
我々探検隊は、アンコールワット内部へと潜入した!!
壁一面に凄まじい規模のレリーフが刻みこまれている!!!
「ビューティフル・・・」



ヴィシュヌ神や猿の戦士ハヌマーン、ガルーダなどなど、ヒンズー教を代表する神々がオールスター出演!!
仏教寺院ではあるが、ほぼほぼヒンズー教色が濃い内容が見てとれる。

隊長お気に入りの、叙事詩ラーマーヤナに登場するラスボス、魔王ラーヴァナ!!
ラスボスらしく実にゴージャスだ!!!
「かっけーーー!!!」

神秘的なレリーフの通路を抜け、我々はアンコールワットの中心へ向かった!!
しかし、アンコールワットの内部は本当になんとも言えないカオスな雰囲気を醸し出している・・・。
さすがはクメール人の聖地!!!

しかし、何という広大な寺院だろうか!
アンコールワットは主に砂岩とラテライトと言う石で築かれ、境内は外周、東西1,500メートル、南北1,300メートルと言う広さで1日では周り切れないほどに広い!!
神聖な場所を飾るため、回廊は先ほどの様な精緻なレリーフで埋め尽くされているとの事。
1日この中で泊まり込んでみたいものだ。

ここが、アンコールワットの中心部である!!
現地ガイドのヒャックさんが立ってみてくれた。
ヒャックさんは相当日本語が達者で、某旅行会社での世界ランク2位になるほどの超スーパーガイドさん!!

アンコールワットの中心に立って拝むティン。
「アンコールの中心で悪魔が叫ぶ!」

アンコールワット内で爆睡していたアラブ系のおばちゃん。
内部はとても涼しいため、ウトウトしてしまったのだろう。
しかし実に贅沢な場所での昼寝だ。
「次は俺も絶対やるぅうう~~!!」

中心部付近には日本人の落書きもあった!
ガイドのヒャックさんの話によると、これを書いたのは、江戸時代前期の人物の森本右近太夫一房と言う人で、「ここに仏四体を奉るものなり」と書いてあると言う。
まるで時間の流れが止まっているかの様な錯覚に陥る。



現在は仏教寺院であるだけあって、仏像の姿も多く見られる。
現地の人々の信仰の深さがうかがえる。

第一回廊、第二回廊を抜けて、我々は寺院内のテラスへ出た。
ジリジリ照りつける南国の太陽が心地よく感じる。

そして、我々はいよいよアンコールワット最大の難関である第三回廊の階段に直面する!!
高さ13m、傾斜角70度の悪魔の如き階段を探検隊は登ることができるのか?!!
そして、その先にはどの様な世界が広がっているのか?!!!
その3へ続く!