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ギニー探検シリーズ「刮目せよ!!」

探検はロマンだ!サバイバルだ!

シェムリアップ市内を調査せよ(後編)!アジアの魅力は底無しだ!!

2014-07-01 23:46:43 | カンボジア探検
いよいよシェムリアップ最大の市場「オールドマーケット」のへ潜入を開始!!
観光客のみならず庶民の生活も支える市場はどの様になっているのか?




ここがオールドマーケットの入口だ。
中からはガヤガヤと賑やかな声が聞こえてくる。





内部には雑貨、洋服、アクセサリー、仏像など、多種多様な物を売る店がズラリとひしめいている!!
値切り交渉もきくのでめちゃめちゃ安く買える事も。
我々も必殺の値切りでTシャツを一枚300円、コブラの酒漬けを500円で購入!!






マーケット中心部は食材の市場となっていた!!
フルーツ、野菜、肉、魚などなんでもそろう!!!
アジア独特の市場臭がいい感じだ!
「アジアと言えば市場でしょ」



腹も減ってきたのでマーケット近くの食堂でディナーにする事に。



とにかくこの店、メニューが豊富!!
洋食から地元料理までなんでもあるじゃあないか!!!
欧米の観光客が多いからか、ハンバーガーやホットドッグなどアメ公ちっくな食べ物までバリエーションがかなり豊富だ。




今回はカンボジア料理を中心に注文!
どれもうまぁああ~い!!




カンボジア名物の生コショウ入りのシーフード野菜炒め。
ブドウの様な形の生コショウ、見た目以上にコショウ風味が強烈で回りの味を引き立てる!!!




こちらもカンボジア名物の雷魚の素揚げ!!
小骨が多いが、サッパリとしてクセもなく味はめちゃめちゃ美味い!!!
「雷魚やば~!!」



夜になって更に街中は盛り上がりを増す!!
しかし、熱帯のはずのカンボジアは以外と夜はめっちゃ涼しくて過ごしやすい。




赤ちゃん連れの女の子とパチリ。
カンボジアの子供は本当に人懐こい。






ラストはやはりカンボジア伝統の舞踊「アプサラダンス」でシメでしょう。
ヒンドゥー神話の女神「アプサラス」に扮した女性が華麗な舞を見せる。
指の動きが非常に独特だ。




音楽は生演奏!
カンボジアの民族音楽は非常にカオスで心地よい。





アプサラダンスの他にも色々な舞踊を披露。
どれも日本には無い独特な踊りで非常に楽しめる。




終演後にはアプサラダンスのキャストと写真を撮れるイベントも!!
チップを渡して好みのダンサーと記念撮影が可能!!!




テンションの上がったたっちゃんも記念にパチリ。
どうやらセンターの子を気に入った様だ。
写真右のいかにも助平そうなチャイニーズのオヤジが大量のチップを渡してしまったため、女の子はそっちに向いてしまったため、残念!!!
「邪魔だ!ブタ野郎!!!」




帰りもおなじみのトゥクトゥクで。

シェムリアップは夜中まで賑わう素晴らしい観光都市であった!!
もっとも良かったのは何と言ってもトゥクトゥクだろう!!!
どこにでもいるため、気軽に乗れてめちゃめちゃ便利!あと安い!!!(たまに道間違えるが)
是非一度はみなさんにも行ってもらいたい所である!!!
ホテルに戻った我々は、市場で買ったフルーツを貪り喰って深い眠りについたのであった。



























シェムリアップ市内を調査せよ(前編)!アジアの魅力は底無しだ!!

2014-06-09 00:38:30 | カンボジア探検
壮大なるアンコール遺跡群の調査に赴いた我々は、その拠点となる街「シェムリアップ」の調査も行うことにした。
カンボジア最大の観光都市と呼ばれる街に隊員達の期待も高まる!!
メンバーは、ギニー隊長、ほーにん、ティン、たっちゃんの四人!



まずはカンボジア名物「トゥクトゥク」で都心部までワープ!!
カンボジアのみならず、アジアではおなじみのバイクタクシーだ!!!
しかも値切りが効くのでやすぅ~い!




