シロクマックスのアラフォー、ぼちぼちアメリカ生活

アメリカ生活のあれこれをつれずれに書いてます。
移住して8年、ぼちぼちやってます。

牝馬は血統が命

2011-08-30 | アメリカ生活のあれこれ

ふんふん♫♫

ハローハロー。 テンカラットロックです。よろしく。まだデビューしてないけどさ。

あたしがどーかしたかって?ちょっとちょっと、寝言は寝てからにしてネ。

あたしの血統ってば ↓↓↓ のとおりよ(n‘∀‘)η 

 

すごい? 

あたしのママの名前みて、すぐあたしのお兄さん達が

誰だか分かったあなたは・・・やるわね。まあでも基本よ。

あたしより血統のいいお馬って、オーストラリアにいるのかしらね?

(いないこともないと思うけど、ま、たしかにうなる良血ではありますな)

(競馬する必要ないと思うけど・・・)


ひなたの午後にあこがれて

2011-08-30 | 日記

今日のシドニー、とっても天気のいい午後でした。

僕も午後の仕事がおやすみで、朝からビール飲んで、いい気分です。

馬も猫もこんな午後は眠いやね  (-_-)゜zzz…


「ネコって気楽ね~。今にホットケーキみたいにまん丸くなっても知らないから」

(キキ→ジジより)

 

 

 

 

 

 

jlksだjふぁsd


Spring carnival started

2011-08-28 | アメリカ生活のあれこれ

オーストラリア競馬は春競馬がいよいよ本格的に始まりました。

9月、10月、11月とG1レースが何十本も組まれています。

ヴィクトリアダービーやヴィクトリアオークスといったVRC

(ヴィクトリア・レーシング・クラブ)主催の3歳馬のクラシックレースや、

11月の第一週の火曜日に行われる祭典メルボルン・カップなどです。

9月はそれらの本番レースへのプレップレースが沢山組まれています。

モアジョイアスも順調に調教をこなしており、レース復帰は真近です。



この日はRose Hill 競馬場でレースがあり、馬を連れていきました。

土曜日のシティ・ミーティングは正装が半ば義務化されています。

なかにはジーパンで馬を引いている連中もいますが、かなり稀です。

個人的には土曜日のシティ・ミーティングはスーツとネクタイなしでは

恥ずかしくて馬引けないです。オーストラリアにおける競馬場というのは

「大衆のギャンブル」という雰囲気は皆無で、大人の社交場、サロンという

意味合いが強いです。お客さんはみなオシャレして来場されますからね。

厩務員だから作業着でいいというわけにはいきません。ちなみに僕の

ボスのゲイは服装にとてもうるさいので、土曜日の競馬で馬を引く際は

スーツ着用が義務です。ま、そういう厩舎です。てきとーな田舎の厩舎とは

ちとわけが違います、良くも悪くも。



でも正直スーツを身に付けたのは5年ぶり位です・・・・・・・

ネクタイ巻くのに15分くらいかかりました。10回くらいやり直した(-_-;)

厩舎で働くのが5年振りくらいなので・・・・・

ファーム勤務だと、どうしてもそういった社交的な場にでることがないもの

で・・・・唯一セールが公の場なわけですが、セールでスーツ着るのはちとナン

センスです・・・・アメリカのセールなんかでも、バイヤー全員が短パンにスニー

カーとかで馬見てますしね。ダーレーのエージェントのジョン・ファーガソンです

らジーパンにスニーカーですしね。

スティーヴ・アスムッセンもよれよれのポロシャツにジーパン、スニーカーで

疲れた顔してフラフラしてるところをすれ違ったことがあります(#^.^#)

