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みかんのかんづめ

とりとめのない日々のことなどなど。

冬の中欧3カ国 列車の旅 5、6日目~モスクワ空港編~

2007-01-05 09:52:43 | 旅行
そんなこんなで長かった中欧の旅も今日空港行って帰るだけ。
いつもならもうちょっといたいとかあるんだけど、
今回は膝痛いわ、寒いわ、ホテルぼろいわでお腹一杯。
テンションの上がらない暗い部屋での朝食を済ませ、
朝10:00、送迎車にてホテルから空港へ移動。
そのうち、外は本格的に雨が降ってきた。
そういえば、この旅は珍しく、ろくに晴れなかったなぁ。

空港での手続きを無難に済ませ、機内へ。
あとは帰るだけなのだが、こっからまぁネタがあるある。(笑)
天下のアエロフロートっぶりを思い知るのでした。

まずだ。
座った席がドアハッチの近くだったんだが、
そこから寒気がすげ~入り込む。
窓際の半身だけ超冷え。
さらに、そのドアハッチがなんか濡れてて、
それがフライト中は外気温が低いため凍ってるんだが、
着陸時に溶け出してきて、滴が垂れてくる。
シートベルト着用で身動きの取れない客に、滴攻撃ですよ。
地味にイヤな攻撃。

すっかり半身が冷えて微妙に濡らされてモスクワ着陸。
機内から外見たら大きな川まですっかり凍ってたわ。
行きは暗くて見えなかった、ロシア太陸見たら、なんかわくわく。

真昼間に到着したにも関わらず、
「モスクワ シェレメチェポ国際空港」は暗い・・・・。
行きは駆け足でゲートを突破して乗り継いだだけなので、
一部だけかと思ってたんだけど、全部暗い。
閉店間際の店で部分的に電気を消された時のあのいやな暗さ。
どこの空港も免税店があって明るくて華やかな場所なのだが。

気を取り直して。
ロシアに来たので、本場でロシア料理を食おう!
ということでロシア料理を出すバーっぽいところへ入る。
「Hello!」と店員に話しかけると、
無愛想に「Sit Down。」ですよ。
初対面の客に「座れ!」ですよ。
ありえねぇ・・。
その後も愛想笑い一つない、冷たいロシア人に
接客され、テンションは急降下。
ピロシキとボルシチを食ったが、
どれもこんなもんかって感じ。
ウォッカはきつかった。

さて、免税店めぐりも終わり、出発まで残り2時間。
とりあえず疲れたので座るかと思いきや、
イスが異様に少ない。
国際空港で乗り継ぎ客がいっぱいいるのに、これは一体なんなんだ。
床に寝そべった、さっきどう考えてもホームレス、
みたいなのがいたけど、座るところもない上に、
シャワー室とか仮眠室とかも一切ないため、
行く末はああするしかないのだ。

日本人の乗り継ぎ客はみんな階段に座ってた。
こんな暗い空港で、固い床の階段に座って、
ただ2時間耐える。これはカナリの苦痛。
こんな状況ゆえに、搭乗開始が始まると一気に人が殺到。
あっという間に大行列に。

しかし、3つあるゲートを1つしか使ってない為、
なかなか列が進まない。
さらに受付終わったあとも、中は狭いので
満員電車のようになるのが目に見えている。
なので、階段に座ってそのまま静観。
本を読むにも物を書くにも暗い、ここでは
引き続き耐えるのみ。
暇すぎて死ぬわ・・・・。

というわけで、ここでの乗り継ぎ時間が2時間を越える人は
別の航空会社を使うなり、対策を。

ようやく機内へ。機内入って思ったのが、
「明るい!」
初めてです。
空港から飛行機に乗ったときに明るいと思ったのは。(失笑)

なんやかんやであとは日本に帰るだけだ。と安心したのも束の間、
アエロフロートさんはまだ襲い掛かるのでした。
自分の席がなんと寄りかかると倒れてしまうのだ。
題して、「ボタンを押さずに、いつでもリクライニングシート」。
ちょっと油断をして席にもたれかかろうもんなら、
が~んと後ろに倒れてしまう。
もう「座席の位置を元に戻してください」という離陸時なんて
加速Gがかかるからフルリクライニング。
一人だけ寝る体制抜群だ。

おい、ちょっと待てと。こんなんで12時間過ごせるかと。
その旨をスチュワーデスに訴えると、
手で動かして見て動かないから、これは壊れていないと。
そして何も言わずに下がってしまった。
なんだ、この対応は。ロシア人め。

後ろの席の人からあまりにも倒れたり戻ったりするので、
苦情の蹴りとかも飛んでおります。
また、別のスチュワーデスを捕まえる。
空いている席はないのかと。別の席を用意しろと。
したら、ビジネスクラスに空きはないけど、
エコノミーなら空いていると言われたので、
使っていいと言われた席に移動。
すると、席の頭の部分が、取れていて金具が剥き出し。
これに座れって頭おかしいのか、ここは。

金具が剥き出しよりかは、ガクガク椅子の方が、
痛くはないので席に戻る。
結局、まだ体重が軽い相方と席を替わり、
自分は爆睡。相方はそのガクガクぶりに大苦戦して
背中や腰あらゆる筋肉を痛めつつもまったく眠れなかったらしい。
やばいです、アエロフロート。

なんかやられっぱなしの旅行でした。

冬の中欧3カ国 列車の旅 4日目~ブダペスト編~

2007-01-04 09:55:51 | 旅行
【7:00~ 市内へ向かえ】
7:00起床。まずはホテルについてくる朝食にありつく。
昨日、晩飯食ってないから、非常にありがたい。
それにしても飯もひどいなぁ。もうホントパン、
おかず、フレーク、ヨーグルトともに種類がないこと・・。
最近、日本のビジネスホテルで無料朝食のついてるとこがあるけど、ホントあんなレベル。
そして自分らの食っているトコ以外は、電気ついてない、
みたいな。薄暗い。
なんかひっそりと食っているような、そんな気分になりました。

まぁんなことより何より、今日はブダペスト一日観光。
気持ちを切り替えていきましょう。

まずはホテルで、市街への効率のいい行き方を聞いて教えてもらう。そしたら、74番のバスで一気に市街へ出れるらしい。
こいつはラッキーだ。
ただひとつ、問題が。
昨夜、両替できずじまいだった為、一銭なしなのだ。

とはいえ、昨日無銭乗車したノウハウを生かし、バスなら
大丈夫だろうと意気揚々とバスへ乗り込む。
順調にバスは進み、10分が経とうとしたその時。
停留所になんか肩からぶら下げた男が入ってきた。
案の定、後ろから切符のチェックをしてるよっ!!!
自分のいるバスの真ん中まで、着実に改札をしながら迫る男。
これ、切符なかったらどうなるんだろう・・。
罰金程度で済むのだろうか・・。
しかもその罰金すら持ってない自分は一体どうなってしまうんだろう・・。

そしてあと一列で自分の改札というところ!
運よくバスが停留所に停まり、あたかもここが目的地かのように
飛び降りる。特に呼び止められもせず、バスは行ってしまった。
あぶね~~。
さぁ、バスから降りたはいいが、もう一回このバスに乗っていくのは
あまりにリスクが高く、乗る気にならん。
なので、地下鉄で移動することにしたいのだが・・・、
ここはどこだ。(笑)

そんなこんなで地図を広げていると、ハンガリー人が
どうしたんだと聞いてきてくれた。昨日に続き、やはり
ココの人達は親切だと実感。
その人にいろいろ道を聞いたが、教えてくれた道だと
バスを使うことになる&遠回りなので、結局自力で
昨日使った地下鉄駅まで徒歩でたどり着き、地下鉄に乗車した。
もちろん、無賃乗車で。