庶民の足であるバイク用のガソリンはこんな感じで売られている。
「やっば~い!!」




びゅーんと都心部までひとっ飛び
!!!



都心部へ到着!!!





店も沢山あり、観光客や現地の人々でにぎわっている!!!
正に常夏の楽園である!!!




ドリアンを売っている屋台!
「くっさぁ~!!」
言わずと知れたフルーツの王様である。




店の二階から声をかけて来た欧米の観光客。
ノリノリでパチリ。
「ファッキィエーー!!」





ドクターフィッシュも流行っている様でそこら中にある。
「ち◯び入れたらどうなるんだろ?」





ケンタッキーもある!!
カンボジアのケンタッキー、やはりカーネルの味であった!!!
「めっちゃウマー!!!」




ワニ皮商品店のオブジェ(剥製)
シェムリアップではワニの養殖が盛んなのだ。





スーパーの肉売り場。
鳥のお頭着きまで売っている!
「喰いてー!!」




パッションフルーツやランブータンなどの南国のフルーツも実に豊富だ。
とってもトロピカルぅ!!

一通りの調査を終えた我々は、シェムリアップ最大の市場「オールドマーケット」へと向かった。

後編に続く!








驚愕のキリングフィールド!カンボジアの黒歴史を心に刻め!!

2014-05-20 23:23:32 | カンボジア探検
今回我々探検隊は、カンボジアのシェムリアップ市内にある「キリングフィールド」と呼ばれる場所の調査を敢行した!!
日本語で「殺しの原」と訳される恐るべき名前。
一体どんな所なのであろうか?!
ただならぬ気配に緊張が走る探検隊一行!!!

メンバーは、ギニー隊長、ほーにん、ティン、たっちゃんの四人!!

なお、この記事にはショッキングな画像や表現があります。
苦手な方はご退出下さい。





シェムリアップ中心部からトゥクトゥク(バイク式タクシーの事)に乗って10分。
キリングフィールドへ到着!!
どうやら寺院の様である。
金色の装飾が何とも美しい。
スコールの後だったので地面には所々水たまりがあった。



美しい見事な仏塔の数々。
さすがは仏教国カンボジアである。




巨大な本堂と思しき建物。
見た所何の変哲も無い寺のようであるが・・・

そして次の瞬間!!!
我々は驚愕の光景を目の当たりにした!!



突如我々の目の前に現れた一つの仏塔!!
その中には大量の頭蓋骨が積み重ねられていた!!!
探検隊一行に戦慄が走る!!



どう見てもレプリカでは無い。本物
!!!
一体ここで何があったと言うのか?!!
そしてこの頭蓋骨はどのような人々のものなのだろうか?!!!



頭蓋骨だけでは無い!!
無数の人骨が所狭しと積み上げられている!!!
これはただ事では無い!!!!



寺院の方に話を聞いてみる。
ここは元々処刑場の跡地で、慰霊塔の中の人骨はここで処刑された人々の物だという。
その内容はこうだ。

1975年。当時カンボジアの政権を握っていたクメール・ルージュと呼ばれる組織の書記長「ポルポト」は、自らの思想である「原始共産主義」を実現させようとした。
「原始共産主義」とは、人間の身分や格差などを完全に無くし、完全なる平等、完全なる平和な社会を築き上げること。
そのため、通常人より優れた能力のある医者、教師、技術者、学生などを次々に処刑した。
また、子供達には自らの思想を徹底的に教えこみ、軍隊や監視員、医者などの仕事につかせた!!
子供が大人を監視し、処刑するという異常な社会が出来上がったのだ!!!