セールは「戦い」ですからね。そっからすると競馬場ってのはやっぱり

本番なので、「見せる」「見られている」という意識が生まれます。

競馬場のパドックで(オーストラリア英語ではMounting Yard 

マウンティング・ヤードと言います)馬を引くのはやっぱり楽しいです。

一番人気を引いている時は特に。全国中継でテレビにも写ってますし、

やっぱり身だしなみはきちんとしないとね。


写真の芦毛ちゃんはTea Drop Rockという4歳馬。来週この馬を

重賞で引きます。カーニバル本番まであと一ヶ月です。


「なかったことにしてビット~」(←ドラえもん的に読む)

2011-08-18 | アメリカ生活のあれこれ

 

今日はゲイ厩舎、Hawksbaryという競馬場で1勝、2着一回でした。

Hawksbaryはシドニーにある競馬場の中ではワンランク下の「街競馬」

にあたる開催です。ちなみにゲイ厩舎が拠点にしているRandwick競馬場は

「都市競馬」で、通称「シティ」です。

第5Rに出走したWestern Simbolという馬は、僕が日頃から準備運動で

ちょいちょい乗せてもらっている馬なんですけど、今まで馬場で調教をつけたこと

はなかったんです。でも昨日、前運動が済んで、シニアのライダーと乗り変わる

予定で集合場所に到着すると、時間が遅かったせいか、もうライダーが

みんな帰ってしまって(あるいはすでに他の馬で馬場に出てしまって)誰も

乗り変われるライダーがいなかったんです。時間はだいたい8時ちょっと前あたり。

馬場がしまるのが8時30分。調教主任のネビルが困ってしまって

うんうん唸るです。彼はイギリス人のせいだかわからないけれど、ちょっと

神経が細かいです。うろたえ方が普通じゃない。困りはてた様子のネビルに

僕がいっちょ営業をかけたんです。

俺にワークいかせてくれ、と。チャンスをくれ!!と。

そしたらネビルが本当にやれる自信がるのか?と、すがるような顔で聞くから

「ある」と答えました。

そんなら私が責任とるからマックス、馬をリラックスさせながらダートコースで

2周してこいと言われました

ウェスタンシンボルはワークは一度もかけたことはなかったんですけど、

まあいけるだろと・・・・・最近少しずつコツもつかんできたし、さすがに

暴走するこたねえだろ、と。アピールのチャンスだと思いましたね。

んでダートコースでキャンターかけたんですけど、最初はよかった。

スタートしてちょっといきたがったから、ちょっとコブシを固めたらすぐに

ゆずってきて折りあった。いい感じ、いい感じとか思いながら4コーナーを

回って直線コースへ差し掛かるあたりで「ガツン」ときた。

現役の競争馬は4コーナー回ったらラストスパートすることを知ってるから、

日頃から4コーナーを回る時は少し速くなったり、いきたがったりするのです。

乗り手もわかってるから、3,4コーナー中間であらかじめ少しペースダウン

するんです。なんていうか、4速のギアを3速に落とすみたいな・・・・

そうすることによってちょっと直線で馬がペース上げても、結局3速から4速に

戻るだけでオーバーペースにはならないよ、みたいな事です。

ま、これはゲイ厩舎のシニアのライダーから教わった「直線でオーバーペースに

ならないためのコツ」みたいなもんで、他所の厩舎がどう乗ってるかはわかりません

けれども。

とにかく、この時もしっかりペースダウンして直線にはいったんですけど、

いきなり3速から6速にシフトアップしたみたいな、強烈な加速で

馬が自分からハミをとって走り出したんです。チェストリングに

中指を引っ掛けていなければ真後ろに吹っ飛ばされていたかもしれません。

「ガツン!!!!」ときたんです、ビックリするくらい。

慌ててペースダウンを試みて、小手先でコチョコチョ手綱を動かしたら

うまく馬が反応して1ハロン(200M)くらいしてすぐにスピードは落とせました。