【8:30~ 恐怖の電車】
あとで1日フリーパス買うので許してくれぃと祈るような気持ちで
電車での時間を過ごす。
改札をしそうな人間が入ってこないか神経を尖らせながら。
そして入ってきたらすぐ降りれるように。

幸い、そういった人間が入ってこないまま、電車は目的地、
3つの地下鉄が交差する町の中心部、デアーク広場駅へ到着。
ふぃ~何とかなった・・・。

んじゃ、街へ出て両替して、一日フリーパスを買って観光スタート!!
と思いきや・・・・。
駅を降りるところでなんと改札をやっている!
気づいた時のは、既に改札を突破した時。
なんか駅員から超呼び止められてる。
もはや引き返せないし、自分に出来るのは言葉が通じないフリをしながらひたすら何事も無かったかのように歩き続けるだけ。
おぉおぉ、まだ後ろから何か言ってきてるよ。
超怖ぇ・・・。

そのうち、階段を上がり地上に出て、しばらくした歩いた後、
後ろを振り向くと誰もいなかった。
どうやら追いかけては来てなかったらしい。
ふぃ~。まいてやったぜ。

にしても、昨日のトラブルが今朝まで引きずるとは予想も出来なかった。
どの交通手段を使ってもこんなんじゃ、まるで指名手配犯。

【9:30~ 王宮地区、漁夫の砦ほか】
銀行は目の前にあった。
両替を行うと、やはりレートは1Ft=0.66円と非常に良い。
さくっと両替をして、待望の1日乗車券を買って、改めて電車に。
堂々と同じ改札を通るが、客がなんか罰金払ってたわ・・。
怖いなぁ・・。

まず今日の一発目は、ブダ側;王宮方面へ。
にしても地下鉄を降りると、必ずいい匂いがするブダペスト。
それもそのはず、地下鉄のほとんどの駅に「プリンセス」という名前の
パン屋チェーンが入っているのだ。
思わず匂いに誘われ、パンを一個購入。なかなか美味。

地下鉄:「モスクワ広場駅」を出てからはバスで城へ向かう。
ロータリーはあるのだが、
ここではなく、少し階段を上がった、
何の変哲も無い道路に路駐しているバスに乗る。
わかりにくっ。
でも、相変わらずハンガリー人は親切で、地図を見て迷ってたら、
向こうから声をかけてバス停まで案内してくれた。いい人だ。
そんな人達に支えられて、自分の旅は成り立っております。

で、城へ到着。2日前のプラハ同様、これ以上ないぐらい王道の
中世の街並みが広がる。そして、高台からブダペストの街並みが
一望できる「漁夫の砦」でテンションは頂点へ。
プラハと比べたら、町の統一感的には欠けてるかもしれんけど、
やはり中世ヨーロッパ。
これを見に来たんだなぁと。
改めて来て良かったなぁと。
そんな感じで写真をバシバシ取りまくってたら、
遂にデジカメの電池サインが・・・。
テンションガン下がり。こっからは省エネで。

漁夫の砦の広場で「のだめカンタービレ」に登場した「焼き栗」を発見。
迷わず食うが、パサパサしててそんなでもないな。甘栗の勝ち。

続いて、すぐ傍の「マーチャーシュ教会」。
こんだけ教会見まくってるけど、どこもそれぞれ個性があるのがすごい。
ここはさらに上の方に上がっていけて、いつも見れない角度から
鑑賞できて楽しかった。

【11:00~ 王宮地区、王宮地下迷宮】
続いて、自分の中でかなりメイン「王宮地下迷宮」。
なんか響きだけでワクワクするじゃないですか。
あまりに普通の飲み屋みたいな入り口のため、
一回通り過ぎて、“i”で確認して、
さらに通りすがりのおばさんに道を聞いて、
ようやくそこが入り口だとわかった。
だっておばさんに聞いたの入り口の前だったもん。
そんぐらいわかりにくい。

で、階段を降り、さぁ内部へ!
なんか独特の臭気が・・。カブト虫臭い?
そんな強くはないのでそのうち慣れるが。
入り口では超やる気のない若者が半分遊びながら受付。
なんだこれ。

中へ。
いやぁ、噂には聞いてたけど、薄暗さ半端なじゃないですよ。
リアルお化け屋敷みたいな。
まぁいきなりなんかがうわっと
出てくることはないのでその点は安心なのだが。
しかし、不気味な音楽が洞窟内に流れる中、
いきなり人間の像みたいのが現れるとちょっと驚かされる。

また、順路みたいな案内板もないので、
地図を頼りに進むことになるのだが、暗くて地図見えないし・・。
一部明るいところで現在地を確認しながら進まないとまず迷う。

そんなこんなで観光と言うよりは、
本気の洞窟探検みたいになる場所でした。
さぁ出て次へ。

ちょっと丘になっている王宮地区から階段で下へ降りていく。
その途中にあるベンチがちょっとしたビューポイントになっていて、
そこからまたブダペストを一望。いいねぇ。

【12:00~ くさり橋】
ブダ地区とペスト地区をつなぐ有名な橋、「くさり橋」へ。
プラハのカレル橋と大きく異なるのは、その橋自体が普通の道路である点。
故に観光客でわんさか、って言うのではなくただの道路。
橋の両側に大きなライオンの像があったり、
もちろん、ブダ地区とペスト地区の両側が見えたりと見所はあるんだけど、
車がびゅんびゅん走ってて「あれ?」って感じでした。

【12:30~ 聖イシュトヴァーン大聖堂】
続いて、徒歩でブダペスト最大の聖堂へ。
聖堂はこの旅でだいぶ見てきて、もうお腹一杯な感はあるのだが、
にしても入るとその圧倒的な空間と雰囲気に飲み込まれる。
「なんなんでしょう、これは。」
って入るたびに言ってた気がする。

【13:30~ 中央市場へ】
一度、今日両替した銀行のあるデアーク広場へ徒歩で戻り、
ちょっと残金が物足りなくなってきたので、再両替。
その後、ちょっとスーパーで菓子&飲み物を買ってから、
地下鉄へ乗り込み、ブダペスト最大の市場へ。
いや~ここがなんか一番楽しかったかも。
1階はパプリカなどが色とりどりに並ぶ食材売り場。
2階は民芸品&軽食スタンド。
やはり自分、「食い物に弱い」。
ちょうど昼食時だったので、2階に行ったのだが、
ここの食い物がどれも美味い。
まず景気づけにハンガリー来たら飲むしかないっしょ。
って飲んだワインがうまい。そして一杯150円ぐらいと激安!
飲んでへらへら笑いながら土産物を一折見て、
またワイン飲んで、今度はハンガリー風ピザやら
ハンガリー風クレープ、そしてパプリカのスープ「グヤーシュ」。
あぁどれも美味い・・・。
そしてワインも美味い・・・。

これだけでもう幸せなのであります。

【15:30~ ゲッレールト温泉】
すっかり中央市場へ長居しすぎてしまい、時間が押してまいりました。
この後、「国会議事堂」か「ゲッレールト温泉」両方行く予定だったが、
時間的に厳しい。
ということでどちらか一方だな。
少し考えた後、やはり温泉大国ということで
「ゲッレールト温泉」をチョイス。
そこへは「中央市場」から歩いて橋を渡ればすぐだ。

中に入ると、ハンガリー人、その他外国人という形でチケット売り場が
分かれていて、外国人向けチケット売り場は相当混んでいた。
20分ぐらい待たされ、ようやく購入。中へ。