その後さらにポルポト派の処刑はエスカレートし、「眼鏡をかけている」、「本を読んでいる」、「海外に行ったことがある」、などの理由でも知識人とみなされ、果ては、「恋人がいる」、「手がきれい」、「顔が美しい」などの理由でも次々に殺された。(もう意味不明!)
正に大量虐殺!!ジェノサイドである!!!
しかも、処刑を行っていたのはポルポトの教育を受けた子供達!!
処刑方法は無惨な撲殺がほとんどだったという・・・

ベトナムに敗北する1979年までに国民の実に1/3が虐殺されたと言う。

正にカンボジアの悪夢である。



当時、ポルポトが国民に向けて発した言葉をここに記す。

我々は独自の世界を建設している。
新しい理想郷を建設するのである。
したがって伝統的な形をとる学校も、病院も要らない。
貨幣も要らない。
たとえ親であっても社会の毒と思えば微笑んで殺せ。
今住んでいるのは新しい故郷なのである。
我々はこれより過去を切り捨てる。
泣いてはいけない。
泣くのは今の生活を嫌がっているからだ。
笑ってはいけない。
笑うのは昔の生活を懐かしんでいるからだ。

狂気としか思えない!!!
しかし最も最悪な事は、この大量虐殺はポルポトが私利私欲のためにやったのでは決して無く、自分の国を真の平和な国にするためにやった事である。

2度とこの様な悲劇を繰り返さないためにも、我々もこの様な現実を親身に受け止め、善悪の判断をきっちりつけようと、心に誓う隊員達。
そして、ここで処刑された人々の冥福を祈り、今の平和なカンボジアが永遠に続くことを心から願う探検隊一行であった。


城砦都市アンコールトム(その4)!密林の中に古代王族の痕跡を見た!!

2014-05-18 23:06:06 | カンボジア探検
我々はタイムアップ限界までアンコールトム内の遺跡の調査に乗り出した!



ヒャックさんの案内で次なる遺跡へ向かう!
気温はさらに上がり40度近くにまで達している。
ジリジリと照りつける太陽が隊員達の体力を奪う!!
「かなりやっば~~~い」




これは天の恵みか?!
道中に出店屋台を発見!!
「こいつぁラッキィィーー!」



屋台で飲み物を購入し、しばし木陰で休憩をとる。
ここは灼熱のジャングルの中!!
無理をして進めば熱射病や脱水症状に陥る危険がある!
休憩もまた、大事な工程の一つである。



周囲では現地の子供達も遊んでいた。
アンコール遺跡群の敷地内は民家もあり、遺跡は子供達の格好の遊び場になっている様だ。
「子供達の無邪気な笑顔に隊員達の心も和んだ。」



休憩を終え、しばらく歩くと遺跡のテラスらしき広大な空間へと出た!!
「うお!でけぇえーー!!!」



足もとの切り立った壁は、下まで5、6mと言った所か。
「足元注意・・・ヨシっ!!!」



辺りを見回すと、何やら神格化された仏像があった!!
線香を添えられ、異様なオーラを放っているが・・・



ヒャックさんの話によると、今立っているのは「ライ王のテラス」と言う遺跡で、片足を立てた彫像はヒンドゥーの死の神であるヤマ(閻魔)を表現しているとも、伝説にある古のライ王であるとも言われているが、確かな事はわかっていないらしい。
「俺の姿を見た奴は・・・死ぬぜぇえーー!!!」



そして、少し離れた場所にも欧米のライバル探検家達が群れている場所があった!!
「アレハ、ゾウノテラスデスヨ~。ニンキデスヨ~!」と、ヒャックさん。
ならば、調査するしかないっしょ~!!



欧米のライバル達に負けてなるものか!と、先ほど見えていた場所へ向かう!!
道中のテラスの壁にはぎっしりとレリーフが刻み込まれていた!!
「見所ありすぎでしょーアンコール!!」



アンコールトムの最終地点!!
「象のテラス」へついに到着!!!
巨大な象の頭と神々しさに、我々のテンションも最高潮に!!!
「マジ、象!!!」



象のテラスは、廃墟となった寺院複合体であるアンコール・トムの城壁を巡らした都の一部である。
延長300mを超えるテラスは、公的儀式の巨大な閲兵席として使用され、また王の壮大な接見所の基壇としての役目を果したらしい。
「アジアは象さん好きやね~。」


