平成6年式ハイラックスLN107が令和6年で30歳になり
貨物なので毎年車検で…
あちこち指摘される個所が出てきて…
今回はリアのリーフスプリングと車体をつなぐシャックルのブッシュが
朽ちてひび割れてきているので…「交換したほうがいいですよ」
とのことで…
写真ではシャックルのブッシュの劣化はわかりにくいが…
経年劣化でブッシュが硬化してひび割れている
まずはシャックルのナットを緩めるところから
19ミリのメガネレンチで…
締め付けがかなり固い(じゃっかん錆びている)ので…
メガネレンチを足でけるようにして、ナットを緩めました。
こいつはハイラックスの付属のジャッキで
リーフスプリングと車体との間にジャッキを入れて
シャックルにかかっている荷重が掛からないようにする
シャックルのナットを緩めて
ハンマーで叩いてシャックルを抜いていくのだが…
荷重が掛かっているのか、固着しているのか…
なかなか抜けない
ちなんどもハンマーで叩いて、ちょっとずつ抜けてきた。
どうやら荷重がまだ掛かっていたようで…
抜けた瞬間、「ガンッ!」って車体が下がったので…
ちょっとビビりました。
抜けたシャックルも錆びて凸凹があった。
ブッシュもやはり朽ちてボロボロになっている。
新品のシャックルとブッシュとシリコングリスを用意して
写真にはないが、
取り外した後のリーフスプリングと車体側の錆びを
サンドペーパーで落として
シリコングリスをブッシュとシャックルに塗って
ブッシュを入れて
ジャッキで荷重を調整しながら…
シャックルを入れていきます。
ナットを締めて
完成です。
作業時間は…
試行錯誤して最初(右側)は1時間以上かかりましたが…
左側は30分もあればできました。
とはいえ…もうこの車のシャックル交換をすることはないと思う。
リーフスプリングで古い車に乗っている人であれば…
ランクル、ジムニー、ピックアップトラックの方に
参考になるかと思います。
逆に古い車に乗っている方から情報を頂きたいと思っています。