中ではおばちゃんが待ち構えていて、鍵のかかる簡易個室に案内される。
ここで水着に着替えて温泉へ行くらしい。
温泉に入っている間、この個室は閉めておいてもらえるので、
ロッカー無用で結構便利かも。

そして、温泉へ。さすがハンガリー。
ハンガリーで1,2を争う温泉施設なのに、日本人なんか
誰一人いやしない。アジア人すらいない。


温泉ともうひとつプールがあるのだが、どちらも日本のそれより
水温が低く、プールの方はもはや、ぬるま水程度。
寒くて入れたもんじゃない。とかいいつつ、せっかくここまで
来たから入るだけは入って2周ぐらい泳いでみたけどさ。
ちなみに奥のほうは水深2mで足がつかなかった。

大きさの方も実はかなり小さくて「あれ?」って感じ。
特に温泉の方なんて、日本の一般的な日帰り温泉の内風呂レベル。
まぁこの寒い中、外風呂メインの「セーチェニ温泉」の方に行ったら
それこそ風邪引きそうなので、今日温泉入るとしたら
こっちしかなかったのだが。

そうはいっても、異国のど真ん中で外国人に混ざって温泉へ浸かる。
ってのはなんともいえない貴重な体験だった。

【17:00~ 国会議事堂】
そんなこんなで意外にボリュームがなかった故に
あまり時間を費やさずに済んだため、
国会議事堂にギリギリ間に合いそう。
急いで目の前を走るトラムへ乗って移動。
辺りはまだ17:00だというのにもはや真っ暗。
ドナウ川沿いを北へ走るこのトラム内で対岸の夜景も楽しめた。
終点で降りると、ちょうど国会議事堂の対岸に。
そこから地下鉄で川を渡り、一駅で国会議事堂前へ。
まだ時計は17:30。閉館まで30分ある。
まだやってるかなぁ?と入り口へ向かおうとすると、
その前で警備員に呼び止められる。
もう、今日の最終入館時間は終わってるんだって。ちぇっ。

【18:00 ブダペスト夜景 くさり橋~(ケーブルカー)~王宮】
トラムに乗り、くさり橋周辺で下車。
こっからはブダペストの夜景タイムだ。
なんか文章に書くと非常にウキウキする感じだが、
実際は、気温0℃ぐらいの中、風もびょ~びょ~と、かなりハード。
あえて行かなくてもいいかという考えも生まれるが、
やはりここまで来たという想いで突撃。
いや~さすがは橋の上。すごい風。
フードをかぶって全力で立ち向かう。
まったく夜景を見ながらうっとり、なんてことは間違ってもできんね。

そんな感じで橋を切り抜け、続いてケーブルカーに乗車。
午前中歩いて下ってたいした距離じゃないのはわかっているが、
寒いので乗り物に乗ることにする。
このロープウェイ、3個個室の集合体って感じで
プライベート感溢れる感じが良い。
そんなロープウェイで上にあがっていくと、くさり橋。国会議事堂、
など、対岸の夜景が広がっていく。
うん、寒いけど来て良かった。

ロープウェイを下車するとすぐ展望の良い広場があり、
そこでじっくりと夜景見物。
(むしろココの方が耐えられる寒さだった。)
明かりの色など統一感があまりなく、プラハよりは劣る感。
でも、ギラギラしてない、小洒落た夜景は日本では見れないなぁと。
遂にこの旅も明日帰るだけかぁ・・。楽しかったなぁ。


【19:00~ アンドラーシ通り】
橋は寒いので、今度はバスで移動。そのままデアーク広場まで。
そこから今日はいい感じのレストランで飯食おうと、
ブダペストのシャンゼリゼ通りと呼ばれる、アンドラーシ通りへ。

イルミネーションに包まれた大通りは確かにメインっぽかったけど、
19:00をちょっと周ったぐらいで空いてる店が少ない・・・。
プラハみたいに、いろんな店入りながら、歩いていこうと思ったんだが、
寒い中歩いていてどんどん体力が奪われる。
そのうち、ホントの中心部に着くだろうと歩き続け、
大環状通りまで歩いてしまった。
その間、地下鉄ながら駅3つ分(!)

その頃には一日重い荷物を持って歩き続けたせいかなんかわからんけど、
ひざが痛くなってきて、テンションガン下がり。
さらに悪いことに金も尽き、両替するにもあと飯食うだけなのに、
10000円両替しても多すぎるし。
あとはクレジットカード使える店に入るしかない。
でも、Gパン、スニーカーなんで、高級店には入れないし。
そこそこにいい店を探して入るしかない。
たまたま見つけて入った店は、使えないと一言。
が~~~ん。
もう歩く体力残ってません・・。

もう20:00も回って来たので、今日の最終観光スポット「西洋美術館」へ
先に行ってしまい、時間が余るようならまたここに戻ってこようということで
大環状どおりを後にする。
その地下鉄の駅へ降りる階段で本気でヒザが痛いことに気づき、
こっからはもう気合。

【20:30~ 西洋美術館】
地下鉄の駅を降りて階段をがんばって上がるとライトアップされた
神殿のようなものが見える。
これが西洋美術館だ。
基本的にここは無料なのだが、この日は企画展として「ゴッホ展」を
やっていたのでせっかくなので見ることに。
ここに入るのに3000円ぐらいかかって、
文無しの自分にはピンチだったけど、
幸いにしてクレジットカードが使えたのでびしっとカードを通して入場。
いや~すごいね。クレジットカードは。
(今年初めてクレジットカードを作って1年目・・・)

それよりびっくりしたのが、ゴッホ展の入場。
入り口にセキュリティが立ち、彼にドアを開けて中へ入れてもらうのだが、
これが一人一人の入場、かつドアが2重。
これは裏返せば、今回の展示物が
貴重なコレクションってことじゃないか。

入り口入ってすぐ現れたのが、ゴッホの自画像。見たことあるわ。
その後は知らない絵だらけだったのだが、この機会に一通り目は通そうっと。
そんな感じで見てたのだが、やはり膝が痛い。
なかなか立ってるのもきつくなったので、イスに座ろうにも
顧客用のイスはない。仕方ないので、人様の鑑賞の邪魔にならない端のほうで、
体力を充電。もうしばらく行けそうってとこで起き上がって鑑賞。
また痛くなってきたら座って、を繰り返し、一通り見ることが出来た。
もっと有名な画があるとなお良かったんだけど、自分の目で名だたる画家の絵を
見れたことは実にいい経験だったな。

その後、ゴッホの企画展から外に出るともはや閉館時間22時の30分前。
急ぎ足で、無料で見れる常設展も見てみる。
こっちはとにかく時間がなかったので見ると言うより、
歩いたって感じ。


【22:00~ ホテルへ】
外へ出ると、22:00。
もはや、アンドラーシ通りに戻る気力もない。
このまま帰ってとっとと寝よう。

地下鉄に乗り込み、最寄り駅へ。
帰る前に駅併設の飲み屋に立ち寄る。
地元でしかも顔なじみ用の店らしく、
「何すんの?」
ばりのおばちゃんの威圧的な態度に、
ワインを頼むはずが、思わず指差しで
カウンターにあったビールを頼んでしまう。
小心者め。

予算が1000円ぐらいしかなく、値段が書いてないので、
一杯で切り上げたのだが、一杯200円もしなかった。
安いねぇ。
そっからは膝の痛みと寒さと戦いながら宿泊ホテルへ。
相変わらず、ここの地下鉄駅にはタクシーなんてものは存在しなく、
非常に閑散としているため、歩いて移動せざるをえない。
バス停まで徒歩20分、堪えました。

帰った後は、有り金全部はたいてホテルにあったワインをボトルで買う。
それを部屋で飲んで、せめてものハンガリー気分。
ボトル一本あけたので、そのまま酔いつぶれて寝る。
いいのか、こんなんで?


