Captain on the Bridge ver.2

ここでの決まりはただ一つ「宇宙はジェインウェイ艦長を中心に回っている」

封印された記憶

2006年10月11日 22時27分51秒 | エンタープライズ
本来は凶暴なヴァルカン。それを克服するために論理に重きを置き、瞑想や厳しい修行を自らに課し、感情を排除する。とはいえ、22世紀のヴァルカンは、見慣れた24世紀の彼らとは違うようです。他国の発展を阻害したり、スパイを送り込んだり、聖地に監視装置をコッソリ置いたり。

前回の逆ギレ船長に対して、常に冷静だったトゥポルが、今回は少しずつ感情の抑制が効かなくなり、心が乱されていくのを見てると、少々ドキドキしました。途中ではさまれる過去のシーンで、トゥポルが襲われてるように見えたからかもしれません。大手サイトのエピガイを読むまで、彼女を抑えてたのがヴァルカンの長老だと気付かず、メノスに逆襲されたのだと思ってましたから(苦笑)。

過去の心の傷を封印したのは、トゥポルの意思だったのでしょうか。それをしなければ今の彼女はなかったのだと思いますが、何をしても残る「感情」は、ヴァルカンでも地球人でも、アンドリア人でも、生きるためには必要なものなのかもしれません。

せっかく船長と副司令官の極秘任務に連れて行ってもらったのに、ぜ~んぜん話しにからめなかった哀れなトラヴィス(爆)。相変わらず武器しか頭に無いマルコム。船長代理で右往左往のトリップ。カワイイ機関主任もいいとこナシ(笑)。ホシちゃんの名セリフもなかったなぁ。

船長の最後のセリフは「きっといるさ」と訳されたので、この先また何かあったとき、信頼できる人が今回のように傍にいるだろうか?とトゥポルが考えたのだと思いましたが、原語は「覚えておくよ」だったそうで、意味を逆に取ってたようですね。すぐに嫌味は言うし、駄々っ子みたいな船長を、いつの間にか信頼してたのね・・・。


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