バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

士別軌道 本社営業所

2010年12月03日 | 北海道


北海道士別市、JR宗谷本線士別駅近くにある、士別軌道の本社営業所です。ここには士別軌道の本社があり、郊外へ向かう士別軌道のターミナルとなっています。降車はJR駅前にある士別停留所のみなのですが、乗車はJR駅前からでも、本社営業所からでも可能となっています。

士別軌道のルーツは士別から奥士別(現在の朝日)まで結ぶ軽便鉄道で、主に材木を輸送していました。1959年に鉄道は廃止になりましたが、バスは現在も朝日線の士別~朝日間を中心に、市内線、郊外への路線と多方面に路線を延ばしています。写真は本社営業所で発車を待つ朝日への朝日線。



建物の中に入ります。大きな時刻表が目をひきました。メインの朝日線は1日に8往復運行されています。



廃車になったバスから外した座席をベンチとして使っています。



運行系統図。



この灰皿も、いい味がでています。



観葉植物とテレビデオ。



定期券と回数券は窓口へ購入できます。たくさんの印鑑が出札窓口のムードを高めています。



玄関にある、発車ベル。バスが発車の時刻になると営業所からジリリリ…♪と、鳴らしていました。



隣接してバスの車庫と工場もあります。



士別軌道の車両たち。左側の初期日野スケルトンも貴重な車両ですが、モノコックのRCも在籍していて車両面がとても面白いのが士別軌道の特徴。現在はブルーリボンシティハイブリッドまでいるそうです。



予備車になっているRC。貴重な存在です(許可を得て撮影)



<撮影 2010年3月>


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北海道中央バス・ジェイ・アール北海道バス 小樽ターミナル その1

2010年09月29日 | 北海道


JR小樽駅前に位置する北海道中央バスとジェイ・アール北海道バスの小樽ターミナルです(停留所名は小樽駅前)

上の写真左奥にJR小樽駅、手前の青色の屋根が北海道中央バスのターミナル、その間の挟まれた場所にJR北海道バスのターミナルがあります。



まずはジェイ・アール北海道バス側から紹介します。JR側は縦に3つのバスのりばが連なる形式です。



JR側と言っても中央バスの車両も発着します。



1番のりばに停車中は宮65系統地下鉄宮の沢駅前行きです。
伝統ある札幌~小樽を結ぶ札樽線。現在は路線再編で小樽線と名を変え、朝の快速を除いて地下鉄宮の沢駅前で折り返す運用になりました。一般道を走る路線ですが、便によっては高速車も使われます。



2番のりば



1番のりばの前には待合室があります。



反対側から。



中にはベンチだけではなく、コインロッカーもありました。



運賃表。



LED形式の発車案内はJR側のみの設備です。



日中は1時間に1本間隔で運行されています。ジェイ・アール北海道バスの高速バスはこちらではなく、中央バス側から発車するので、絶えずバスが現れる中央バス側のホームと比べると、ちょっと寂しい感じがしました。

その2へ続く

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北海道中央バス・ジェイ・アール北海道バス 小樽ターミナル その2

2010年09月29日 | 北海道


右側がジェイ・アール北海道バス側のバス乗り場です。続いて左側に位置する北海道中央バス側のバス乗り場を見てみましょう。



中央バスのターミナルは頭端式を採用しています。一番手前(1番のりば)に停車している高速車は札幌行き(円山経由)の乗り場です。日中10分間隔の高頻度運行となっています。



頭端式ホームを背後から眺めてみました。



たくさんのバスポールが並ぶホーム。



1番のりばから6番のりばまであります。この頭端式ホームに入るのは高速路線、郊外への路線、散策バスが主で、市内線は基本的に路上の停留所から発着します。



5番のりばに停車する積丹余別行き。



4番のりば前には案内所があります。



窓口の他、券売機がありました。



こちらはトイレ。



背後にあるビル内に、中央バスの待合室と窓口があります。

その3へ続く

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北海道中央バス・ジェイ・アール北海道バス 小樽ターミナル その3