冬の中欧3カ国 列車の旅 3日目~スロヴァキア立ち寄り編~

2007-01-03 09:58:29 | 旅行
【6:00~ 電車に乗り込め!】
今日は朝7:32の電車で国境を越え、スロヴァキアに向かう。
朝6:00に起きて、部屋から荷物を持ち出し、朝飯を食って
そのままチェックアウト。
そこから地下鉄で出発駅へ移動。

出発駅とはいえ、
プラハ本駅とプラハ・ホレショヴィチェ駅の2つのどちらから
電車が出るかはっきりしないので実にドキドキ。
自分が調べてきた方はプラハ本駅から、
旅行会社の案内にはプラハ・ホレショヴィチェ駅から、
それぞれ電車が出ることになっており、全く言い分が異なる。
ここはやはり自分に賭けて見ようということで、
プラハ本駅へ。
窓口で乗車券を見せると、どうやらここで
合ってるらしい。

結局、7:30にギリギリながら電車に飛び乗り、プラハを出発。
朝から熱かった。


【7:30~ 電車内 リアル世界の車窓から】
遂に電車の旅スタート!!
バンコクでアユタヤからの帰りに乗ったのは
夜移動のみだけだったし、
トルコや中国で乗ったのは夜行だったし、
ということで初の昼間の電車による長距離移動は初めて。
そしてこのまま国境を越えるなんてのも初めて。

いや~初めてづくしって実に素晴らしい。
また、席も2等席ながら、空いているため、
4人がけのコンパートメントを2名でふんだんに使用でき、
足伸ばしたりなんかして非常に快適。
そんなテンションが上がる中、異国の景色を窓より眺めながら、
電車は進む。

にしても景色変わらんね。
まぁ日本と大差ないので、ぶっちゃけだんだん飽きてきたよ。(爆)
11:00頃スロヴァキア国境付近に差し掛かると、
駅係員がやってきてパスポートの提示を求めた。
渡すと、いつもの(EU共通の)入出国のスタンプを押してくれた。
しかし、そのマークは電車。なんかうれしいぞ。


【11:40~ ブラチスラヴァ到着】
11:42スロヴァキアの首都「ブラチスラヴァ」に到着。
ここで途中下車。
15:45のブダペスト行きの電車までの間で、
市内観光をしようという本日の企み。

まずは駅の手荷物預かり所にスーツケースを預け、
そしてチェコの余った小額紙幣を全部スロヴァキアのお金に
両替して、いざ出発!

と駅を出てみたら。
あれ・・・、なにこれ。
思ってた中世のイメージとは全く異なる、
アジアの雰囲気すらする貧しい中都市。
切符を買うために財布を出そうもんなら、
こっち人が見てる。狙ってる。
こんなはずじゃないんだけどなぁ・・。

そして、駅から一歩くぼんだところにあり、
非常にわかりにくいトラム乗り場。
そして、目的の1番のトラムが待てども待てでも来ない。
そんな無駄な時間を費やせば費やすほど、
寒風が体の熱を奪っていく。
テンションガン下がり!!!
乗ったトラムも汚くて、落書きだらけで、
スラムっぽさ全開。
ますますガン下がり!!

さらにトラムの乗り継ぎも上手くいかず、
乗り過ごしたりしつつ、へとへとになりながら
ようやく目的地のブラチスラヴァ城の最寄のトラム駅へ到着。
この時点で既に1時近いんですけど・・・。
あと2時間40分しかない。


【11:40~ ブラチスラヴァ到着】
とりあえずブラチスラヴァ城だけでも見ねば!
ということで早速出発。
わかりにくいその入り口には、
標識の「CASTLE」と書かれた城の絵を頼りに入っていく。

ちなみにこの辺へ来ると、
あの駅の暗く重く危険な雰囲気はなく、
中正のあの街並みが見事に復活。
しかし、ここにたどり着くまでがあまりに遠く、
下がったテンション下がりっぱなしのまま、
中世の石畳を城に向け登る。
途中からは城の周りを円を描くように道が張っており、
散歩感覚で城へ上がっていくことが出来る。

上に行けば行くほど見えてくるのが、ブラチスラヴァの全景。
そしてブダペストへと続く、ドナウ川だ。
プラハほど派手でも大きくもないが、
それなりに中世の街並みが広がっていたのに
ちょっとにんまり。

そんなこんなでようやくたどり着いた城。
しかし内部が観光できるわけでもなく、
景色も途中からずっと見てきているので、
土産物屋をさらっと覗いて街へ降りる。
ここでもショートカットしようと思って小迷い。
またしても時間を浪費してしまう。

結局城を降りたのは14:00。
出発まであと1時間40分。

階段で直接上がることができない為、
結構時間がかかるのが予想外だったが。


【14:00~ 旧市街にてランチ】
正直、行きの時間を考えるとちょっと余裕はないのだが、
スロヴァキアに来た目的の一つが飯を食うだったので、
(この国に限らず、食うことは旅において
重要なウェイトを占めるけど)
飯屋に入ることに。

とりあえず、写真が出ていて間違いなさそうな店に入ってみる。
店内は、あのエンターテイメント居酒屋「ロックアップ」を
思わせる洞窟を思わせる暗さ。
不気味な仮面のようなものが店内を飾る。
Gパンにエプロンのあんちゃんが注文を取りにきたので、
ガーリックスープとパラチンタ(向こうのクレープ)と
kapustov strapackyなるものを注文。
したらドリンクは頼まねぇのかと
イカれてるぜぐらいの反応。
なんかこういうとこだと
ドリンクを頼むことになってるらしい。
知らね~って。

料理が来るまで若干時間があるので、この時間を利用して
ダッシュで旧市街を駆け回る。
おかしな像がいっぱいあるはずだが、一個も見てないからだ。
せめてこれらを写真に収めてこようってことで、
わずか7分の間で3つ発見、写真に収めてきた。
(UPした写真参照)
これでなんか目的は果たした感。

その後はダッシュで店に戻り、kapustov strapackyを食う。
ジャガイモなんかをミックスした感じ。結構イケる。
が、意外に量があって食えないのと、そろそろ駅へ向かわないと
間に合わないので、1/5ほど残して(←食べ物を残すのは
極めて珍しい)店を後にした。

旧市街を抜けてバス停へ向かうと、
そこには通り沿いにいろんな店が立ち並ぶ、
普通の街並みが広がる。
スロヴァキアのイメージは駅では最悪だったけど、
なんだかんだ終わってみれば結構よかったんじゃん。
そんな見直したような、ほっとしたような気持ちで
バスに乗って移動。
帰りは行きと同じバス停での乗り換えだったので、問題なくこなし、
電車出発の30分前に到着。
ふぃ~。


【15:20~ 駅にて】
預けた荷物をもらい、乗り場へ向かう。
しかし、だ。
どのホームの出発掲示板にも、
15:45発ブダペスト行きの電車がない。
なんじゃこりゃぁ・・・。
と途方にくれていると構内放送が。
どうやら電車が遅れてるらしい。
そのため、時間が決まらないので出発掲示板に
表示してないとのこと。
おいおい、あんだけ頑張って早めに帰ってきたのにこれかよ・・。

ホームでスーツケースからお菓子を取り出し、
長期戦に備えてると、定刻どおり電車がやってきた。
意味分かんね。


【15:50~ 電車内 リアル世界の車窓から2】
再び乗り込んだ電車。
微妙に型が違うものの、相変わらず電車はすいていて
相変わらず4人がけコンパートメントを独占。
となりのスロヴァキアの小学校低学年ぐらいの子供が
アジア人が珍しいのか、終始こっちを気にしているようだ。

