シロクマックスのアラフォー、ぼちぼちアメリカ生活

アメリカ生活のあれこれをつれずれに書いてます。
移住して8年、ぼちぼちやってます。

レスタービートとテーオーブユウデン ver1

2010-10-31 | アメリカ生活のあれこれ
今日は写真はないですけど、ちょっと馬の紹介。

僕が去年働いていたレキシントンの牧場にreagle mary08とmonaassaaat08という

コルト(雄の仔馬)がいました。両方ともアメリカのセールにはださないということで、

引き運動もせず、一日22時間くらい放牧に出しっぱなしでした。馬房に入れるのは

ご飯を食べさせるときだけです。あとちょっとブラシをかけたり、馬体をチェックしたり・・・

この2頭は一緒のパドックに放牧にだされることがたびたびありました。

やっぱりセールに行くオスは一頭につきパドックひとつです。喧嘩してケガでもされたら

困りますからね。

ということでセールに行かない組の連中がやむなく一緒ということに。

本当はそれだってあまりよくないと思います。土地がないので仕方なくです。


レスタービートとテーオーブユウデン ver2

2010-10-31 | アメリカ生活のあれこれ
モナサバ(monaassabaat)はとても格闘好きな

仔馬だったので、必ず一緒のパドックの馬に決闘を挑んでいました。5頭で

ビッグフィールドと呼ばれていた、だだっ広いパドックに放牧に出されていたときは、

周りの4頭に順番に仕掛けるほどの好戦的な性格で、かなり暴れん坊でした。

そのかわり一番チビ助だったので、仕掛けた分反撃にあって、ちょいちょいかまれた痕や、

切り傷がありました。ホルター(馬の顔につける革製、紐製の道具。人間が馬を引くとき

にロープにつなぐ。とうらく。←漢字わからなくてすいません)をパドックで

なくすのは彼の得意技でした・・・探すほうの身にもなれよチビ!!って思ってました。

モナサバの体重は930ポンドくらいでしたね。1000ポンドで480キロ、

1100ポンドで500キロです。

そこで、モナサバと同じパドックに絶えられる唯一の馬がリーガル(reagle mary)

だったわけです。

リーガルは仕掛けませんが、やられたらやり返す仔馬で、モナサバとは

対照的に大きな馬でした。1000ポンドを超えていましたから、一歳の9月で500キロに

迫るくらいのビッグな馬体でした。

モナサバとリーガルは基本的に仲がいいわけで、本気で倒しにいってるわけではなく、

あくまでも遊びの沿線上に格闘があるといった感じでした。だから大きなケガをすることは

なかったです。ひたすら2頭でパドックを走り続けて、追っかけてみたり、追われてみたり

してました。

レスタービートとテーオーブユウデン ver3

2010-10-31 | アメリカ生活のあれこれ
リーガルが日本に輸出されることは知っていました。だから僕が09年の10月に

一時帰国したときも、年明けの1月には北海道の育成牧場に着地検疫をかねて

入厩することはしっていました。ところが今年の5月くらいに、

競馬雑誌の2歳馬特集で「名前が決まりました」というコーナーがあるのですが、

なにげなく目で追っていると、父Refuse To Bend 母Monaassabaatという

血統の馬が「レスタービート」という名前で登録されていました!!

これってあのチビのモナサバなの?と本気でびっくりしました。

一方のリーガルも最近「テーオーブユウデン」というちょっと?な名前に決まって、

日本でトレーニングをしています。

まさかあの2頭がそろって日本に輸入されるとは思わなかったです。

同じレースで走ったら面白いけどね。

レスタービートは栗東の田所秀厩舎、テーオーブユウデンは栗東の笹田厩舎です。

2頭とも関西です。両馬ともすでに入厩済みなので、ゲート試験をパスして、

体に異常がなければ近いうちにデビューすると思われます。

デビューしたらまたこのブログでも取り上げようと思います。

誰か写真とか撮れたらぜひシロクマックスまで送ってください。お願いします。