21世紀新訳・仏教経典(抄)

西川隆範編訳・桝田英伸監修

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この世の由来-世記経  ~神々との戦い その8

2013-06-23 20:45:10 | 経典
〈帝釈天〉は
〈忉利天の“三十三の天宮”にすまう神々〉を心に念じた。

〈忉利天宮の神々〉もすぐに察して念に応え、次いで口を開く。

「只今、
我らが王〈帝釈天〉様が我らのことを念じてくださった!
我ら速やかに武具を整えん!」

そしてすぐに
〈左右の側仕えの者たち〉に命じて武器の支度をさせるのだった。
〈三十三の天宮の神々〉自らも
武器を執り、宝の鎧で実を固め、宝の戦車に乗り込む。
そして
〈無数巨億の神兵ら〉を前後に配して
帝釈天の御前を固めるのだった。


それから
〈帝釈天〉はほかの〈忉利天の神々〉も心に念じた。

〈忉利天の神々〉もすぐに察して念に応え、次いで口を開く。

「只今、
我らが王〈帝釈天〉様が我らのことを念じてくださった!
我ら速やかに武具を整えん!」

そしてすぐに
〈左右の側仕えの者たち〉に命じて武器の支度をさせるのだった。
〈忉利天の神々〉自らも
武器を執り、宝の鎧で実を固め、宝の戦車に乗り込む。
そして
〈無数巨億の神兵ら〉を前後に配して
帝釈天の御前を固めるのだった。


次に
〈帝釈天〉は〈妙匠鬼神〉を心に念じた。

〈妙匠鬼神〉もすぐに察して念に応え、次いで口を開く。

「只今、
我らが王〈帝釈天〉様が我のことを念じてくださった!
我は速やかに武具を整え、側にお仕えしようぞ!」

そしてすぐに
〈左右の側仕えの者たち〉に命じて武器の支度をさせるのだった。
〈妙匠鬼神〉自らも
武器を執り、宝の鎧で実を固め、宝の戦車に乗り込む。
そして
〈無数の千の神兵ら〉を前後に配して
帝釈天の御前を固めるのだった。


次に
〈帝釈天〉は〈善住龍王〉を心に念じた。

〈善住龍王〉もすぐに察して念に応え、次いで口を開く。

「只今、
我らが王〈帝釈天〉様が我のことを念じてくださった!
我は速やかに〈帝釈天〉様の御許へ行き、お仕えしようぞ!」

それから
〈帝釈天〉直々に
武器を執り、宝の鎧で実を固めて
〈善住龍王〉の背中へと乗り込んだ。


こうしてついに
出陣の時を迎えた。

はかり知れないほどの数の〈天の神々〉と〈鬼神〉たちを引き連れて
〈阿修羅族〉たちと戦うために
自らの宮殿〈善法講堂〉から出てゆく。
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