雑木帖

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創価学会の警備組織の牙城会の関係資料がウイルスで流出

2006-05-03 04:17:56 | 記事・創価学会
 1995年4月4日、オウム真理教の広報部長だった上祐史浩が外国特派員協会の会見で、オウム教の諜報省がオウム防衛組織の背景を調べた結果、少なくとも27人は元創価学会員であったと公表した。
 噂では、この防衛組織は仮谷さん拉致殺人疑惑を含む拉致者の殺害、殺人、肉体的懲罰の責任があるという。そして、このオウム教防衛組織は、創価学会の警備組織の牙城会と特徴がよく似ており、創価学会の秘密軍で鍛えられた信者によって作られたとも。

 創価学会は創価学会を破門した日蓮正宗を激しく憎悪しており、オウム教のサリンも、そもそもは創価学会と統一教会がオウム教に資金提供をし作製させ、日蓮正宗の大石寺の信徒を狙おうとしたもの、との観測もある。このへんは”公明党議員(=創価学会)を追うとオウムの闇も見えてくる? ”というエントリーに詳しいのだが、そこにも書いたように、事実、オウム教の元教団幹部の中川智正は東京地方裁判所で行われた松本智津夫の公判に証人として出廷した際、1994年6月に遠藤誠一と新実智光とともに富士宮市にある日蓮正宗大石寺にサリンをまくための下見に行ったと証言しているし、「サリンをまくための候補地だったと聞いた記憶があるが、なぜ大石寺を襲撃しようとしたかはわからない」と意味深なことを述べている。

 その創価学会の牙城会の運営に関するあらゆる資料をはじめとする関係資料が、滋賀県の創価学会関係者のPCから流行のウイルスで流出したようだ。いったいそこには如何なることが書かれており、またどういう人間たちの名前が並んでいるのか興味があるというものだ。創価学会に関しては、単なるヤクザ関係者くらいだったのでは、全然驚かないのだが。

 ちなみに、二階堂ドットコムには次のような投稿がある。
 ひょんなことからこのサイトに出会いました。5-6年前に起こった、世田谷一家殺人事件覚えていますでしょうか。現在も捜査続行中などと報道されていますが、あれは現場の刑事がポーズでやっているだけです。警視庁上層部は既に犯人を知っています。あの殺人は創価学会が絡んでいるため、自民党・公明党の大物議員が警視庁に猛烈な圧力をかけていたそうです。警視庁幹部と懇意にしているある社長の娘から聞いたので間違いないと思います。知人に迷惑がかかるので私からはこれ以上の情報提供は出来ませんが、もし興味がありましたら調べてみてはいかがでしょうか。

→ 宗教がらみ、とまでは報じられましたよね。一課から異動してきた奴に聞きましたが、なきにしもあらずというところで。(略)


 追記。2006/05/17

 世田谷区4人殺害:警視庁警部補が虚偽の捜査報告書
 毎日新聞 2006年5月12日


 東京都世田谷区で00年に起きた会社員一家4人殺害事件で、虚偽の捜査報告書を提出したとして警視庁は12日、小平署地域課の警部補(57)を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検するとともに、停職3カ月の懲戒処分とした。現場周辺の聞き込み捜査や任意での指紋採取を担当していたが、自分の指紋を添付した報告書を作成していた。事件は未解決だが、警視庁は「捜査への影響はなかった」としている。

 警部補は同日付で辞職した。調べでは、警部補は成城署生活安全課員として同署に設置された「宮沢みきおさん(00年12月の発生当時44歳)一家4人殺害事件」の捜査本部に所属していた01年5月~04年6月、虚偽の捜査報告書35通を捜査本部に提出した疑い。報告書には、事件現場近くの住民ら43人に面接し話を聞いた記録と、協力を得て採取したとする指紋が添付されていたが、報告内容は虚偽で、26人には面接すらしていなかった。指紋は警部補自身か妻のものだった。

 捜査本部が最近になって捜査を洗い直そうと住民らに再捜査したところ、「過去に協力したことはない」という住民がいたため、発覚した。調べに「住民が不在だったり、捜査協力が得られないことがあり、放置すると全体の捜査が遅れると思った」と供述している。発覚後住民に対して補充捜査をした結果、すべて事件に無関係であることが確認されたという。

 一家殺害事件は00年12月末に発生した警視庁最大の懸案とされる未解決事件。現場の宮沢さん方から犯人のものとみられる指紋が採取され、捜査本部は聞き込み先でも任意の指紋提出と照合に協力してもらっている。

 宮沢さんの父良行さん(78)は「すべての捜査員が懸命に捜査していると信じていたのに。もっと引き締めてほしい」と話した。殺害された妻泰子さん(当時41歳)の姉の入江杏さん(48)は「地域の方々が痛みを伴いながらも捜査協力をして下さっているのに、信じられない気持ちです」とのコメントを出した。

 ▽北村博文・警視庁警務部参事官の話 全庁あげて取り組んでいる事件捜査の信用を害する行為で、極めて遺憾。事件解決に向けて引き続き組織をあげ取り組んでまいりたい。
 或る弁護士は次のようにコメントをよせている。

上記の「妻」も、少なくとも幇助にはなりそうですが、こういう幇助は、ウイニーの件とか風適法違反とは違って立件しないんですね。>警察

幇助犯が、恣意的に立件されたりされなかったりする実例と言っても過言ではないでしょう。

「放置すると全体の捜査が遅れると思った」と弁解しているようですが、嘘の報告書を上げて全体の捜査が「進む」はずもなく、補充捜査により余計な手間暇をかけさせていて、何の弁解にもなっていないでしょう。

これで停職3か月程度の処分でお茶が濁されるようでは、警察捜査への信頼がますます低下し、ご遺族の悲しみも深まるばかりだと思います。




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