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果てのある路

ささやかな想いをエッセイで…

保護猫「チビ」

2021-11-30 11:33:24 | 犬や猫の話
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実家の庭に居ついた子猫を、1年半前、保護しました。
2年前の年末に、生後3か月くらいで他の猫にくっついていたので、
実家の両親に「チビ」と名付けられていました。

メス猫だったので、避妊手術をして、保護した時は生後8ケ月くらい。
痩せてガリガリでした。
我が家で引き取って半年、ふっくらと大きくなりました。

(生後1年2ケ月くらい)
    ↑
この猫が↑になりました。

(生後8ケ月くらい)

下は1年前の写真ですが、既にクロ(当時5歳)の1.5倍はある大きさです。
デカいけど、名前は「チビ」。


田舎の、各家の広い畑をあちこち飛び回って成長した野良なので、
野性味もクロの1.5倍以上あります。(強い)
でも、クロを先輩として敬い、時折遊んでもらい(喧嘩し)ながら、
仲良く暮らしています。
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まりニャンの一生

2019-09-10 05:52:17 | 犬や猫の話
(※私の古いHPの中の「ハナとクーの部屋」と「子猫たちのいた夏」を、ご参照くださると幸いです※)


まりニャンは、2005年7月6日に、我が家の和室で生まれました。
子育て上手な母猫の元で、すくすくと幸せに育ち、
成猫後も遊び好きで、たいへん甘え上手でした。

純良素直にして慎重な性格で、一度も人間の手を煩わせることも、
私が声を荒げて叱ることも、ありませんでした。

日に一回は、必ず膝の上に乗って、甘えてきました。

家族が楽しそうに団欒していると、必ずどこからかやってきて、
さり気なく参加していました。
和やかな明るい雰囲気が、大好きだったのでしょう。

コミュニケーションの深さは、クーがすごく賢いと思いましたが、
まりニャンも10歳過ぎた頃から、同じくらいに並びました。
私と、心の深い所で対話できるようでした。


飲食拒絶するようになった8/19、まだ元気さは6くらいあった頃、私が泣きながら
「まりニャン、もう寿命なの?逝っちゃうの?」と尋ねると、
「うん、寂しいけれど、もうすぐ逝く。
 今までありがとう。楽しかったし、幸せだったよ」
と、確かに目で答え、私の心に伝わってきました。

そしてそれを境に、もう膝の上にも来ず、
目を見て対話することも止めてしまったようでした。

飼い猫の最期は、飼い主が傍に居てほしいものだと、私は思い込んでいたけれど、
必ずしもそうではなく、ひとりにしてほしい、
誰にも見られたくない、という猫もいるようです。

まりニャンは、あんなに甘えん坊だったのに、きっぱりと
「ひとりにしてほしい」オーラを出していました。

まりニャンが横になっている傍で、私が仮眠しようと枕を置くと、
今まで見たことがないような、あからさまな嫌悪の表情を見せました。

それ以来、寂しいけれど、私も距離を保つことにしました。

死の前日、苦しいはずなのに、いつ様子を見に行っても、
毅然と顔を上げ、一睡も眠らずにいました。

その晩、ついに頭が落ちたのでようやく眠るかと思ったら、
どうやら朝まで、瞼を閉じなかったようです。
死に顔も目を開けたままで、その誇り高さに私は胸を打たれました。


  楽しい、幸せな記憶をいっぱい私たち家族に残し、
  大自然の摂理に従って、従容と死への階段を降りて行ったまりニャン。


14年間、ずっと傍らに居て、癒し続けてくれたあなたが、
もうこの世にいないことが信じ難く、悲しく、深々と寂しいけれど、
たくさんのことを教えてくれて、心からありがとう。
大好きだよ。
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ありがとう、まりニャン

2019-09-09 11:34:43 | 犬や猫の話

昨日、朝5時25分、まりニャンが永眠しました。
14歳と2か月の生涯でした。


お盆頃から食欲が落ち、とうとう丸1日全く食べなかったため、動物病院を受診したのが8/18。
夏バテを疑って、点滴と整胃腸剤・食欲促進剤を注射してもらう。
「これで治れば良いですが、ダメなら精密検査を受けてください。
 もう高齢なので、元気に見えても・・・・」
と、獣医からも補助スタッフからも、含みのある複雑な表情をされる。

「まさか」と、私は全く信じなかった。
排便にも異常なく、嘔吐もなく、元気さも普段を10とすれば、7くらいはあったので。

しかし、獣医の見立ては正しかった。
落ち着いた穏やかな猫なのに、食欲促進剤の影響で、
帰宅後はソワソワと落ち着かず、エサ2粒を食べただけ。
食欲は戻らず、水さえもその日から飲まなくなった。

