私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

日本郵便から記念押印・引受消印についての回答を受領

2017-07-18 23:00:00 | その他郵趣
記念押印・引受消印について疑問な点を日本郵便の切手・葉書室に「手紙で」問い合わせていましたが、このたび、その回答を「通信事務郵便で」受領しました。

その要旨を記します。

Q 記念押印は何ミリ、引受消印は何ミリというように、通信日付印を切手にかける基準はあるのか。
A 「標準とする押印方法」として社員が記念押印等を実施する際の目安とする基準はあるが、郵便約款上「料額印面に対してどのくらいかけなければならない」という決まりはないので、お客さまには周知していない。

Q 1枚の台紙の表に60円、裏に2円というように切手を貼った時でも、記念押印できるか。
A 記念押印に応じる。

Q 少額切手を間隔を離して台紙に貼り、そのそれぞれに記念押印できるか(切り離しを前提とするような貼り方を想定)。
A 全体で62円以上の切手が貼り付けられていれば記念押印に応じるが、あまりにも押印回数が多くなり業務に支障をきたす場合はお断りすることがある。

Q 実逓(引受消印)の場合で、表面に「切手裏面貼付」の表示をして、裏面に切手を貼付して引受消印を受けることができるか。
A できる。

Q 実逓(引受消印)の場合で、62円以上の切手が2枚以上貼り付けられている場合、片方に小型印、片方に風景印というように複数の通信日付印を混ぜて消印することができるか。
A できない。ひとつの郵便料金に対し1種類の通信日付印で消印する。

やはり、日本郵便は手紙の会社ですね。
JPCC(お客さまサービス相談センター)に電話やメールで問い合わせても、郵便局への取次しかしてくれませんが、手紙を書いて本社の然るべき部署に送れば、少々時間はかかっても手紙で回答がいただけます。

問題は、これらの回答が現場(郵便局)に周知されているかということなのですが…。
私たち郵趣家から郵便局員に対し、「本社からこういう見解をいただいています。本社の見解に従ってください。」と「指導」(?)する機会がありそうですね。
各自、不明な点を手紙で問い合わせ、回答の手紙をもらって、その手紙を携帯して郵便局めぐりをするような形になるのでしょうか。郵便局員と揉めたら印籠のごとく本社の回答の手紙を見せられるように。
そんなことまでして郵趣をして楽しいかと聞かれそうですが、郵趣ありきの人間なので、やめるわけにはいかないのです。

当ブログでもたびたび主張していますが、郵政省時代の「郵趣の手引き」「郵趣ガイド」をアップデートして、民営化バージョンを出すように引き続き求めていきたいと思います。
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