僕の必殺 「なかったことにしてビットコントロール」 が

うまく作用しました。

これは馬が暴走してしまった時、「今のなかったことにしてくれ~」

と現実逃避したい気持ちを抑えながら、あの手この手で馬をなだめる手綱さばきで、

まあ、この「なかったことビット」は、はたから見てれば

「なにしてんだ、あのアンちゃん・・・・?」ていうくらいけして素晴らしくはない

動作ですが(*´д`*)  暴走するよかなんぼかましです。

で、馬は賢いですから、ゴール板を過ぎて1コーナーに差し掛かると、

自分からペース落とすんですね、競馬を知ってるから。ここぞとばかりに

僕もハミを抜いて、リラックスさせて、いざ2週目。2週目は大丈夫。

冷や汗をかきながらワークを終えて帰ると、ネビルが「Terific!」

といういかにもイギリス的な英語で迎えてくれました。ま、ようはgreatだと。

よかったよっつーことですな。

「一週目の4コーナーだけちょっとな・・・・」と最後に注文はつきましが、合格

のようでした。やっぱり「なかったことビット」はバレてたんですねΣ(゜д゜lll)

当たり前か・・・・

 

で、今日。ウェスタンシンボル君、競馬してるじゃん!!知らんかった。

何気なく競馬に行く前日に騎乗してたんですね。なるほど。これで合点がいった。

木曜日に競馬に行く馬は月曜日に騎手が追い切ってます。時計測って

追い切って、競馬直前のガツンガツンに気合が入った状態で乗っちゃったん

ですね~。どーりで半端ねえ行きっぷりだと思ったYO

やっぱり今から勝ち負けの勝負しますよ、っていう馬の気合はすごいやね。

あの闘争心に火がついた瞬間の「ガツン!」がないと競馬いって

勝ち負けできないわけですよ。

乗り心地がいい馬、折り合いがいい馬=走る馬じゃないですからね。

 

今日のポイント


実戦の競馬で勝ち負けの勝負ができる状態に仕上がった馬は

やはり凄い馬力&気合です


で、このウェスタンシンボル君は

ニュージーランド産で父が今をときめくHigh Chaparralです。

ハイシャパラルの今年の種付け料はAUSで99.000ドル、約900万円です。

一回の交尾が。高いな~クールモア。やりすぎだろ。

今日はトップハンデ58キロを背負ってハナ差でダーレーの馬に差されましたが、

5ヶ月の休養明けにしちゃ頑張りました。前日に72キロの俺が乗ったから、

58キロは軽かっただろ、シンボル君。

多分次走は中9日で来週の土曜日に「シティ」で走るんでないかな。


オーストラリアはそろそろ春。競馬はスプリング・カーニバルへ向けて

いよいよ盛り上がりを見せ始めています。

 

 


仔馬・・・・・まだ生まれない!!

2011-08-14 | アメリカ生活のあれこれ

やっぱりおかしいなと思い、さっそくヒーマーにTEL。僕は日本語ではマーヒー君の

ことを逆さまにしてヒーマーと読んでます。銀座がざぎん・・・・みたいな感じ?

ちなみにマーヒー君のつづりはMAHERで、英語読みだとマハーですね。

日本語だとマハールです。タージ・マハールって有名な遺産がありますよね。あれです。

マーヒーはアラビア語読み。彼のお父さんはレバノン人なので。


で、ヒーマー、どーなの?なにかの間違いでしょう?

彼に確認したところ、来週出産予定なのは彼が単独で所有している

もう一頭の繁殖牝馬の方で、クーナックの予定日はやっぱり10月の中旬くらいでした。

なにをどこで間違えたのか!?なるほど、彼が僕に電話をよこしたのは

夜の7時30分くらいだったので、通常8時にふとんにはいる僕はすでに

カールトン・ドラフトを5,6本くらい飲んでいて、けっこう酔っ払ってました。

カールトンうまいね。ドラフトビールで一番うまい!

とどのつまり、彼が最初にクーナックの近況を報告してくれた後に自分の繁殖の

話をしたのを、そのままクーナックの話だと思って聞いてたんですね。

お騒がせしましたね。すいません。