武道空手について

武道空手について様々

道着の機能

2021-03-03 22:46:10 | 日記
武道空手の道着...その成り立ちなどは、日本本土に空手が入って来て、広めようというときに...

というところまでさかのぼります...が、今回はそこはさらっと通して...

道着は、和服です。 色は白色...

死ぬとかそういうことではないですが、死装束(しにしょうぞく)の白...つまり、覚悟の白ということです。


豊空会の道着は、全体的にゆったり着ることが出来る仕様になっています。

ゆったり...なのは、肌にピッタリ密着しないようにしています。

武道空手の上達のためには、体表面の意識だけが濃くなるのはマイナスです。

ピッタリ仕様だと、体にピッタリして、体表面に意識があつまりやすいので...ゆったり仕様となっています。



帯ですが、締め方は、そんなにキツく締めるものではなく、これまた、少しゆったり締めます。

そして、締める位置が大変重要です。 横から見て、後ろの方が上、前の方が下に...

ななめに締めます。後ろの方が上になるところがポイントです。

胴体の上の方は肋骨で鳥かご状になっていますが、その肋骨と骨盤の間...いわゆる腰と言われる部分は、

背骨一本で支えています。ゆえに、ここがグニャグニャしやすい...

もちろん、この部分の自由度が高いからこそ、うまく動くことが出来るというのは前提で...

腰がグニャグニャすると、良い動きができません。まずは、体幹部が一体となった状態で移動する、回転するということが大切です。

良い動き入門編です...入門と言っても、とても深いですが...

そして、帯は、その背骨1本で身体を支えているいわゆる弱点とも言える部分の意識を濃くするという機能があります。



など...。 まだまだ、いろいろな機能がありますが、今回は、根幹の大切な部分について...でした。

あらゆるものに意味があり、無駄は排除して...それが、豊空会の武道空手です。

空手道豊空会公式サイト


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