病院に連れて行こうとキャリーバッグを持ち出すと、
今までになく強硬な拒否表明を示す。
通院して延命させるか、このまま猫の意思(大自然の摂理)に委ねて見守るか、
大いに迷った。

8/20水を少し飲み、8/21エサもほんの少しついばみ、元気さが戻って安堵する。
しかし、8/17を最後に大便は全く出ない。
毎日少しだけ飲んでいた水も、8/29を最後に飲めなくなる。
そして9/2、それまで毎日一定量出ていたキレイなオシッコが、遂に止まった。

もう自然に任せる覚悟は決めていたが、ここから先は、毎日本当に辛く悲しかった。

まりニャンも苦しかっただろう。
死の3日前から、胆汁を大量に吐き、死に場所を探すように何度も移動した。
当日の朝、まだ生きていることを、家族に知らせるかのように大きく鳴き、
しばらくして、静かに息を引き取った。

慎重で病気もケガもなく、目ヤニやヨダレも一切なく清潔で、
下痢さえ一度も無く、健康で穏やかで、
堂々としていて、手の掛からない猫だった。

お骨と写真を前に、感慨は尽きない。
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黒猫ルナ

2016-04-12 09:43:06 | 犬や猫の話
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2015年5月末頃、生後1カ月半


2016年4月12日 満1歳の誕生日


昨年の5月22日、生後1カ月半足らずで、我が家にやってきた。
離乳とトイレ躾け済みで、すぐに新環境に慣れたのは良いが、
獣医さんも呆れるぐらい、ヤンチャ者。

生後半年くらいまでは、飼い主の手に引っ掻くわ噛みつくわで、非常に手を焼いた。
あくまで親愛表現で、本人はじゃれているつもりだろうが、
私の右腕が腫れあがり、外科受診したほどだ。

活発で俊敏だが、ドタドタ音を立てて走り回る。
歩く時はいまだに、トテトテトテ・・・・とアニメ擬音のような音がする。
「ルナ」と呼ばれるのは動物病院のみで、
通常は「クロ」と呼ばれている。

生後3カ月頃、まりニャン(10歳♀)が先輩風を吹かして、庭でトカゲを捕まえてきた。
一緒にじゃれて、遊ぼうと思ったのだろう。
ところが廊下でくわえていたのを放した途端、迷わず襲いかかったクロ。
猛獣のごとき猛々しさで、
「グウァォー」とうなりながら、跡形もなく食べつくしてしまった。

 あっけにとられる、まりニャンと私。

万事この調子で、野性の生命力に溢れた黒猫だ。

生後8カ月頃までは、体形も仕草も『魔女の宅急便』のジジそっくりだった。
甘える時には、徹底的に天使化して可愛い。
しかし瞬時に、悪魔に豹変する。
(ヨーロッパ中世で恐れ嫌われた理由が、分かる気がする)

クーや、まりニャンとは違って、また面白い。
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クーの娘・まりニャン

2015-07-07 10:32:47 | 犬や猫の話
クーは4歳の時、5匹の子猫を産んだ。
皆、希望者にもらわれていったが、1匹だけ我が家に残したのが、まりニャンである。

まりニャンは、我が家で生まれ我が家で育った、世界で唯一の猫。
気性が純良素直で明朗快活、心許せる相手にはとことん懐っこい。
甘え上手で、ほんとうに可愛い。
クーの血を引き、クーの面影を表情に宿す、
私にとっては、かけがえのない宝物のような猫である。

母猫との同居が長かったせいか、いつまでも子猫っぽさが残っていたが、
昨日10歳の誕生日を迎え、さすがに風格が着いてきた。

7歳の春、母猫が彼岸へ旅立った。
まりニャンは、それまで一歩も外へ出たことのない室内猫だったのに、その日以降、毎日外へ出たがるようになった。
家に戻ると、おしゃべりするように盛んに鳴く。
それはまるで、「母猫を探しに行ったけど、今日も会えなかった」と
訴えているようだった。

今年の春、愛犬ハナも亡くなり、長男も家を出て、
我が家は、ガランと寂しくなった。
まりニャンが一身に、家族3人の癒しと和みの役目を、引き受け続けた。

まりニャンは、その役目を立派に果たした。
私は、まりニャンだけで充分だったが、
夫と娘がしきりに寂しがり、子猫を欲しがった。

9歳のうちなら、まりニャンも新入りを受け入れる望みがある。

それで、5月半ばのことだが、生後一ヶ月半のメスの子猫をもらってきた。

そしたらこれが、活発過ぎるほど元気一杯の黒猫だった。

まりニャンは、最初のひと月ほどは、
「フーッ! シャアーッ!」
と怒って寄せ付けなかったが、だんだん慣れてきた。

元々心優しい性格なので、少しずつ受容していったのだろう。

子猫は、首元にほんのり三日月模様があるので、『ルナ』と名付けた。
しかしもっぱら、「黒すけ」とか「ブラックデビル」とか呼ばれている。

まだ2ヶ月なので、手の掛かる時期がしばらく続く。
まりニャンには、苦労をかける。
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愛犬ハナは幸せだったか