2010年09月29日 | 北海道


ビル1階の入口には「中央バス小樽ターミナル」と書かれています。



中はベンチが並んでいます。



飲料の自動販売機、公衆電話機があります。



こちらは売店。小さなコンビニのような品ぞろえです。



窓口です。



窓口の横には自動券売機。



ビル内部の入口。テナントが並んでいました。



<撮影2010年2月>

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常呂町交通ターミナル その1

2010年09月26日 | 北海道


カーリングで有名な街、北海道は北見市常呂町にある、常呂町交通ターミナルです。1987年に廃止になった中湧別~網走間の国鉄湧網線の常呂駅跡地に建設されました。網走バス(湧網線代替バス)、北見バス(常呂町交通ターミナル~北見)、北見市営バス(旧常呂町営バス)の3社が乗り入れています。



待合所です。広い敷地にベンチ、TV、公衆電話などがあります。



網走バスの窓口があります。日・祭日はお休みと書かれていました。



お土産物の売店。



お世辞にも決して良いとは言えない品ぞろえ。



飲料の自動販売機、トイレ、2階に上がる階段です。階段には柵が付いていますが、網走バスの窓口が開いている時に声をかけると柵を開けてもらえます。



2階は湧網線の鉄道資料館になっています。



湧網線の歴史。



湧網線廃止当時の時刻表。



そして、こちらが2009年6月現在の時刻表。13時以降が1時と表記されるのが珍しいです。

湧網線廃止前から常呂~網走間は網走バスが走っていましたので、網走方面は結構な本数があります。佐呂間、湧別方面は平日で佐呂間までの区間便を含めて6往復。鉄道時代とほぼ変わらぬ本数を保っています。

その2へ続く

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常呂町交通ターミナル その2

2010年09月26日 | 北海道


交通ターミナルの敷地を出てみましょう。なんと建物の裏手がオホーツク海。冬季には流氷が押し寄せる場所なのです。流氷が見られるバスターミナルなんて素敵ですね♪



バスターミナルから常呂の街を望みます。



停車しているのは、網走バスの網走バスターミナル行きです。



北見市営バス(旧常呂町営バス)が交通ターミナルに入ってきました。



網走へ向かう乗客は前方に停車中の網走バスに乗り換えが出来ます。



ロータリーの真ん中には、綺麗に手入れされた花が咲いていました。

この常呂町交通ターミナルですが、2010年9月30日をもって湧網線代替バスが終了、分断されるという転機が訪れます。10月1日以降は栄浦までとなり、湧別町へのバス路線はなくなってしまう事になりました。最近では、利用者はほとんどなく、たまに旅行者が乗車する程度だったそうです。

参考 2010年7月9日の記事
「湧網線 最後の夏へ」



<撮影 2009年6月>

※ このバスターミナルは、常呂町交通ターミナル、常呂交通ターミナル、常呂など、いくつもの名称があり、しかも常呂町が北見市と合併した事で「常呂町」の名称も、交通ターミナルが出来た当時と性格が異なっています。このブログでは統一を図るために建物に書かれている「常呂町交通ターミナル」を使わせて頂きました。

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岩内ターミナル その1

2010年08月26日 | 北海道


北海道岩内町にある、岩内ターミナルです。1985年に廃止された国鉄岩内線の岩内駅の跡地がバスターミナルになったものです。小沢、倶知安方面の岩内線廃止代替バスの他に、寿都や札幌などへの路線が乗り入れています。



事務所の入口。北海道中央バスの岩内ターミナルと、ニセコバスの岩内営業所と書かれています。



バスターミナルの中に入ってみました。待合室にはズラリとベンチが並びます。



窓口と券売機。



待合室から出ると、すぐにバスの乗降車ホームに行けます。



コインロッカー、公衆電話もありました。



岩内ターミナルからの路線図。右上に地図があってわかりやすいですね。

その2へ続く

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岩内ターミナル その2

2010年08月26日 | 北海道


岩内ターミナルの発車時刻表。岩内ターミナルでは、札幌への高速バス「いわない号」が一番の本数を誇ります。廃止になった国鉄岩内線は、急行が廃止されて以降、札幌駅へは小沢駅で乗り換えが必要でした。札幌へは鉄道があった頃より便利になったのではないでしょうか。