そんじゃ、今回も車窓を楽しむかと外を見てたら
程なくして、暗くなり始め、気づけば真っ暗に。
日が落ちるの早すぎ・・・。
国境付近の駅、Sturovoに着くころには、
ほとんど車内に人もいなくなり貸切状態。
スロヴァキアの出国、そしてハンガリーの入国スタンプを
パスポートに渡してからは、あっさり爆睡。
駅の雰囲気から変な緊張感の中、動き回ったツケらしい。
気づけばブダペスト駅についていた。


【18:15~ 地下鉄でホテル最寄り駅へ移動】
寝起きながら電車からホームへ降りる。
ドームのようなもので覆われたようなホームは、
いかにも外国の中央駅。好きですねぇ、この景観。
まずは両替、と思ったんだが、駅の両替場が
1Ft=0.78円とべらぼうにレートが悪い。
(歩き方では1Ft=0.52円という記載)
これだと物価が1.5倍になってしまうということで、
駅を出て銀行へ。
しかし、銀行はだいたい17:00で閉まってしまうので、
開いている銀行はない。
むぅ・・・。

まぁホテルで両替してその周辺に晩飯食いに行って、
明日の日中銀行来ればいいか。
とりあえず残ったスロヴァキアの紙幣を両替したら、
片道分の地下鉄代ぐらいにはなったので、
ホテルの最寄の地下鉄まで移動。

なんか小洒落てる地下鉄のホームにうっとりしながら、
M1線を終着駅まで。
あとはホテルに行くだけ。
しかし、ここからが長かった。

なんと、ホテルが見つからない!!
地図に書かれた位置にあるのはただのアパートなのだ。
んなわけあるかよ・・。
と辺りを見回してもホテルはおろか店の一つも、人通りもない。
19:00も過ぎていてあたりは真っ暗だ。
ハンガリーの金もないので、タクシーにも乗れない。
その前にこの駅はあまりにも田舎駅でタクシーもない。

こんな時のための緊急連絡先があったので、TELしよう!
と思ったら、そこの営業時間が17:30まで。
緊急連絡先って割には通常営業じゃね~か!!!!
その時間外は国際電話でパリまで電話しろって?
ふざけんな!!
そもそも電話かける金も持ってね~ぞ、このやろー。
こうしてブダペストの夜の閑散とした街に
迷子が出来上がった・・・。


【19:30~ 迷子】

もう少し冷静になろう。ないわけがないのだ。
ツアー会社がウソの地図を渡すとは思えない。
もう一度良く地図を見てみよう。
したら、ホテルの下に右方向の矢印が書いてあった。
これってまさか・・。
もっと右にありますってことか!?
でも、ツアー会社の人はこれが正確な地図ですって言ってたぞ?!
→結局パニック。

仕方ないので、藁にもすがる思いで、たまたま通りがかった
買い物帰りのおばちゃんに道を聞いてみる。
ホテルの住所を渡しても、こんなとこ知らないって。
(地元の人でも知らない住所&ホテルって・・・。)
でも一緒に探してあげるからついておいでって言ってくれた。
その辺の言葉が理解できず、まごまごしていると
「こっちはヒマじゃないんだ」とか「あと1分!」とか
段々キレ出してくる。すまねぇ、英語勉強不足だ。
そのおばちゃんに着いていくと、
「こっちだと思うけど、はっきりしないから、また誰かに聞きな。」
と言って去っていった。
これで間違ってたらドツボにはまるんだろうな・・・。
もう1kmは歩いてる。

そうは言っても、今はあのおばちゃんを信じるしかない。
一本通りを渡って、再びおばちゃんを捕まえて、
さっきやったように地図とホテル名が書かれた紙を渡して道を聞く。
やっぱりこの人も知らないらしい。
近くにあったつぶれかけたレンタルビデオ屋に聞いてみろって言うので入って聞いてみた。
こういうとこならわかるだろうと思いきや、
やはり若い店員のね~ちゃんを持ってしてもわからん。
もしかしたら全然違う場所を探してんじゃね~か?

もうこんな寒空の下をスーツケースをガラガラ引きずって
歩きたくないわ・・。
近くにバス停があったので、そこに行ってみると
さっきのおばちゃんがバスに乗る別のじいちゃんに
聞いてくれた。
どうやら知っているらしく、このバスに乗れって
ちょうど来たバスに乗せようとする。
いや、券とかないし、ましてや金もないぞ。

そんな判断をする時間もなくバスが来てしまったので、
結局そのまま乗車してしまう・・。
そのバスでバス停2つ分のとこで降りろって言われて、
言われるがまま降りる。
そこはますます人気のない超暗い通り。
どう考えてもだまされたとしか思えない通りだ。

しかし、そこに目的のホテルと同名の
ちゃちいペンションがあったのだ。
おじいちゃん、間違えたのか?
これ、ただの安宿だろ・・。
2階建て12部屋。しかも木造。

【21:00~ 疑惑のチェックイン】
とりあえず、ここまで来たのでホテルに入って
道を聞くことに。
カウンターにいた若い兄ちゃんに聞いてみた。

「あのゴールドホテルっていうホテルを探しているんですが・・。」
といつものように住所が書かれた紙を見せると、
「それはココです」
と驚きの答えが。
「お客様のお名前は?」
って聞かれたので答えると、本日予約を受けてありますって。
いや~、ウソだろ~。
ツアーで頼んでこんな安宿泊まらせないって。

そうは思っても、やっと宿にたどり着いたという安堵感が
強かったのも事実で、泊まれるんならもうなんでもいいや、
みたいな感じで受付を済ます。
客少ないからウソを言って宿泊客を獲得しよう、
としているんじゃね~かという疑いも沸沸としてきたので、
オフィシャルのホテルの住所が書かれたものを探す。
したらホテルの名刺のようなものがあったのだが、そこに
はっきりと同じホテル名、そして同じ住所が書かれたいた。

やはり、ウソだろ!という気持ちと
もうさ迷わなくていいという安堵感が交錯した。
21:30ようやくホテルにチェックインが完了。
こうして最寄の地下鉄駅から約2時間に渡る迷子生活が終結した。


【21:30~ 飯をくれ】
そういや、晩飯を食っていなかった。とりあえず、もう外へでかける気力はないが、両替して、ホテルで食うか酒を飲むなりそればいいだけだ。
早速ロビーに行って、両替できるか聞いてみる。
当然、こんなしょぼい安宿じゃあできるわけもない。

つまりは文無し。
この日、ハンガリーワインを飲みながら食事する予定が、
安宿の一室で日本から持ってきたお菓子をあるだけ平らげるという
貧乏旅行に転落。
なんでこんな目に・・・。

しかもトイレの鍵はかからないわ、ベッドは小さいわ、
壁が薄くて隣の老夫婦のプレイ声までバッチリ聞こえるわで
ホントに最悪。
そんな中でも疲れているから、すぐ寝れたのは不幸中の幸い。


冬の中欧3カ国 列車の旅 2日目~プラハ編~

2007-01-02 10:00:48 | 旅行
2日目
【6:30~ ホテルにて】
6:30起床。
機内と併せて8時間30分睡眠と、かなり快適な目覚め。
タイマー設定よりも1時間早起き。
目が冴えたのでそのまま起きて、今日一日の活動時間を
増やしておくとしよう。

