ボーフォール・フレール / Beaufort Freres “Brut Nature”

毎年この時期に、
ただけんの叡智を結集して取り組む
19本の記事が・・・

ようやく完成！！(大げさ。苦笑)

とても気になっていた「泡」
(=準・シャンパーニュ)で
乾杯しましょう！

ボーフォール・フレール
「ブリュット・ナチュール」

/ Beaufort Freres
"Vin Mousseux Blanc de Noirs
Brut Nature 2016"


【造り手】
アンドレ・ボーフォールは、
シャンパーニュ地方における
ビオディナミの先駆者といわれる造り手。

1969年に2代目当主の
ジャック・ボーフォール氏は
農薬によりアレルギーを患いました。

その事がきっかけで、
1971年から化学肥料や除草剤などの
農薬は一切使用せず、

殺虫剤や防カビ剤の代わりとして
アロマテラピー用のオイルを用いた
芳香療法や、ハーブを利用した

ホメオパシー
(自己治癒力を誘発する同種療法)
を駆使した、

彼独特の手段で
ビオディナミ農法を実施。

シャンパーニュ地方では
非常に珍しい自然派シャンパーニュ
の造り手です。

現在ジャック氏は引退し、
3世代目にあたる9人の兄弟が
シャンパーニュを手掛けています。

ジャック氏の代から、
ブドウの熟度と酸度を重視しており、

十分に熟した
酸度の高いブドウをワインに使用。

この2つがワインの骨格となり、
長期熟成を可能にします。

更に収穫から出荷まで全て手作業で
行うため、出荷量に限界があり、
ごく少量しかリリースされません。

その約80％がフランスを中心に
ヨーロッパで消費されているため、

日本での入手は
非常に困難なシャンパーニュです。

・・・とのこと。


そんなアンドレ・ボーフォールが
南仏・ナルボンヌのピノ・ノワールの
表現力の高さに惚れ込み、

収穫した葡萄をシャンパーニュに運び、
野生酵母のみで発酵。

シャンパーニュと同じく、
古バリックで発酵。
翌年の6月まで古バリックで熟成。

6月14日に瓶詰め。
瓶内2次発酵は蔗糖ではなく、
残しておいたモストを使用。

そのまま10ヶ月間熟成して
デゴルジュマン。
・・・した逸品。


今回、2016年ヴィンテージが
3,000円台半ば、と
かなり良心的にお見受けしたので、

アタックさせていただきます☆

【テイスティング】
冷蔵庫でしっかり冷やして
いただいた第一印象は、

「ニューワールドのワインに
　よく見られるように、
　安っぽいなぁ・・・」

木樽の風味が乏しく、
味わいに深みもなく、
ただ酸味が突出する印象ｗ

ラベルを見ると、インポーターは
「テラヴェール」さん、
う～む。


一方で、感じたことは、
温度を上げていけば、
異なる表情に出会える！？

※あわよくば、真価を
　発揮していただけるのでは・・・

現在、最後の1杯を
いただいているのですが、
深みは、感じられないかなぁ。。

「Andre Beaufort ブランド」を
親しみ易い価格で体験できる、
と期待したのですが、

お値段相応、いえ、
(率直に)ちょっとガッカリな
１本でしたｗ


・・・スペックだけでは
わからないのが、ワインの世界。
（まぁ、こんなこともあります！）

めげずに、
次のボトルをノックします☆

【付記】
ひさしぶりに、
テイスティング・ノートを開いて
感じるままに、メモ。

この体験が、なんだか新鮮で、
そんな機会を与えてくださったことに
大感謝です！！

"モノ言う消費者"であるために、
日々、精進ですね★


※上記の写真は、
　「四宮蒲鉾店」さん＠徳島の
　おでんセット。


もう、四宮蒲鉾店さんの
蒲鉾が好き過ぎて・・・

本当は「小ちくわ」や、
「金時ちぎり揚げ」あるいは、
「ごぼうスティック」を

いただきただかったのですが、
品切れのため、泣く泣く！？
いろいろ入った

「おでんセット」
(※それなりのお値段します。苦笑)
をチョイス！！

背に腹は代えられない！？
そんな大胆な大人買いでしたが、

(一緒に購入した「イカ天」も)
晩ご飯の前の間食で
ペロリと平らげてしまいました。笑

※アンドレ・ボーフォールさんの
　上記ワインよりも断然、評価高し！
　です。苦笑

美味しいものを
美味しくいただける幸せに感謝☆
ご馳走様です!!


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