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雑木帖

 ─ メディアウオッチ他 ─

『きっこの日記』が本に

2006-09-17 16:32:22 | ネット
『きっこの日記』が10月10日にになるらしい。
 本人はこれまでサイトに広告やアフェリエイトなど収入となるものは置いておらず、またそうポリシーで表明してきたが、本を出版することでそのポリシーに変わりが生じたわけではない、本の出版は個人的な必要に迫られたから、とサイトに訪れる読者に理解を求めている。
 これに対する僕個人の感想は「きっこさんは気にしすぎ」だ。本を出版することできっこさんが「金儲け」に走った、などと考える読者はほとんどいないと思う。それより、ブログが本になり、ネットできっこさんのブログを読まないような人々にもその片鱗が伝わること、それによってブログにおける「影響力」が増すことなどは、多くの読者にとって歓迎すべきことだろうと思う。
 また、清貧もいいが、僕個人としてはある程度の「余裕」をもって「きっこの日記」をもっと良いものにしてほしい、願わくば、毎日更新などということに囚われず、今より以上に量より質ということを考えてほしいと思う次第だ。

 米テクノラティの最新の調査によると、全世界のブログ数は3年前の03年7月60万件から今年7月5000万件へと100倍近くに増え、1日17万5000件のブログが誕生し、記事投稿は1日160万件にのぼるらしい。
 言語別では、英語の39%に続き、日本語が31%を占めるらしい。
 日本の世界人口比率は約2%なので、この数字は突出しているといっていい。もちろん世界各国のインフラを含めたインターネット利用事情は均一ではなく、ブログを提供する社の多寡も様々で、日本はその点では個人がもっともブログを開設しやすい環境にある国の一つであるだろう。だけどもそれを考えてもこの31%という数字は何かの期待を抱かせるものである。

 『世界がもし100人の村だったら』より

 17人は中国語をしゃべり、
 9人は英語を、
 8人はヒンディ語とウルドゥ語を、
 6人はスペイン語を、
 6人はロシア語を、
 4人はアラビア語をしゃべります。
 あとの半分は、
 ベンガル語、ポルトガル語、インドネシア語、
 日本語、ドイツ語、フランス語などをしゃべります。
 実はこの『世界がもし100人の村だったら』も日本で一番最初に紹介されたのはネットでだった。
 “保坂展人のどこどこ日記:なぜ『どこどこ日記』なのか“に次のようなことが書かれている。
あれから、1年。考えてみれば、あの衆議院選挙は「郵政解散・刺客選挙」だった。圧倒的な小泉ブームが上昇気流を描いていたさなかの一こまだったのだ。この『どこどこ日記』は03年の総選挙前にホームページで始め、04年はポツポツと書いていたが、昨年の正月からブログに移行した。当初は、1日に2~300人が見てくれるぐらいだったが、毎日書いていくうちに昨年暮れには500~600人と増えて、今年の春の「共謀罪」速報で1000人~2000人となり、現在では日に4000PV・1100IPを 基本ラインで推移している。
 こういうところにも僕は期待を抱く。
 その「共謀罪」は安倍新政権のもと来月にもまた国会に再々々々提出される。

 参考:
 ・安倍ミコシを担ぐマスコミの茶番 (きっこの日記)

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