まずはブッフェスタイルの朝食。
食べ物の種類も多く、快適。
特に初めて食べるスープが美味かった。


【8:00~ 出発!】
着替えがないので昨日と全く同じ服で出発!
ホテルでチェコのトラム・地下鉄などが1日乗り放題になる
フリーパス券を購入。そして、今日荷物がホテルに届く旨、
伝えて対応をお願いした後で、いよいよ街へ繰り出す!!
早くも広がるヨーロッパの街並みに感動。
観光地でもなんでもないただの路地なのに、
なんなんでしょう、この雰囲気は。
トラム待ちの間も興奮が止まらない。


【8:10~ プラハ城へ】
ホテルの目の前の通りを走る8番のトラムに乗り、
プラハ城へ向かう。
プラハ城のなるべく近くの停留所へと思ってたのだが、
ちょうど地下鉄の駅のあるHRADCANSKAとDEVICKAの間に
停留所はなく、どちらかから行くことになるらしい。
ちょうど中間に位置するプラハ城の入り口へ、
HRADCANSKAからアクセス。
入り口までは上り坂を徒歩で15分ぐらいだろうか。
結構距離があり、1月のプラハの寒さを充分感じることができた。


【8:45~ プラハ城入場】
正門から入ると、即現れる「聖ヴィート大聖堂」。
その大きさにいきなり圧倒される。
そしてその装飾一つ一つも細かく、また感動。
中に入ってみる。
大きい。とにかく大きい。
規模が違う。すごいとしか言い様がないね。

その後、「旧王宮」→「聖イジー協会」
→「美術館」→「黄金小路」と回る。
(「火薬塔」は何故か入り口が空いてなく入れなかった)
「聖ヴィート大聖堂」がすごすぎて、
ちょっと尻つぼみ感はあれども、
どれも行くべき価値のあるものだった。
「黄金小路」にあった人形の店。
そして「黄金小路」に行く前に飲んだ
ホットワイン(60KC)が印象的だったな。

城の外に出ると、
小高い城壁みたいになっており、
そこから東岸やら「カレル橋」やら、
プラハの町並みが一望!!!!
中世独特の赤い屋根の建物がずら~っと並び、
それらを時折突き出る鉄塔(?)、
そしてモルダウ川がデコレーションする。
「まるで中世のケーキや!」
彦麻呂だったらそういうかも知れん。

その景色をビシビシ写真に収めまくってると、
後ろの方に人だかりが。
何かと思ったら門に立っている
毎正時に行われている衛兵の交代式だった。
狙ったわけではなかったのでラッキー。
(ちなみにこの衛兵、基本は直立不動だが、
イギリスのバッキンガム宮殿なんかのそれと比べると、
結構動いてて人間味溢れる感じでした。)

その後は城壁を下り、トラムを使いつつ、カレル橋へ。


【11:30~ カレル橋】
プラハ観光のハイライトともいえるこの場所は、
人でごった返し。

橋の向こうである東岸の美しさ、
振り返れば今通ってきた西岸、「プラハ城」。
これらを川辺で見る感じがまた美しい。
橋に間隔をあけて立てられた聖者の像も雰囲気たっぷり。
いいねぇ!
せっかくなので、東岸にある橋塔にも登ってみたんだけど、
こっちもカレル橋が間近に一望できてい良い!
あ、そういえば橋の中腹では、
地元おっさん4人によるの生演奏なんかもやってた。


【12:00~ 東岸、旧市街へ】
カレル橋の観光も終わり、続いては街歩き。
焼いたアーモンドを買い食いしながら(美味い!)、
これぞヨーロッパな雰囲気の路地を進む。
程なく、中心部である「旧市街広場」へ。
この「天文時計」の下でちょうど結婚式をやっておりました。
タリン(エストニア)に行った時もこんな雰囲気で結婚式
やってったっけなぁ。
さすが、中央広場というだけあって、オープンカフェな席が
いっぱい並ぶ。
その中から、チェコのレストランのコンテストかなんかで
NO.1を取ったという店に入る。
その前に両替。
銀行を見かけなかったので、街中の両替商へ。
空港では1KC=6.5円だったのが、
街中では1KC=7.5円。高いなぁ。


【13:00~ 昼食】
外で食おうとも思ったんだが、
0℃ぐらいの中をずっと歩いてきて
体が冷え切っているので店内で食べることに。
昼飯は、チェコ風蒸しパン「クネドリーキ」、
黒い色をしたキャベツの酢漬け「ザウアークラウト」、
そして豚肉という典型的なチェコ料理。(1100KCぐらい)
これらが大皿にガッツリと盛られてくるので
かなりボリューム満点。
バスケットに入ったパンも無料でついてくるが、
そっちは腹いっぱいで食えない。

「クネドリーキ」はそれ自体味がしないので、
豚肉の焼き汁などにつけて食う。焼き汁の味次第。
豚は日本で食うのと変わらない味付け。
「ザウアークラウト」はちょっとクセのある味付けで
食えないことはないが、苦手な食い物。
旅の中で大皿にどっぷりと盛って、それだけで
ご飯食ってる人を見かけたが、そんなのは絶対無理。

これらと一緒に、
チェコのビールの代表的存在「ピルスナー」を飲む。
昨日飲んだビターなビールとは違い、すっきりしてて
飲みやすい。昼間っから大生サイズだったけど、
全く苦にならなかった。


【14:00~ 街中探索】
大満足の昼飯を終え、外に出ると雨。
外で食わなくて正解でした。

とはいえ、小降りなので、フードをかぶって街歩き再開。
ユダヤ人地区で「旧ユダヤ人墓地」だけさっくり見て、
地元のデパートである「KOTVA」へ。
雨と寒さで冷えた体をカップ自販機で売ってたスープ
(30円ぐらい)で暖める。
デパート自体は日本だと20年前のヨーカドーみたいなしけた感じ。
一通り、全部回ってみるがめぼしいもんはない。
まぁ雨宿りですから。

その後、「市民会館」&「火薬塔」に着く頃には雨は止んでいた。


【16:00~ 買い物タイム】
「市民会館」から続く、繁華街「ナ・プシーコピェ通り」にて買い物タイム。1月2日ということもあってか、
店外には「50%OFF!!」「SALE」などの文字が目立つ。
これで物価的に安ければ言うことなしだったのに。
とりあえず一通り人気がある店は入りながら、進んでいく。
途中便所に行きたくて、駅の公衆トイレを使った。
トイレのチップは3KCと書いてあったので、とりあえず3KC渡して
入っていくとおばちゃんにチョコ語でわめきたてられ止められた。
チップというか、もはやトイレ代として払うもので、
5KCよこせという話らしい。
たまたまあと2KCあったからよかったものの、
小銭なかったらどうするんだろう、この国。
ちゃんとお釣りが出るんだろうか。
(ちなみにハンガリーではお釣りが出ました)


【17:30~ ヴァーツラフ広場】
買い物タイムも終了。
トイレのおばちゃんに怒られた記憶が強烈に残ったひとときだった。

さぁ、気を取り直して、
プラハの銀座と呼ばれる「ヴァーツラフ広場」へ。
ここにはソーセージをぶらさげた移動販売店がいっぱい。
さっそくひとつ食べてみる(60KC)。
長いそのソーセージは自分の顔サイズ。
いや~これは大ボリューム。半分でいいや。
まぁ食ったけど。

目的地である「聖ヴァーツラフ像」を見た後、
マックに入って一休み。


【18:00~ プラハ夜景見物】

マックのすぐ近くの地下鉄駅「Muzeum」から
「Staromestska」へ移動。
そこからちょっと歩いて、夜の「カレル橋」へ。
昼間の賑やかさがすっかりなくなり、
ムード溢れる空間に。
続いて、トラム、ケーブルカーを乗り継ぎ、
小高い丘にある「ベドシーン公園」へ。
冬季は展望台が閉まっているのが残念。
そして、周辺も城壁と木に囲まれ、思うように景色が見えない。
そんなこんななので人気が全くない。
というわけで、ケーブルカーでちょっと下り、
中腹にある駅に降りてみる。

