マスクは苦しいです。
先日、あるところで学生さんたちに講義をする機会がありました。一つの教室に40人ほど。当然マイクもありますが、ついつい声を大きくして講義するわけです。が、途中から息苦しく、どうしてこんなに息苦しいのかと考えたところ、マスクの影響、と思われました。
その後、講義が終わった後には、マスクを外して、はあああ、とスッキリした感じ。
マスクは感染防止にはなるかもしれませんが、呼吸を浅くしてしまうのではないのか、とも感じました。
さて、そのマスクですが、世界各国ではマスクを外す傾向が強く、あの韓国でも外でのマスクの義務化が撤廃されました。日本では、いつになるのか❓特に、今では東京都での感染者数も減少してきているというのに。
あの、中川医師会長なんて、コロナが終焉した時、なんて言っていますが、それはゼロになった時、なんでしょうか❓
一説には、マスクを作って売っている会社との関係もあるとかないとか。
確かに、屋内で人が多いところではマスクも必要かもしれませんが、屋外で人が多くないところで、マスクをする必要があるのでしょうか❓
それに、子供たち。
先日、コロナによる脳炎で亡くなったお子さんがいますが、ウイルス性脳炎はコロナだけではなく、どんなウイルスでも起こりうる病気です。数年前にインフルエンザが大流行した時にも、そんなお子さんがいらっしゃったと思います。が、誰もマスクをしろとは言っていませんでした。
(ちなみに、お子さんの場合には、親御さんの注意深い観察が不可欠です。症状があっという間に進行しますからね。)
新型コロナによる急性脳症や脳炎は、子どもへの感染拡大を防げなかったアメリカでは報告されていますが、日本の子供たちにも起きてきているのですね、子供にとっては風邪だ、かかっても大丈夫なんて思えないのはこうした例があるから。一刻も早い回復を祈っています。 https://t.co/GEQH6nh6Kr
— 紙谷 聡@子どもの感染症専門医 (@SatoshiKamidani) April 26, 2022
こういう事に注意しながら、それでも、外ではマスクを外しても良い時期に来ているのでは、と思うのです。走りながらのマスクに、なんの意味が有るのか。
車を一人で運転していても、ついついマスクをしてしまう昨今。
正常な呼吸を保ったり、子供たちへの視覚的な影響を正常に保つためにも、マスクの意義を考えた方がいいかもしれません。