分水神輿會

分水(この)町を愛する神輿馬鹿のつれづれ・・・

土曜ライブラリー

2011年11月19日 23時48分13秒 | Weblog

赤目です。

 

雨でしたねぇ。

 

晴耕雨読、読書三余、読書三到、

秋です 本です 読書です (標語)

思わず夢中になりました。 (標語)

 

秋の読書週間へ逃げようと思ったら、

11月9日で終了していました。

読書亡羊。

 

 

でも、本の紹介をしようかい。

 

タイトル 『銀齢の果て』

作者名   筒井康隆

2006120日発行

 

一寸昔に、国会議員までも巻き込み世間の注目を集めた映画『バトル・ロワイアル』

『バトル・ロワイアル』は中学生達に殺し合いをさせるという内容だった。

 

しかし、この本に登場する参加者たちは全てが『老人』なのである。

だが、『老人』と侮ってはいけない中学生ほどの若さは無いが老人力があるのだ。

長年生きてきた知識、あらゆる職業経験者、そして死をも恐れぬ者まで……

 

増えすぎた高齢者を調整するために政府が考え出した

「老人相互処刑制度」が今はじまる。

総勢五十人以上の個性的な登場人物が大暴れ!

ブラックな内容ですが『老人』の強さがあります。

 

(注、この書籍には暴力シーン、殺害シーン、グロテスクな表現、が含まれます。)

 

筒井先生の作品 

(時をかける少女、七瀬ふたたび、富豪刑事、わたしのグランパ、

パプリカ、日本以外全部沈没、愛のひだりがわ、他多数)

 

赤目の色眼鏡

『銀齢の果て』少し普通ではない設定です、ブラックで悪趣味ともいえる

でも、いくつかの筒井作品を読んでいくうちにこの設定も、面白いと感じてしまう。

筒井作品は色々な表現の世界があるので、好き嫌いで分かれると思います。

『銀齢の果て』のような、少し狂った世界や、

『パプリカ』のようなSF。『日本以外全部沈没』パロディー作品、

『愛のひだりがわ』のジュヴナイル(ライトノベルの事だって)

 

赤目は『愛のひだりがわ』がオススメですよ。

本を開いた直後にもう、物語の中に引き込まれます。

この辺は『時かけ』も同じですが、少しむずかしい言葉を

使われますが読みやすい作品です。お子様にも読めると思います。(中学生位?)

まずは『愛のひだりがわ』から、ふれてみてはいかがでしょうか?

 

じゃあ、なんで『銀齢の果て』を紹介したかって?

書いちゃったもん、

それで書いてから、

これを、お勧めだ!と書いたら、

危ないヤツと思われるじゃん?

 

夢中!熱中!読書中!(標語)

コメント
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