ここにはレストランもあるように、景色がバッチリ。
次のケーブルカーが来るまでの15分の間、
オレンジで統一されたプラハの夜景をたっぷりと鑑賞できた。


【20:30~ 夕食】
トラムに乗り、再び旧市街へ。
この辺では有名なスーパー「TESCO」へ寄りつつ。
あまり腹が減ってないながらも、チェコ最後の夜ということで、
いい感じのピザ屋(ピザコロシアム)があったのでそこに入る。

カルボナーラを頼みつつ、ビールを飲む。
銘柄は覚えてないが、これもまた美味。
但し、落ち着かない席だったので、昨夜のように
あがることはなかったのが残念。
カルボナーラはチーズが濃厚なのはいいが、
水っぽさがなく、日本の方が美味い。

帰り際、レジ近くにディスプレイされていたアイスを食う。
スモールサイズを頼んだのに、コーンの中とコーンの上部と
2種類フレーバーを選ばせてくれた。やさしい。

帰りがけには、再びスーパーに入り、チェコみやげを買い込む。
しかし、店員の容赦ない店閉める攻撃に追い出され、
時間なく買い物ソコソコに撤退。
もっとじっくり選びたかったのに・・。

帰りは地下鉄で「Mustek」→「Krizikova」へ移動。
ホテルへ。1日しかなかったけど、悔い残すことなく
全て周れた充実の一日だった。



冬の中欧3カ国 列車の旅 1日目~プラハ入り編~

2007-01-01 10:02:36 | 旅行
【出発前】
2007年の初日の出を自宅の窓から見て、空港へ。
この日はまず、モスクワへ。そしてプラハへ乗り継ぐ。
モスクワ経由ということからもわかるように、
あの悪名高き「アエロフロートロシア航空」を使用。
いつも憂鬱な空の旅にさらに拍車がかかり憂鬱。

出発前にマックのピタマックを初食い。イマイチ。
そんなことやってたら、時間ギリギリになり、
空港内放送で呼ばれてしまう。やべぇやべぇ。
機内に乗り込み、定刻どおり13:00機内はモスクワに向け出発。


【13:00~モスクワ行きの機内にて】
ふと機内設備を見渡すと、
12時間クラスの国際線にも関わらず、
大画面モニターがない。
そして小さいテレビも少なく、
自分の席からは字幕なんてもはや視力検査だ。
ていうか東京発着なのに、日本語で機内案内がない。
ロシア向けか。これは。
その後やっと日本語放送が入ったかと思えば、
映画はロシア語と英語でしか見れないというお断りでした。
この機内の日本公開前の映画を見るのが楽しみなんじゃんね。
そして暇つぶしの重要なファクターなんじゃんね。
ちなみにやっていた映画は
「ハリーポッターと炎のゴブレット」
「イルマーレ」
でした。
どっちも見たし、それより何より、
もう、日本で終わってんじゃん!
こんな古い映画を流されたのも始めてかも。

さらに、前のポケットに入ってる機内誌は
去年12月までのものだし。
しかもビリビリに破れてて汚い。

まだある。意味不明に席が皮使用でツルツル。
なんか尻が滑り、座りにくい。
いや~心地悪い。不快。

機内食は黒い色したパンが匂い、味ともに不味い。
それ以外はまぁ普通。

そんな機内を、ひたすら「歩き方」を片手に
予定を立てて過ごす。
この旅を抑えたのが6日前。
そして日程表が手元に来たのが出発4日前ということで。
ろくに予定も立ててなかったので、
10時間25分というフライト時間はあっという間に過ぎ去った。
不幸中の幸い。


【18:00~モスクワ シェレメチェポ国際空港にて】
18:10モスクワ着。定刻より40分ほど遅れていて、
乗り継ぎ時間にかなり余裕がない。
そんな中ロシア空港スタッフが「プラガ!プラガ!」
と叫んでいるではないか。
何人かの日本人旅行者もいるので、そこについていく。

もはやフリーパス状態。
他の人を蹴散らして、最優先。
パスポートのチェックこそあったが、
荷物検査なしで一気に乗り継ぎの飛行機内へ。
結局、自分らが乗り込んだのは出発5分前だった。


【18:45~ プラハ行きの機内にて】
19:30プラハ着ってことで、1時間もかからないで着く♪
と楽勝ムードだったのだが、
何故か出てくる機内食。
「???」と思ってたら、見事に時差が2時間あるそうです・・。
即ち飛行時間は2時間45分。
ふて寝。

----------。
ふと起きると飛行機は着陸態勢。もう、地上も見える。
ジェット音(?)が高まってきて、あとは降りるだけというその時。
何かの異常音が機内に鳴り響く。
誰かの携帯なんて生易しい音ではなく、
明らかに大きくはっきりした音。
その音を全く無視で高度を下げていく機体。
「っておい!!!!」
無事に着陸を果たすと、機内には拍手が上がる。
お~ひさびさ、拍手。


【19:30~ プラハ リュジーン空港にて】
いろいろあったアエロフロートからようやく開放され、
ほっと一安心。
入国審査(相変わらずあっさりなEU加盟国・・)を済ませ、
荷物を受け取りいざ市内へ。
というところだったが、またやってくれました。
荷物が出てきません。
海外旅行初の「LOST BAGGAGE」!!

どうやらあの急ピッチの乗り継ぎの際、荷物の乗り継ぎを忘れ、
荷物は最初の飛行機における次の目的地である、
ロンドンへ行ってしまった模様。
なんじゃ、そりゃぁ!!!

やはり同じ便に乗ってきた日本人2組が同じ被害にあり、
CLAIMセンターに申請。
荷物は「明日の昼12時ごろにホテルに届けられると思います。多分」
みたいな回答。
というわけで、今日着替えなし!


【20:50~ 空港→ホテル送迎】
出迎えの現地スタッフに、
「LOST BAGGAGE?」と当たり前の様に聞かれた。
よくあることっぽい。
普通車に乗り込むと、車はトラム沿いの一般道を
120キロでかっ飛ばす。
客と会話をするわけでもなく、
携帯電話で楽しげに話している現地係員。
言葉がわからないと思ってやりたい放題だ。

そんな彼が口を開いた。
「プラハ城!」
彼の指す方向に視線をやると、
ライトアップされたプラハ城が。
その幻想的な姿に、様々なトラブルも振り払われ、
ヨーロッパに来たぞ感が高まってくる。
その後、東岸と西岸を結ぶマーネス橋に差し掛かると、
ライトアップされたプラハの全景が現れ、大興奮。
明日からたっぷり回るぞ!!


