現在、首都高速道路3号線の池尻入口(下り)は、ETC専用化工事のために、長期通行止となっています。
その影響で、池尻から首都高速に入る高速バスは迂回運行が行われています。特に渋谷駅出発の東名系統は、池尻が使えないと東京インターまで下道で迂回する必要があり、初台南が使える新宿駅出発の高速バスと比べて大きな影響が出ました。
前回は、池尻を通過して東京インターまで下道迂回する高速バスを紹介しましたが、今回は渋谷二丁目を経由する迂回を紹介します。
ここは渋谷駅の都心側。六本木通りの渋谷二丁目交差点です。
首都高速3号渋谷線を都心方向に進む、渋谷出発の京王高速バスがやって来ました。
上り線を走行してきたバスは、渋谷出口で首都高を降ります。
渋谷二丁目の交差点でぐるりと転回。
そのまま下り線へ。
渋谷入口から、3号渋谷線に入りました。
そして、東名方面へと向かっていきました。
このケースの迂回。何が凄いかというと、渋谷のランプを3回も通過します。
まず、渋谷駅マークシティを出発したバスは、道玄坂上側の渋谷入口(上り)から首都高速に入り、、、(渋谷ランプ1回目)
渋谷駅の谷を高架でこえます。
六本木通り側の渋谷出口(上り)で首都高速を降りると、、、(渋谷ランプ2回目)
渋谷二丁目の交差点を転回、、、
そのまま渋谷入口(下り)から首都高速に入ります。(渋谷ランプ3回目)
そして、再び、渋谷駅の谷を高架でこえ、、、
東名方向へと向かうルートとなります。
迂回ルートは、いくつもあるようですし、道路混雑等の要素もあるので、必ずしもこのルートになるとは限りません。(渋谷の谷を底で抜けるケースもあると思います)
ちなみに、京王バスは最近まで渋谷木更津線を運行していたので、渋谷二丁目での転回は過去にも行われていたかもしれません。
余談ですが、東急リムジンも同じように渋谷二丁目転回をしているのを複数目撃しました。
C2中央環状線からやって来た、リムジンバスや木更津線だと思います。