トランプ大統領が資料の一部の公開をしなかったことから、また再び興味を呼んだ、JFK暗殺の真実。
今回、そのJFK暗殺についての特集がNHKスペシャルで放送されました。
今更JFK?と思いましたが、トランプ大統領の公開撤回、という経緯もあって、今回製作されたようです。
が、あまり目新しい情報というか、そういうものはなかったかな、という印象。CIA説も以前から言われていたこと。が、今回、元CIAの人による、CIAのやり方での作戦立案の方法を聞くのは非常に面白かったです。
あの時代、アメリカは戦争をしたかった、ソビエトの情報は必要だった、ということから、なんでもpeace,peaceしか言わない、CIAはいらないと言っているJFKには我慢出来ない人が大勢いたのでしょう。
また、JFKって若造のくせに、あの短い任期期間中に今までの大統領とは全く違った手法でコトに当たっていた事から、旧態依然の人にとってはついていけない、という感じだったのかもしれません。
キューバ危機には武力を行使しなかった、部分的核実験停止条約を結んでしまった、公民権立法、ピッグス湾事件で生まれたCIAとJFKの間の軋轢、などなど。。。要するに、軍&CIAとJFKでは全く手法や考えていることが異なっていたわけです。こんな大統領の下では、軍もCIAも活躍する場がないと思ったのかもしれません。
あの頃、軍やCIAは若造のJFKは単なるお飾りだと思っていたのが、そうでもなかったので焦った、というのが真実かもしれない。
CIAをぶっつぶされたら、アメリカは大変なことになると思っていた人がその他大勢いたのだと思います。そこに、ぴったりと当てはまるようなオズワルドという人物が現れたのだから、これも歴史の必然かもしれません。そこにジョンソン大統領が絡んでいても、不思議ではないでしょう。
今回の放送では、指示を出したCIAの上の人物の名前が分かっているような内容でしたが、でも、更にそのCIAを操っている影の人たちって誰?それこそ、アメリカの本当の姿がわかっちゃうからトランプ大統領は資料の公開を拒んだのでしょうか?
それにしても、現代のCIAはどうなんでしょうか。何かあれば、国のトップをもどうにかできる権限はまだあるのでしょうか?そっちのほうに興味がある。
また、JFKがその後も生きていたら世界はどうなったか。映画「バックトゥーザフューチャー」にも描かれていたように、とっても荒んだ世の中になっていたのでしょうか?それもまた興味があります。
トランプ大統領は、CIAの全てを知っているでしょうか。
今の時代も、あの頃と変わっていないのかもしれません。トランプ大統領が文書公開しなかったということを考えると。
JFK
生まれるには早すぎた大統領と言えるかも。
それにしても、歴史の必然、というかJFKってなるべくしてなった大統領かもしれない。キューバ危機の時にニクソンだったらどうなっていたか。どうなっていたんでしょう。第三次世界大戦❓
JFKだから、武力行為なしで解決ができたのかもしれないし。で、そういうこの世での使命が終了したから、暗殺になったのかも。
ベトナム戦争は、アメリカや世界には必要だったのかもしれません。