2015-03-04 09:25:31 | 犬や猫の話
老犬ハナのその後。

12月になると、目や耳だけでなく、鼻も利かなくなって、
口先にある食物は食べるけれど、わずか数センチずれると、
好物が目の前にあっても見付けられなくなってしまう。

声を掛けても、全く無反応。
コミュニケーションの手段は、
撫でたり、抱いたりするボディータッチのみ。
尾は下に垂れたまま、11月以来、二度と振られることはなかった。

1月に入ると、それまで旺盛だった食欲が、減退する。
ときどき、食餌を残すようになる。
それでも、翌日にはペロリと完食した。

足腰は丈夫で、毎日散歩もするし、
内臓も健康で、排尿排便に異常がないため、
「ああ、このまま半年くらいは生きるだろう」
と思っていた。

それが、2月のある日、連続して2日餌を食べなかった。
それどころか、水も飲めない。
「猫用のサカナ缶なら!」と思って与えてみると、
大喜びで飛びつき、長い時間かけて食べようとしたにも関わらず、
全く食べられなかった。
どうやら、嚥下ができないらしい。

せめて水だけでも、とスポイトで与えたが、
ほんの少ししか受け付けない。
固く閉じられた口は、頑とした拒否を示していた。

  ああ、大自然が、この命を閉じようとしている――
  無私にそれを伝えるハナが、とても崇高に思えた。

ハナは、水が飲めなくなってなって10日後、
ものが食べられなくなって12日後に、息を引き取った。




亡くなったのは、3月1日日曜日午前1時。

死ぬ前の朝まで、庭を散歩し、透明できれいなオシッコをした。
不思議なことに、何か月もずっとうつむいたまま無表情だったのが、
死の当日だけは、しゃんと首を上げ、精気ある表情をしていた。

ただ確実に体力は落ち、体はフラフラで、
最後の半日はさすがに足腰が立たず、それでもどこかへ行こうとして、
はって動いた。

最期の夜も、寝床からはい出ていた。
それを、私が寝かせ直してやった時は、まだ通常どおりの息をしていた。

敷いてあったペットシーツを蹴散らして、畳の上に液状便が広がっていた。
それは、かつて無いことであり、
私は真っ青になり、その処理をするのに必死になった。
処理するのに2時間ほどかかり、その途中、
ハナの鼓動が止まっていることに気付いた。

2日後には、14歳の誕生日だった。





今、目の前、リビングの片隅に、
クーとハナの遺骨が、並んでいる。
ハナが元気で、最も幸せそうな頃の写真を飾った。
私の胸に、様々なことが去来する。

ありがとう。
どうか、天国からも、私たち家族を見守っていてね。
――長い間、ハナが与え続けてくれたものを、ギュッと抱きしめる思い。
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老犬ハナ

2014-11-12 09:56:07 | 犬や猫の話
ハナが、生後2カ月で我が家にやってきたのは、
長女が中1、長男が小3になる春だった。

元気いっぱいで可愛らしかった子犬が、今は13歳。
すっかり老犬だ。

昨年の夏、それまで毎日歩いていた散歩コースを、初めて嫌がった。
一昨年から距離は半分に減っていたが、
昨年の夏は、家の前の道を何往復かするだけの散歩になった。
秋からまた散歩コースに戻ったので、多分、夜も暑さが残っていたのだろうと考えた。

しかし、また今年の春から嫌がるようになった。
耳はすっかり遠くなり、目もほとんど見えなくなって、散歩が面白くないのだろう。
動作も緩慢で、ヨチヨチ歩きだ。
道行く人から、
「まだ13歳なのに?」
と絶句されるような、老け込みぶりだ。

そして今年の6月、とうとう夜鳴きが始まった。
深夜2時頃になると、申し訳なさそうに、哀しそうに鳴く。
「よしよし」となでてやると、安心して眠りに就く。

しかし、夜鳴きは、犬の認知症のシグナル。
ハナのような柴系ミックス犬は、11歳過ぎると罹りやすいのだという。

悪化しないように、DHAサプリや犬用煮干しを与え、努めて昼間遊んでやり、夜に寝させるようにした。
効を奏して、丸々1ヶ月、鳴かない月もあった。
しかし、やっぱり、鳴いたり鳴かなかったりの現状だ。

