家を建ててから、約15年…
あちこちガタが出てきました。
おそらく同じ頃、家を購入された方は、同じような境遇ではないかと思います。
この度、お風呂の混合水栓が調子悪くなりました。(-_-;)
水のトラブルなどの修理業者に依頼することも検討しましたが…
自分で出来そうなことは自分でやってみようと思うタチなので…
とりあえず調べると出来そうなので…自分で修理することにしました。
結論から言うと、12,650円で完璧に修理できました。
自身の備忘録として、ブログに書きます。
似たような症状の方など、参考にして下さい。
症状としては、温度調整ができなくなりました。
左側の温度調整を40度にしても冷水が出て
HOTにするとお湯が出るのですが、
微妙な温度調整ができなくなりました。
なので何かしらの部品交換が必要と思い、
品番を調べました。
混合水栓の右側にシールが貼ってありました。
MC8171-001というのが品番らしいので、
検索してみると
MYMという会社の混合水栓のようですが、
すでにMYMという会社がなくなり、
KVKという会社が引き継ぎ補修部品を供給しているようです。
調べると部品票の図があったので、
左側の温度調整の部品KPS85(5500円)だと思い、
この部品を注文することにしました。
AmazonでもYahooショッピングでもあったので、
今回はYahooショッピングの方が安かったので、
そちらで注文することにしました。
ついでに、右側のシャワーとカランの切り替えの方も、
水漏れの不具合でよく出ているようなので…
ついでに、こちらのKP733(3960円)も注文することにしました。
しかし、この2つを交換しても症状は改善されませんでした(-_-;)
マジか…
結論、KPS1954(3190円)という逆止ストレーナーという部品の故障でした。
実質、このKPS1954の交換だけでなおったと思うのですが…
いずれ不具合がでるかもしれないので…
結果、全部交換でしばらくは大丈夫だと思います。
必要な工具(使った工具)は以下の通りです。
似たようなものがあれば大丈夫なのですが…
てこずるところは2か所ありました。
まずは、下をのぞきます。
水の出る所と、プラスネジがあります。
水の出る所は、普通に手で回ると思います。
もし手で回らなければ水道用プライヤーで回します。
逆さなので回す方向を間違えないように(^_^)
しかし、もう一つのプラスネジ…こいつが今回の作業の一番の敵でした。
マジでこいつはてこずりました(-_-メ)
そもそも手持ちの長いドライバーが入らない…
しかも、こんなネジにネジロック剤がついているので…
下手するとナメます。
画像ピンボケですが…ネジロック剤…
上のカバーがカタカタと手前に引くと取れます。
次に下のカバーを取るために、
右側の大きなナットをモンキレンチで緩めます。
この時、水はシャワーからもカランからも出ない位で作業します。
ある程度緩めると手で回ります。
左側にシャワーのナットを同じようにモンキレンチで緩めます。
シャワーのホースがついているのでホースごと回して外します。
両方のナットを外すと、カバーが取れます。
蛇腹のホースの間の2つの出っ張りの中に止水栓があるので、
それを両方閉めます。
止水栓がマイナスネジなのですが、
こちらも長いマイナスドライバーは入らないので、
ピンボケですが下記のようにしてマイナスとラチェットで回して、
水とお湯を止めます。
左側の温度調整が調子悪かったので、
まずはこちらの分解から、
レバーの中央に蓋のようなものがあるので、
マイナスドライバーで、すこしこじると…
簡単に中央のキャップが取れます。
レバーはそのまま握って強めに引っ張ると抜けます。
また大きなナットがあるので、
それをモンキレンチで緩めます。
ナットを外したら、
水道用プライヤーで、すこしこじって引き抜きます。
抜け難いので…ちょっとてこずります。
ただ引き抜くだけです。
写真を撮り忘れましたが、新品サーモカートリッジ(KPS85)に交換します。
新品を差し込んで、ナットを締めます。
ついでに右側のシャワーとカランの切替カートリッジも交換しておきます。
手順は左側と…同じです。
右側、切替カートリッジ(KP733)
同じように引き抜くだけなのですが、
止水栓を少し緩めると水圧が掛かって、
抜けやすいみたいなコメントを見たので…やってみました。
引き抜かなくても外れたのですが…
止水栓を緩めすぎると、水圧がかかり勢いよく飛ぶように外れるので…
注意が必要です。ビックリした(@_@)
右側の切替カートリッジも逆の手順で組みなおします。
これで、修理完了…
とりあえず全部組みなおしたのですが…
…
…
治っていない。
( ̄ー ̄)マジか…
原因は逆止ストレーナー(KPS1954)でした。
温度調整側の逆止ストレーナーのプラスチックの破損が原因でした。
ついでに切替の方の逆止ストレーナーも交換しておきます。
こちらは破損していませんでしたが、水圧で中のプラスチックが痩せていつ破損してもおかしくない状態でした。
そうそう逆止ストレーナーは大きなマイナスドライバーが必要です。
そうそう逆止ストレーナーは大きなマイナスドライバーが必要です。
タイヤレバーで回しました。
逆止ストレーナーを新品を取り付けたら、
あとは止水栓を水とお湯両方を緩めて、
カバーをとシャワーホースを元通り組みつけたら完了です。
温度調整も治ったし、お湯の出も完璧です。(^^)/
ここを修理するのは…また10年後かな…
その時は部品の供給がないかもね(^^;)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます