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みかんのかんづめ

とりとめのない日々のことなどなど。

「鉄板英雄伝説」

2007-10-26 10:54:10 | 映画鑑賞
『最終絶叫計画』の脚本家コンビが放つ、
ハリウッド超大作をネタにしたパロディ映画。
チョコレート工場見学で偶然出会った4人の孤児が、
(グ)ナルニア国の平和を目指し奮闘する。

『最終絶叫計画』のパロディホラー、
という路線は好きではないのだが、
これは「ナルニア国物語」をベースにしたファンタジーものなので、
何でもあり感もある程度ハマってて良いかと思う。

ただ、これだけいろんなキャラ出てくるけど、
全部1シーンのチョイ役で「だから何?」的使われ方しているキャラが多い。
主人公と一緒に冒険するとかすればいいのになぁ。
著作権上難しいのかねぇ。
(★★☆☆☆)

「バイオハザード3」

2007-10-25 10:55:24 | 映画鑑賞
人気サバイバル・アクションのシリーズ第3弾。
アンブレラ社の陰謀に勇敢に立ち向かう女戦士、
アリスの過酷な運命が描かれる。

大作だった前2作と比べ、今回は一言で言うと
普通のゾンビ映画。
広大な砂漠が舞台なので、
スリリングな緊迫感もあまりなければ、
アクションシーンも、
ラストのタイラントとの闘いまで見所ないしね。

ゾンビ映画が世に溢れてて、
真新しさを生み出すのは難しいのかもしれないけど、
ゲームが原作という部分を上手く生かして、
斬新な作品を作って欲しかったなぁ・・。

前2作ってのはそれに成功してて、すごく見ごたえがあった。
それを期待してただけに、残念。
(★★★☆☆)

「キサラギ」

2007-10-24 22:55:45 | 映画鑑賞
自殺したアイドルの1周忌に集まった5人の男が、彼女の死の真相について壮絶な推理バトルを展開する密室会話劇。次々に明らかになる事実により、2転3転する脚本が素晴らしい!!そして、その脚本に甘んずることなく、それだけで引き込めてしまうような絶妙な会話。最後の最後までどうなるんだろうって感じで純粋に楽しめました。邦画で久々の大ヒットでした。

「ストレンジャーコール」

2007-10-22 23:20:25 | 映画鑑賞
閉鎖的な空間にじわじわと迫り来る
サイコキラーの気配におびえるベビーシッターの恐怖を描いた作品。

う~ん、可もなく不可もなくって感じですかねぇ。
特に斬新さもなく、かといって退屈でもないので、
まぁ見れるんだけど、やっぱりこれといった特徴がないなぁ。

あと、前半の通常の高校生活が全く後半意味を成さないのが残念。
元彼氏が最後に助けに来るとか、
友達が来るとかあってもよかったよねぇ。
全然関係ない、浮気相手だけが何故か来るんだけど・・・。

ってか、とっとと逃げちゃえばいいのにねぇ。
(★★☆☆☆)

「インベージョン」

2007-10-21 23:18:01 | 映画鑑賞
息子を未知のウイルス感染から守ろうと必死で戦う母親の姿を描いた作品。

ある日、周りのあらゆる人がウィルスに感染している恐怖。
感情をなくした人が、感情のある人間に対し、
ウィルスをふりまき、感染させようとする様。

そんな恐怖の世界に取り残された母子2人。
本当にこれは怖かった。
不現実的なゾンビ映画では感じることのできない
リアルな緊張感が間違いなくあった。
とにかく事件が発生してからというものの、
緊張しっぱなしで、スクリーンに釘付け・・。

それだけでも十分なのに、さらに
「感情をなくし、平和になっていく世界」
「感情があるが故に各地で紛争が起きる世界」。
この二つを対峙させ、
現代社会への訴えを含ませている辺りも旨い。

(★★★★☆)

「ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3/クリスマス大決戦!」

2007-10-19 23:33:05 | 映画鑑賞
脱サラしてサンタクロースになった男が、
悪者にその座を奪われるも、
汚名を返上するために奮闘する姿をユーモラスに描く。