住宅街での夜鳴きは、近所迷惑甚だしいので、すぐになだめにゆく。
なだめれば大人しくなるのが幸いだが、深夜30分おきに何度も起こされると、さすがに情けない気持ちになる。

何より辛いのは、あの、表情豊かで愛嬌たっぷりで、
賢く命令を聞き分け、立派に番犬を務めたハナの記憶が、
目の前の、頑迷で無表情な姿に、上書きされることだ。

「お座り」も「お手」も忘れてしまったハナと、
家族総出で、できる限り触れ合おうと、
格闘する毎日は続く。
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クーのこと

2013-03-07 16:18:14 | 犬や猫の話
あの辛くて苦しかった3月3日からずっと、春の陽気に恵まれた晴天が続きます。

クーは、翌日3月4日に、荼毘に付されました。
一晩経過した遺体は、筋肉が緩むのでしょうか、
険しかった表情がウソのように、穏やかな優しい可愛いものに変わっていました。
体は冷たく硬くなっても、豊かな被毛はしなやかでつややかなままで、
その横たわる姿は、普段の寝姿となんら変りなく、
今にも起き上がって欠伸しそうな、そんな錯覚を覚えました。

見晴らしの良い、ペット専用火葬場で、雲一つない青空に向かって、
細い煙が昇ってゆきました。
残された真っ白な骨を、私と長男で拾って、
小さな美しい骨壷に納めて、我が家へ連れて帰りました。

49日が過ぎたら、クーが大好きだった庭の岩のそばに、埋めてあげよう。

クーは、心筋症で、その明確な症状が出たのが2月9日でした。
後足が一時的に麻痺し、麻痺はすぐ治ったものの、
それ以降、呼吸が早くなり、日を追って弱っていきました。
人目を避けて、ずっと、じっとしていました。

もがき叫ぶほど苦しかった、最後の9時間、
時々正気に返って、シャンと起き上がって周りを見回す姿が、立派でした。

気性が真っ直ぐで、誇り高く、寛大で可愛らしく、聡明な猫でした。

毎朝、小走りに駆けてきて、必ずその日一番の爽やかな態度で、
「おはよう!」
と、挨拶しました。私は、
「ああ、なんて前向きなんだろう。猫ながらタイプ3だなあ」
と、感心したものです。

4歳の時、子どもを産んで、それも安産で育児上手で感心しましたが、
それ以降の、幸せオーラの強さには圧倒されました。

外見も、ゴージャスで神々しい美猫でしたが、
何よりも、発せられる幸せオーラの強さに、
私は、どれほど心救われたか分かりません。

今年の冬、必ず家族のヒザの上に乗って甘えてきたのは、
体調が不安で、お別れの予感があったからでしょうね。
その表情は、
「ありがとう。私、本当に幸せだったよ。
 もうすぐ逝くけど、どうか忘れないでね」
と、言っているようにしか見えず、
「クーちゃん、長生きしてね」
と、抱きしめるしかなかったのです。

忘れ形見の娘猫・まりニャンは、雑種なので、毛触りも容貌も異なりますが、
唯一、目がクーとそっくりです。
2匹に同時に見つめられると、
「同じ顔してる」
と、思ったものです。
まりニャンの目を見て、これからもクーを偲ぶことでしょう。
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愛猫クーが永眠しました

2013-03-03 20:31:57 | 犬や猫の話
桃の節句でもある今日は、我が家の愛犬ハナの12歳の誕生日。
来月には、愛猫クーも、12歳になるはずでしたが、
本日午後3:30、11歳と10ケ月半の生涯を閉じました。

本当に、生きた宝石のように美しいメインクーンで、
私たち家族は、抱えきれないほどたくさんの幸せを、
彼女からもらいました。

今日は朝からよっぽど苦しかったのでしょう。
「アオーン、アオーン」と鳴きながら、
もがいて部屋中を移動しました。

私たちは声をかけながら、
そっと額をなでてやることくらいしかできず、
クーがしたいままに任せて、ただ見守っていたのですが、

お昼頃、感動的な光景を目にしました。

ハナが昼寝しているそばへ、わざわざクーが行ったのです。
ハナはクーにとっては、天敵というか、宿命のライバル。
ハナもクーが半径2m以内に近づくと、容赦なく吠えたり、
かみついたりする危険な関係。

それなのに、今日に限っては・・・・

ハナは、全てを察するかの如くクーを受け入れました。
優しそうに愛おしそうに、クーを抱きしめるかのように。

そのまま1時間ほど、2匹は仲睦まじく添い寝していました。



クーの体は、4日前からエサを食べられなかったので、
やせているのですが、毛皮だけは豪奢なままでした。

肉体の苦しみから解放され、天国へ旅立ったクー。
どうか安らかにね。
長い間、本当に、本当にありがとう。
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