Ｊ１最終節 ｖｓ川崎フロンターレ 2-1○

ブラボーナはアウェイの等々力陸上競技場で川崎フロンターレとリーグ戦を行い、２-１で勝利した。得点者は枚井義④、岩瀬③。

逆転の１２連勝で締めくくり

川崎の攻撃陣に、久々にブラボーナ守備陣が苦しめられた。後半１４分に川崎ＦＷマギヌンに先制を許すと、チームは苦しいムードに。攻め込むがゴールが遠い嫌な流れが続く。しかし、反撃の口火を切ったのはＭＦ枚井義(21)。センタリングの処理を誤った毀れ玉を、キッチリサイドネットに突き刺し、同点。あとは流れのままに徹底的に押し込み、ＤＦ岩瀬(22)が決勝点をもぎ取った。

ＦＷ榎本(25)、無得点で途中交代

満を持して先発した榎本だったが、なかなか思うようなプレーができず、後半２０分に途中交代。その後チームが逆転勝ちしたため、終始笑顔ではあったが、試合後のインタビューでは悔しさを滲ませた。「来年は、ぶっちぎりで（得点王）獲ります。」そう言い残して、背番号９は去っていった。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、アレックス、岩瀬、斉藤／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 榎本、バラマン
【サブ】橋本、水口、星大

Ｊ１第33節 ｖｓアルビレックス新潟 3-0○

ブラボーナはホームのビックアーチでアルビレックス新潟とリーグ戦を行い、３-０で勝利した。得点者は草野⑩⑪、榎本⑮。

１１連勝、まだまだ止まらない

前半はこう着状態。ディフェンジブな布陣を敷いてきた相手に対し、思うように崩せない厳しい時間帯が続いた。しかし、流れを完全に変えてしまったのは、天才の右足だった。

ＭＦ草野(18)、今季チーム３人目の２桁得点

ＭＦ草野(18)が中央でボールを受けると、鋭い切り返しであっという間にＤＦひとりをかわし、ＧＫとの一対一は冷静にトウキックでゴール右隅に流し込んだ。その後も豪快なミドルシュートも決め、この日２得点。自身初の２桁得点にも到達した。

ＦＷ榎本(26)、昨季と並ぶ１５得点

再三チャンスを逃し続けてきた男が、最後に決めた。草野が作った流れに乗るように、カウンターから絶妙なトラップでＤＦをかわすと、あとはゴールまで３０Ｍを独走。ＧＫとの一対一を草野とは対照的に強烈な弾道でゴールネットを揺らし、チーム日本人初の得点王に望みを繋いだ。

得点王争い、佳境へ

現在得点ランキングは１位が清水のチョ・ジェジンと名古屋の豊田がならんで１６得点。Ｂ広島の榎本と鹿島のＡ・ミネイロ、Ｓ広島のウェズレイ、福岡の田中が１５得点で並ぶ。１４得点でも川崎のジュニーニョ、横浜の久保、仙台のボルジェスが追う大混戦だ。晴れあるゴールキングの行方は、最終節で決する。

☆１６得点(１～２位)
チョ・ジェジン(清水)、豊田陽平(名古屋)

☆１５得点(３～６位)
榎本悠(Ｂ広島)、アレックスミネイロ(鹿島)、ウェズレイ(広島)、田中佑昌(福岡)

☆１４得点(７～９位)
ジュニーニョ(川崎)、久保竜彦(横浜ＦＭ)、ボルジェス(仙台)


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、アレックス、岩瀬、斉藤／ＭＦ 高井、枚井実、橋本、草野／ＦＷ 榎本、バラマン
【サブ】三木

Ｊ１第32節 ｖｓ名古屋グランパスエイト 2-0○

ブラボーナはアウェイの豊田スタジアムで名古屋グランパスエイトとリーグ戦を行い、で勝利した。得点者は草野⑨、バラマン⑫。

ついに１０連勝
榎本は得点ならず

連勝は二桁の１０まで伸びた。この日は名古屋の素早い攻めに苦しみ、守勢に回ることも多かったが、屈強な守備陣がことごとく跳ね返し、セットプレーとカウンターできっちり勝利をもぎとった。

得点王が期待されるＦＷ榎本(25)は、再三ゴールに向かったが、得点は奪えず。しかし、カウンターからＦＷバラマン(31)にラストパスを送るなど、得点にはしっかり絡んだ。

【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、アレックス、岩瀬、斉藤／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 榎本、バラマン
【サブ】三木、橋本

Ｊ１第31節 ｖｓサンフレッチェ広島 1-0○

ブラボーナはホームのビックアーチでサンフレッチェ広島とリーグ戦を行い、１-０で勝利した。得点者はバラマン⑪。

リーグ９連勝、その先へ

既に優勝を決めているブラボーナは、連戦の主力を数人休ませてダービーマッチに臨み、１-０で完封勝ち。王者の貫禄を示した。これで９連勝とし、昨季の７～１９節でマークした１３連勝にまたひとつ近づいた。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 三木、アレックス、関本、星大／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、中村稟／ＦＷ 啓田、バラマン
【サブ】橋本、飯田

Ｊ１第30節 ｖｓヴィッセル神戸 2-0○

ブラボーナはホームのビックアーチでヴィッセル神戸とリーグ戦を行い、２－０で勝利した。得点者は。水口⑤、榎本⑭

ブラボーナ、リーグ２連覇
昨季より１試合遅れて

先日のＡＣＬの興奮冷めやらぬ３日後に、またも祝杯となった。昨季圧倒的な強さでリーグを制したブラボーナが、今季も堅実な守備と華麗なパスワークを武器に他を寄せ付けず、リーグ２連覇を達成した。多くの主力選手の移籍が噂される中、去る選手にとっては最高の手土産に、チームにとってはこの上ない置き土産となった。

