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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

読書感想文のようなもの。

2012-08-25 20:55:56 | 雑記
『高原のフーダニット』(有栖川有栖)
国名シリーズ20周年記念作品の第1弾の短編集。
火村率が低くて…とかすみませんm(__)m
アリスの夢の話はさておき、残りの2篇のトリックがイマイチだった。
しかし、20年も続いているのかぁ…。
全部読んでるけど記憶の欠落が半端ないので読み返してみるのもいいかもしれない。
次の記念作品に期待♪

『PK』(伊坂幸太郎)
1人の大臣への人生に干渉することで、
将来の1万人の命を救おうと行動する超能力者っぽい人々の中編集。

超能力的なものが出てくるというだけで一纏めにするのは乱暴とはいえ、
系統としては『魔王』かなぁ?という感じ。
たった1人の人生が多数の人間の運命を左右していることはあり得そうだけど…。
代わりのいない役割をもった政治家なり官僚なりが存在するとも思えないような?
仮に信頼できうる人が現れたとしても、ものすごく怖いことなんじゃないかと思ったり。


『夜の国のクーパー』(伊坂幸太郎)
あらすじが書けない…お伽噺なのかな?

元ネタみたいなものが大江健三郎さんの『同時代ゲーム』という作品だと
“あとがき”にあったので、それを読むと世界観がわかりやすくなるのかも?
話に入りこみ辛く理解するのにちょっと時間がかかったものの、
色々と考えさせられる内容。
猫たちがとにかく可愛い!(爆)←ガッカリな感想すぎ


『大幽霊烏賊 名探偵 面鏡(いじか)真澄』(首藤瓜於)
昭和初期の精神病院を舞台にした話。

…としか言い様がないという。
主人公が勤めることになる病院の以前の病院の火事と、
身元がわからない患者の謎、主人公の過去にまつわる秘密。
謎の解明によってもたらされる悲劇…が複雑に絡んだ内容なので。
分厚いし精神医療関連の説明が長くて何度も挫折しかけた挙句、
なんとなくそうだと思ってたけどそのオチってアリなの!?とガッカリ感が強し。
普通の探偵モノを期待して読んではいけない作品。
精神を病むことについて考えさせられるもしましたが…。
とにかく主人公(面鏡ではない)の名前が難しすぎて頭に入ってこなかったので、
この名前をつけた作者の意図が不明。
<使降醫>
↑”しぶりいやす”ってなんだよ!みたいな。
キャラクターの元になったのは内村鑑三の息子の祐之さんのような???
意地で読んだものの、好きか嫌いでいうと嫌いです。
映画もあることだし、「脳男」シリーズの新作が読みたい。


ではでは

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