ホームは頭端式。5番線まであります。
1番のりば 雷電線の寿都方面(ニセコバス)・岩内円山線のいわないスキー場方面(中央バス)
2番のりば 高速いわない号の札幌方面(中央バス)
3番のりば 神恵内線の盃温泉、川白方面(中央バス)
4番のりば 小沢線の小沢・倶知安方面(ニセコバス)※岩内線廃止代替バス
5番のりば 降車ホーム 



ホームの外側には車両の留置スペースがありました。



3番のりばに停車中の神恵内線、川白行き。冬季以外は神威岬まで運行され、日本海沿いに小樽側へ抜ける事ができます。



ハイヤー乗り場と駐輪場。



岩内ターミナルを裏から見たところ。



<取材2010年2月>

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ニセコバス 寿都ターミナル

2010年08月06日 | 北海道


北海道寿都群にある「寿都ターミナル(すっつターミナル)」です。

日本海沿いに南下する原歌や栄浜への島牧線、日本海沿いに北上する岩内への雷電線、太平洋側へ抜ける黒松内や長万部への黒松内・長万部線が乗り入れているターミナルです。奥が車庫、右側がバスターミナルの待合室です。



乗車券も発売している窓口と石油ストーブ。



こちらはベンチ。



待合室の中から外を見ます。「落雪注意」の文字に季節を感じました。



寿都ターミナルの表札。

2008年9月まで寿都ターミナルから岩内を経由して小樽まで直通するバスが一日に3往復存在していました。現在は廃止され、岩内で乗り換えないと小樽へは行く事ができません。但し、寿都~岩内間の路線バスを3往復増回したので、本数に増減はありませんでした。



寿都ターミナルから日本海を望めます。

寿都は札幌と函館のほぼ中間に位置する港町です。かつては数の子で有名なニシンの漁で大きく賑わいました。しかし、ニシンの来遊は南から順に途絶え、現在は日本ではほとんど獲れません。海水温度の上昇や乱獲などが原因ではないかと言われています。



<取材2010年2月>

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函館バス 長万部ターミナル

2010年07月07日 | 北海道


北海道は山越郡長万部町にある函館バスの「長万部ターミナル」です。函館バスの長万部側のターミナルで、長万部~函館間を結ぶ路線と、国鉄瀬棚線の廃止代替バスである長万部~桧山・瀬棚・上三本杉間を結ぶ路線が発着します。ターミナルというより、バス折り返し場といった方がしっくりくるかもしれません。



国道5号線と道央自動車道の長万部インターが交わる地点のそばにあります。ニセコバスの寿都方面へのバスも停車しますが、こちらは「日清団地」という名称になります。小さな集落という印象でした。



前日、函館でバスの運転手さんに「長万部ターミナル」について伺ったら「あそこはスーパーハウス程度だよ~」と教えて頂いたのですが、本当にプレハブのスーパーハウスでした。



中にはベンチがあるのみ。設備は必要最低限の待合所です。



「長万部ターミナル」のバスポール。時刻表にはたくさん書かれていますが、到着バスや接続の時刻が書いてあるためで、実際のところ、本数は多くありません。



函館行きと上三本杉行きのバスが留置されていました。

余談ですが、長万部駅から長万部ターミナルまでは道内時刻表で5分。この程度なら歩いてすぐだろうと思い、特に予習しないで(正確には見付けられなかった)向かったのですが、街の中を歩くも見つけられず、駅員さんに聞いてもわからず、仕方なしに乗ったタクシーの運転手さんに「近くて申し訳ないのですが…」と前置きをすると「えっ!長万部ターミナルは歩くと結構あるよ!」と言われ驚愕!北海道のバスで5分をバカにしてはいけないと感じた瞬間でした。



<取材2010年2月>

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