ＦＷ榎本(25)、得点王へ前進

この日負傷明けのバラマンに代わって出場したＦＷ水口(25)と２トップを組んだ榎本は、今季１４得点目となる先制点を決め、３０節終了時点で得点ランキング２位に浮上。現在１位は福岡のＦＷ田中佑の１５得点で、残り４試合で逆転できるかどうか注目が集まる。

昨季２８得点を挙げ、圧巻の得点を獲得したＦＷバラマン(31)は、「昨季は榎本が私の得点を助けてくれた。おかげで、得点王になれた。今度は私が精一杯彼をサポートするよ」と、ベテランらしいコメントを残した。

【得点ランキング(第３０節終了時点)】

①　田中　佑昌　　　福　岡　　15
②　榎本　悠　　　　 Ｂ広島　　14
②　Ａ・ミネイロ　　　 鹿　島　　14
②　チョ・ジェジン　 清　水　　14
②　豊田　陽平　　　名古屋　　14


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、アレックス、岩瀬、斉藤／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 榎本、水口
【サブ】三木、橋本

Ｊ１第29節 ｖｓセレッソ大阪 3-0○

ブラボーナはアウェイの長居スタジアムでセレッソ大阪とリーグ戦を行い、３-０で勝利した。得点者はオウンゴール、水口④、草野⑧。

７連勝、マジック２に

ブラボーナが圧倒的な攻撃力でセレッソ大阪を一蹴。連勝を７に伸ばした。２位浦和が勝利したため、マジックは１しか減らなかったが、早くて次節でリーグ２連覇が決まる。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 三木、アレックス、下川、星大／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 榎本、水口
【サブ】啓田、村松

Ｊ１第28節 ｖｓＦＣ東京 5-1○

ブラボーナはホームのビックアーチでＦＣ東京とリーグ戦を行い、５-１で勝利した。得点者は榎本⑪⑫⑬、水口③、枚井実⑥。

大勝で６連勝、マジック３に

ブラボーナが５点を奪う大勝で勝ち点を重ね、マジックを３に減らした。公式戦の連勝記録は１１まで伸び、クラブ新記録を更新した。

ＦＷ榎本(25)、今季２度目のハット

第２１節の浦和戦に続き、今回も３得点全てが頭だった。然るべきときにゴールを量産するストライカーは、技を極めた職人のようでもある。どれも簡単なゴールではなく、体の使い方、弾道、そして決定力。全てが備わった上での、技ありのゴールラッシュだった。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、アレックス、岩瀬、斉藤／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 榎本、バラマン
【サブ】橋本、啓田

ＡＦＣチャンピオンズリーグ準決勝２Ｒｅｇ ｖｓアル・クワ アル・ジャウィヤ（イラク） 2-1○

ブラボーナはホームのビックアーチでアル・クワ アル・ジャウィヤＦＣとＡＦＣチャンピオンズリーグ準決勝２Ｒｅｇを行い、２-１で勝利し、２戦合計で５－２と勝ち越し、ＡＣＬ初参戦にして、決勝進出を決めた。得点者はバラマン⑥、水口②。

アジア王者へ、決勝進出

アジアの王者となるべきポテンシャルが、このチームには存分に備わっている。イラクの雄とのセミファイナルも、組織、個人共に圧倒し、退けた。

前半にＦＷバラマン(31)が中央での競り合いに勝って頭で先制弾を叩き込むと、後半には途中出場の水口(25)がスピードを生かした「らしい」ゴールで試合を決めた。

これでアジアの頂点まであと階段ひとつ。真の王者にふさわしい幕切れは、このブラボーナには訪れるのだろうか。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、アレックス、岩瀬、斉藤／ＭＦ 浅見、橋本、草野、中村稟／ＦＷ 榎本、バラマン
【サブ】三木、大岩、水口

Ｊ１第27節 ｖｓベガルタ仙台 2-1○

ブラボーナはホームのアウェイのビックアーチでとリーグ戦を行い、で勝利した。得点者は草野⑦、啓田①。

５連勝で２位浦和と勝ち点差１１に

残りのゲーム数は、７。ブラボーナと、それを追う２位浦和との間に横たわる差は、もはや１１である。これをマジックに換算すると、４となる。つまり、最短で２９節にも、ブラボーナの優勝が決まる。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 関本、小池、岩瀬、斉藤／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 榎本、啓田
【サブ】橋本、水口、星大

Ｊ１第26節 ｖｓジェフユナイテッド市原・千葉 3-0○

ブラボーナはホームのビックアーチでジェフユナイテッド市原・千葉とリーグ戦を行い、３-０で勝利した。得点者は草野⑤⑥、バラマン⑩。

ＦＷバラマン(31)、３年連続２桁得点

エースが、らしさを見せた。右サイドからのコーナーキックを、鋭く「頭」を振りぬいてファーサイドのネットを揺らす。ストライカーの身体能力と、ゴールへの嗅覚が集約されたゴールシーンだった。これで１年目の１０得点、２年目の２８得点(得点王)、そして今季も２６試合目で１０得点に到達した。


【スタメン】ＧＫ オダール／ＤＦ 三木、アレックス、関本、星大／ＭＦ 高井、枚井実、枚井義、草野／ＦＷ 水口、バラマン
【サブ】橋本