑)。まぁ、それでも「新たなる旅立ち」と「永遠に」は傑作だとは思ってんだけど。
そういう、最終的には「グダグダ路線」になっちまったヤマトのリメイク、ってどーなのよ、とか思ってたんだけど、いや、ビックリ。良いリメイクだわ。やっぱ第一作のオリジナルのストーリーって骨太なんだよな。そういう骨格を現代技術でリメイク、でハズレになるわきゃねぇか。
昨今のアニメノリで「古代守」「島大介」が「古代マミ」とか「島大子」とか美少女になって、沖田艦長も美少女、とかになってなくって良かった(笑)。ホントアニメ屋やり兼ねねぇからな(笑)。バンダイナムコだぞ(笑)?「宇宙戦艦ヤマト☆アイドルマスター」とかやられればテレビに空手チョップして壊す自信があるわ(笑)。
いや、そういうフザけた路線に行かずにマジメに作ってる。なんかひっさびさに「オリジナルへのリスペクト」を感じたアニメだった。
今更かもしれんが。

んで主題歌とかも素晴らしい。「良く分かってる」わ。新しい曲とか付けないのがいい。オリジナルと同じ楽曲になっている。
いや、正確に言うと、フレームワークは「オリジナルのまんま」なのね。ストリングスとかブラスがどう入るか、とかさ。でもハーモナイズとか変えてるんだよ(笑)。分数コード使いまくりとか(笑)。ロックじゃペダルポイントとか言うな。クラシックでは通奏低音導入、とかか。
まぁ、要するに要所要所でコードを変えてる。しかしフレームワークはオリジナル通り、とか言う「やる気がある」編曲をしてる。スゴイ。偉い。感動した。
いっやぁ、ホンマ、色々と「気を使ってる」アニメだ。素晴らしい。
久しぶりに「称賛」しか出てこないアニメだった。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「アニメ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事