大家族・長期村の日々奮闘記

生き物調査隊チャレンジ中止


 1日目の活動は、水上生活の場づくり。上流への仕掛け設置は、こはとふみぞう。自転車で往復。

下流での網での捕獲は、てるちゃん、りん、あやか。徒歩で45分ほど歩いた橋の下で調査。2種の魚とエビを捕獲。その後、たぶんボラなのですが、大きな魚の大群が浅瀬にいるのを発見、捕獲にトライしましたが・・、残念ながら失敗。

 その後、全員がテントに戻り夕飯の支度を始めたところで事故が発生。
 おおよその経緯と対処は次のように行いました。

◆ お湯をひっくり返しての火傷
 沸騰前の鍋にザル・ボール?をひっかけて倒す。 1名腿に大人の手平以上の範囲、1名膝にかかる。
川でのキャンプであったので、すぐに川の水で冷やす。小3のお子さんでもあり、痛がり方は相当。
本部へ通報。広範囲でもあるので身近な医師に電話にて対処確認。30分から1時間冷やしてからの初期手当は変わらないとのことなので、そのまま川で30分冷やしてから本部へ搬送。
さらに水道水で30分冷却後、医師による(寿都診療所のお医者さんが自然学校のキャンプ場に滞在中)の応急手当を受け、痛み止めの指示を頂く。 火傷の程度は二度で治まりました。

 当事者の親御さんへご連絡。

 大事には至りませんでしたが、長い治療期間が必要な事態ともなりました。
 大変申し訳なく思います。

火器使用中の鍋への注意喚起がスタッフに足りなかったと大いに反省をしております。
最終盤です。 なお一層の安全管理へ改めて スタッフの意識を高めます。
コッシー探検隊へも火についての注意喚起を致しました。

そして、チャレンジに参加していた3人のお子さんが、このことにより新たな体験に及び越しにならないようにしたいと思います。

ここですべてを中止してしまう選択肢もありますが、この朱太川生き物探検隊と同じように2日間も考え準備して2泊3日のチャレンジしている他のチームいがます。彼らが、帰って来て顔を合わせた時に、その達成感に大きな差がでてしまいます。

今日もひとりひとりと話をしましたが、明日も、何度もひとりひとりと話し、それぞれの気持ちに寄り添いつつ確認、そして、三人の気持ちが離れないように配慮しつつ やってみたいこと、やり直してみたいことをもう一度、三人の子ども達と整理し、仕切りなおします。


 最終盤です。 なお一層の安全管理へ 改めて スタッフの意識を高めます。

黒松内ぶなの森自然学校
運営委員長 高木晴光 拝

コメント一覧

浦母
どうぞお大事に
とても心配されたと思います。
書き込みを読んで、ほっとしました。
皆と一緒に撮った写真が大人っぽい美人さんだったので、小学3年生とあってびっくりしました。
残ってチャレンジを続けたこと、こうしてご両親が見守っていらっしゃるからこそ、できたことだと思いました。
その後の本人のがんばりも、スタッフの皆さんのケアも、全部廻りの子達も一緒に体験して、感じていたことでしょう。
どうぞお大事に、また元気で素敵な笑顔をブログで見られるのを楽しみにしています。
てるママ
ご報告ありがとうございました。
怪我は残念ですが、大事に至らず安堵致しました。
キャンプに出す以上、ある程度のアクシデントは覚悟しておりましたし子供たちにもリスクがあることは話しておりました。どこまで理解をしていたか、自分の身に降りかかるとは、、、そこまでは思っていなかったとは思いますが、これも経験だと思っています。
起こってしまった事は仕方がありません。何より対処の速さと的確な判断、子供たちの気持ちのフォローをしてくださりありがとうございます。子供たちは、ここからの学びもあったはずです。
今朝のブログ写真の笑っているチームを見て皆さんの手厚いアフターケアのお蔭の笑顔と感じました。
この事件で、ほかのお子さんの動揺やチームとしての一体感がそがれるのではと心配しておりましたが形を変えて続行とうかがい、子供たちの気持ちに寄り添ってくださったスタッフの皆様に感謝申し上げます。
お手数おかけいたしますが宜しくお願い致します。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「12 夏」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事