【21:40~ 夕食】
イビス・プラハ・カーリン・ホテルに到着。
部屋に手荷物のみながら荷物を置いた後は、
ホテルの目の前にあるピザ屋へ。
イタリアンの暖かい雰囲気に包まれた店内は、
地元若者のたまり場と化してる。
いや~いい。このホテルの真ん前でありながら、
日本人がまったくいない環境。
自由を感じる瞬間だね。

さぁビール消費量世界一の国プラハにて、
まず最初のビールと行きましょう。
まずは、ここのオススメらしい
「ミュンヒナー・ドゥンケル」を。
大生サイズで170円ぐらいと超安!!
しかし、黒いこのビールは苦味が強く、
いきなり苦戦してたり。
一緒に頼んだピザはちゃんと店の釜で焼いてくれてて、
固め生地でうまかった。

そんなこんなで一日目の夜は更けていった。



紅葉を求めて養老渓谷へ

2006-11-26 23:16:10 | 旅行
気付けば、今年も紅葉シーズン。
本来は長瀞に行こうとしたんだけど、猛烈に混んでそうなので、千葉は養老渓谷に行ってきました。
なんだかんだで周辺道路はそこそこ混んたけど、
だいたい車で3時間で到着。

色づき具合はネットで調べると三割程度とのことだったけど、木によっては映える赤や黄色のものもあり、期待より全然いい。
栗又の滝から入り、川沿いを延々と歩いてみる。 進めば進ほど少なくなる人、ただの木となる紅葉にめげずに進む。終着点にきっとすごい滝とか紅葉があるんだろうという期待。2キロの道のりを踏破し、ようやく現れたのは、自動車用道路に戻る階段のみだった。。

その長い階段を登り終えると、今遊歩道で来た分の車道歩きが待っていて、車に戻ったときには紅葉気分なんかどっか行ってしまったそうな。
(写真はイメージです)


海外熱急浮上

2006-10-21 21:43:29 | 旅行
正月のオーストラリア以降、GWも夏休みも連休をぐっとこらえてきたワタシですが、もうそろそろ限界です。
前の会社が年に一回5連休をくれる会社だった関係で基本、年一回のペースという体になってしまった模様。

で二月に有休1日使って、4泊5日で
カンボジアとベトナムに行こうかと思ってます。
アンコールワットとハロン湾、2つの世界遺産を巡る豪華な旅。
休みは4日で行くので、
朝成田に着いたらその足で会社に出勤する強行スケジュール。

なんとか実現させたいと思ってます。


軽井沢&草津2日の旅 2日目

2006-09-18 23:26:55 | 旅行
朝はたっぷり7時30分まで睡眠。朝食も付いてないので
さっくりペンションを後に。ペンションの人は素泊まりなのに
かなり温かくお出迎えしてくれた。いい方でした。

まずは国道沿いのパン屋に開店と同時に入って朝食。
でも開店と同時に行ったのに、一個も温かいのパンが
食えないってこれ如何に?
残念なスタートで始まったこの日は、その足で草津に向かう。
霧の中、たどり着いた草津は雨模様。
まぁ室内で風呂に入る分には問題ない。
この日は某温泉本でランキング1位になってる噂の温泉施設
「テルメテルメ」へ行った。
しかし、ここがまぁひどい。古くて虫がたかってるわ、
楽しげな施設は祝日なのに閉鎖されてるわ。
究極は温泉なのにぬるくて寒い・・・。
ぬるめとかでなくて寒いので、早々に退散。

グデグデになってきたこの日を救ったのは草津温泉街で行った
「湯もみ体験」。一気に旅行情緒に引き込まれました。
もちろん、その後のまんじゅう試食もね。

それなりに満足した形で草津を後にして、
途中で焼きとうもろこしを食いつつ、
昼食は水沢うどんを。なかなかうまい。
高いお金を出せばいいものが食えるってなぁ
こういうことをいうんだな。
まぁでもざるうどんに1200円ってのは高すぎるがね。

そして群馬と言えば忘れちゃならない、「焼きまんじゅう」も
しっかり帰りがけに食って、超腹いっぱいで帰路へ。
温泉ってよりも食いまくった一日でした。

軽井沢&草津2日の旅 1日目

2006-09-17 23:27:19 | 旅行
秋の3連休ってことでそのうち2日を使って
旅行へ行ってきました。
行き先はタイトル通りの軽井沢&草津。
群馬の時はよく行った2箇所ではあるけど、
やはり千葉に住んでるとああいう高原が恋しい。


まずは高速で一気に軽井沢へ。
せっかく着いた軽井沢だったが、台風が九州に上陸してる
影響で、今にも雨の降りそうな天気。
降水確率は80%なので、まぁしゃあない。
アウトレットモールメインにすればまぁそんなに痛手はない。

そんなアウトレットに向かう車で大渋滞。
こんな田舎なのに大渋滞って・・。
すげーなぁ軽井沢って。

そんな渋滞をうまく回避しつつ、まずはアウトレットモールの
ウェスト側へ。こんだけスキーとかに来てても
入ったことなかったんだけど、なかなかいい感じ。
しかし、メンズはイースト側メインだね。
この辺は午後に行くことにしよう。
午前はウェスト側でのんびり過ごし、昼飯。

昼飯は大人気店「トラットリアPrimo」へ。
40分待ちという看板が店の外へ張り出され、
たくさんのお客さんが外に数多く用意された
イスに座って順番を待っている。
そんな行列は当たり前の店。
軽井沢らしい店でうっとりとランチをする!
という絶対的な目標があったので、おとなしく待つ。

その甲斐あってか、席は窓際だわ、料理は美味いわ、
至福のランチタイムを味わうことができました。

午後は、再びアウトレットモール、今度はイースト側へ。
なかなかいい店揃ってますねぇ。
いい感じに買い物も出来てかなり満足。
そして、旧軽井沢を散策。
ジョンレノンの愛したフランスパンを食うつもりで
来たのだが、残念ながら売り切れでした・・・。
まぁ旧軽井沢の町並みが楽しめたからいいんだけど。

で、北軽井沢の宿に向かいつつ、白糸の滝とやらに
行ってみる。もう日もすっかり落ちて単に暗くて不気味。
こういうのは昼間行かなきゃダメだよ、おにいちゃん。

ペンションには迷いながら19時過ぎようやく到着。
楽しみにしてたジャグジーだが、どうやらないらしく、
小さく清潔感に欠ける家族風呂が二つあるだけ・・。
 そんなこんなでスーパーで買ったワインをラッパ飲みしながら、
TBSドラマ『僕たちの戦争』を2時間がっちり見てからふて寝。


日立1泊2日の旅~なつやすみ4日目

2006-08-15 22:46:52 | 旅行
朝起きてホテル朝食。
置いてあるパンをトースターで焼いて、みたいな
最低限な食事。まぁ安いから。
昼飯以降美味いものを食うとしよう。

で、この日の午前中は袋田の滝に行くか、
すぐ近くの動物園に行くか
って選択肢だったんだけど、
行った事ないということで動物園に決定。
動物園に降り立ったとたん、雨も止むあたり、
やはり晴れ男パワーは健在。
「日立かみね公園」。
ここの動物園は小さいんだけど、勾配があり、
坂を登って行くため、広く感じる。
そして人がいないので、のんびり見ることが出来て
なかなか良かった。午前中いっぱい居座った。

昼食は、日立の地元寿司屋、まるきんへ。
ここは昨日とは正反対で劇ウマ!
この値段(126円均一)の寿司ではなかった。
ご機嫌で国道6号線を南下して、ひたちなかへ。
この日はお盆ということで道が混んでいて、
実にとろとろ走ってようやく着いた感じ。
初の「ファッションクルーズひたちなか」。
とくに可もなく不可もなくって感じかな。
2階が意外に狭いのが残念だった。

んで、ちょっと進んで海の見える露天風呂で温泉タイム。
そこで日が暮れるまで、半身浴状態でぼ~っと海を眺める。
なんか昨日といい、今日といい優雅ですなぁ。
こっちは建物汚くて、狭いけどさ。

夕食は再びファッションクルーズに戻り、
気になっていた若乃花プロデュースの
ちゃんこうどん屋へ。これまた、劇ウマ!
ちゃんこうどんが美味くないわけないんだけどね。
帰りは一般道と高速を乗り継ぎ、行きの半分の2時間で到着。

出身県の割りに充実した旅行になりました。
まだまだ知らないところはあるのだ。