この偉大なる
〈アヴァローキテーシュヴァラ“世間の音を観察する者”という名の求道者(観世音菩薩)〉
は、
“突然の危機や困難におろおろと怖れ、萎縮してしまっている者たち”に
〈落ち着いた安らぎ(無畏)〉
を与えることができるのです。
だからこそ、
この〈苦しみ多き輪廻の世界(娑婆)〉では
誰もが〈観世音菩薩〉のことを
『施無畏者(せむいしゃ・畏れないことを施す者/安らぎの眼差しを施す者)』と呼ぶ . . . 本文を読む
〈アクシャ・マティ“尽きることのない意欲”〉よ。
この〈アヴァローキテーシュヴァラ“世間の音を観察する者”という名の求道者(観世音菩薩)〉は、
このように
〈“様々な姿に身を変じて、それぞれの場所へとおもむき、〈生きものたち〉を苦しみから救う”という功徳〉
を成し遂げているのです。
ですからあなたがたは
心の底から
〈アヴァローキテーシュヴァラ“世間の音を観察する者”という名の求道者(観世音菩 . . . 本文を読む
25・26・27・28・29・30・31・32
もしも“〈“天の神々・龍族・鬼族(夜叉)・亡者の魂(乾闥婆)・武神(阿修羅)・神鳥族(迦楼羅)・亜人類(緊那羅)・蛇族(摩睺羅伽)”のような、人に似て人にあらざる者の身〉で〈生きもの〉を救うことができる状況”であるなら
〈“世間の苦しみの声を観察する者”観世音菩薩〉はすみやかに〈“天の神々・龍族・鬼族(夜叉)・亡者の魂・武神・神鳥族・亜 . . . 本文を読む
〔四衆身〕
15・16・17・18
もしも“〈“出家した僧侶(比丘)や尼僧(比丘尼)、在家信者の男子(優婆塞)や女子(優婆夷)”の身〉で〈生きもの〉を救うことができる状況”であるなら
〈“世間の苦しみの声を観察する者”観世音菩薩〉はすみやかに〈“出家した僧侶や尼僧、在家信者の男子や女子”の身〉を現して
その〈生きもの〉のために〈真実の法〉を説くでしょう。
〔四種婦女身〕
19・20・21・22
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10
もしも“〈“人の王(小王)”の身〉で〈生きもの〉を救うことができる状況”であるなら
〈“世間の苦しみの声を観察する者”観世音菩薩〉はすみやかに〈“人の王”の身〉を現して
その〈生きもの〉のために〈真実の法〉を説くでしょう。
11
もしも“〈“豊かな賢人”たる長者の身〉で〈生きもの〉を救うことができる状況”であるなら
〈“世間の苦しみの声を観察する者”観世音菩薩〉はすみやかに〈“豊かな賢人” . . . 本文を読む