1も2も見たことなかったけど、3だけでも全然いけました。

絵のキレイさ、適度に練られたストーリー、ファンタジー性。
いずれもさすがはディズニーという、質の高い物語でした。
ティム・アレンが出てるから面白そうと思って見たんだけど、
期待通りの作品に仕上がってました。

フロストが何気にあげたつもりの録音機能付きボールペンを、
しっかり活用するシーンが好きですね。
上手い!って感じで。
オススメです。
(★★★★☆)

「舞妓 Haaaan!!!」

2007-10-18 23:34:43 | 映画鑑賞
舞妓と野球拳をするという夢をかなえるため、
人生のすべてをかける男の姿をハイテンションに描く。

阿部サダヲ好きにはたまらん映画。
なんせ主役ですからねぇ。
そして、グループ魂に近いハイテンションキャラを怪演。
もう、前半は彼の独壇場。
そのまま突っ走っていって欲しかったが、残念ながら後半失速。

自分のことしか考えてねぇ、ハイテンション人間が
死ぬまで治らねぇ的、行くとこまで行ったオチがよかったなぁ。
堤真一とのライバル対決みたいのも余計かな。
堤なしで、野球拳やって思ったほど面白くなかった!!終わり!!
って終わったら意味不明で最高なんだけどな。

なんかそういうストーリーがない映画に徹底した方が
この映画の場合良かったな。
(★★★☆☆)

「こわい童謡 表の章」

2007-10-15 23:41:51 | 映画鑑賞
名門女子高の合唱部を舞台に、
童謡が引き起こす猟奇事件をスリリングに描いたホラー・サスペンス。

次々に不可解な死を遂げていく同級生。
童謡が産み出す事件ということはわかりつつも、
呪いを解く方法を実施しても結局変わらない。
そして、クライマックスには更なる悲劇が。

全く救いようもないですね。
話的にも、映画的にも。
2部作となる「裏の章」を見ないことには全く完結しない作品。
ってか、普通、あんだけ事件続いたら、
転校もしくは合唱部やめるわな。
(★★☆☆☆)

「ミッドナイトイーグル」

2007-10-14 23:39:58 | 映画鑑賞
猛吹雪の雪山を舞台に日本の安全を賭けた戦いが繰り広げられる、
緊迫感あふれるサスペンスアクション。

大作とはいえ、邦画なので、日本沈没みたいな感じかと思い、
全く期待してなかった。
ところが、これはなかなかの力作。

多少心情描写等弱いところはあるが、
ただ出来事だけを追うようなありがちな淡白さはなかった。
それどころか、後半見事に泣かされてしまいました。
まぁ一言で言うと「LIMIT OF LOVE海猿」の雪山版ですな。

にしても、朝になったのに、
敵がミサイル砲を使っってこなかったのは何故だろう。
数十人に取り囲まれている絶体絶命の中、
1人で立ち向かわせてるのは何故だろう。
普通、絶対あんな長時間持たないよね。

「神様からひと言」

2007-10-02 00:29:07 | 映画鑑賞
左遷された会社員が、個性溢れる仲間たちと闘する中で
自分の人生を見つめ直していく。

テーマが平凡で、特に華もない映画ながら、
それが返ってリアルな現実感を引き出し、
共感させられる、そんな映画。

主人公伊(藤 淳史)の基本まっすぐだけど、
居場所が見つからない漠然とした不安。
そのまっすぐさが人を動かし、奇跡を起こすんだけど、
最後は出来過ぎだとしても、やはりこういうオチはすっきりする。

さらに、よく電話相談で話していた
おばあちゃんが実は有力な権力者というどんでん返しを作るとか、
最後にラーメン屋のおやじ(豊原 功補)と組んで、
カップ麺が大ヒットを記録し、会社が持ち直すとこまで
きっちり描いてくれればもっとよかったかな。

にしても、陣内孝則の出る作品って引き込まれるね。
なんでなんだろう。
(★★★☆☆)