最後の調査を終えた我々は、シェムリアップ市内にある拠点のホテルに帰るべく、チャーターした車のある駐車場へ向かった。
灼熱のアンコールトムを踏破した探検隊一行の表情は達成感に満ち、実に満足気であった。
(若干、ティンのみ青ざめていた。)



駐車場に向かう途中に振り返ると、広大な象のテラスが我々を見送っていた。

アンコールトムは、巨大なクメール帝国の繁栄を体感させてくれる感動極まる遺跡であった!!
あまりに巨大な遺跡のため、アンコールワットと同じくその全てを調査する事は出来なかったが、謎が残っている限り、我々は必ずや再び挑戦する!!!
クメールの偉大なる繁栄に敬意を払い、我々はアンコールトムを立ち去ったのであった!!
「今夜はパブストリートで打ち上げだ~!!!」

アンコールトム編 「完」







城砦都市アンコールトム(その3)!密林の中に古代王族の痕跡を見た!!

2014-05-14 23:56:24 | カンボジア探検
バイヨンの調査を終えた我々は次なる遺跡を目指し、歩を進めた!


ヒャックさんの道案内で北に向かう。
北にもアンコールトムの代表的遺跡があると言う。




しかし、アンコールトムの敷地内はそこらじゅうに遺跡がある!!
正に遺跡のバーゲンセール!!!
しかし、ここは密林の中!
少しの油断も許されない!!
「何が出てくるかわかんないから十分注意してけよ!!」



しばらく歩くと目の前に威風堂々たる巨大建造物が見えてきた!!



寺院遺跡「バプーオン」に到着!!
ここは、11世紀中頃、ヒンドゥー教の神シヴァに捧げられ、ウダヤーディチャヴァルマン2世 の国家的寺院として築かれたピラミッド型寺院である。
バプーオンは「隠し子」という意味だそうだ。王妃が自分の子供をこの寺院に隠したところから取った名前であるという。



この遺跡の1番の見どころである「直線の空中回廊!!
欧米のライバル探検家達が次々と渡り歩いている。



「やつらが上に気を取られている間に、俺達は下をとるぞ!!」
あえて空中回廊の下を抑える事で橋下の独占に成功!!!
隊長の起点、さすがである。
それにしても恐ろしいほどに見事な直線だ!!



遺跡の池では地元の人々が魚をとっている。
今晩の夕食にするのだろうか?
ほのぼのする景色だ。



辺りには家の基礎の跡も沢山ある。
古代クメールの権力者が住んでいたのだろう。

バプーオンの調査を終えた我々は、次なる遺跡を目指した!
「よし!いくぞ!!」



移動中の広場に謎の「穴の空いた巨木」があった!!
「なんで真ん中が空洞になってるの?」
謎は深まるばかりだ!



歩くこと10分!
次なる遺跡「ピミアナカス」に到着!
ピミアナカス(空中楼閣という意味)はヒンドゥー教寺院で、ラージェンドラヴァルマン2世(944-968年)統治時代の10世紀末に建造された、アンコール遺跡群の中でも最も古い遺跡の一つである。



最上階には塔があったらしい。
この寺院には蛇神が祀られていて、次の様な伝説がある。
「夜になるとその蛇神は女性の姿に変身する。そして王様は、毎夜その女蛇神と夜を過ごさなければ、王は死んでしまう」というもの。
なんとも色欲の強い蛇神だ!!
「うらやましいよいな、うらやましくないような」



かなり古いので、崩壊が激しく、レリーフなどはほとんど残っていない。
階段はかなり急な様で、脇には獅子のようなカオスな石像がある。
こんな急階段を毎日昇り降りしていた王様は凄い!!



遺跡のそばには2つの沐浴場らしきものがあった。
ガイドのヒャックさんの話では、これは男池と女池という名前で、かつて男女が別々に沐浴していた池だとのこと。
「混浴じゃあなかったんだね」

時間も差し迫って来た我々は、ピミアナカスの調査を終えたのち、急ぎ次なる遺跡へ向かった!!
「ここから先は、出たとこ勝負!!」

その4へ続く!