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ギニー探検シリーズ「刮目せよ!!」

探検はロマンだ!サバイバルだ!

バリ島ウルワトゥ寺院!絶壁に建つ寺に狂気の世を見た!!

2012-09-29 14:32:02 | インドネシア探検
今回我々探検隊はインドネシアバリ島のジンバラン付近の海沿いに高さ70mの断崖絶壁に建つ寺院があるとの情報を受けた!
しかも、その寺院周辺で観光客を集めて儀式の様な事をしているという!!
我々はその全貌を明らかにするために断崖の寺に挑んだ!!
メンバーはギニー隊長、ほーにん、現地の友人「ダナ」の三人!


ダナの車でジンバランからバトゥン半島へ走り続ける事数十分。
ようやく寺院に到着!
そこには確かに断崖に建つ寺院が存在していた!
しかし、寺院に入る事は出来ないらしく、遠くから観察するしかなかった。



下を見ると凄まじい勢いの波が崖に打ち付けられていた!
落ちれば即死どころか肉体が粉々になり、肉片すら残らないだろう。
ダナによると、この寺院は10世紀頃に高僧ウンプ・クトゥランにより建立された寺院で、何のためにこの様な断崖絶壁に建てられたのかは不明であるという。


せっかくなので三人で記念撮影。
しばらく絶景に見とれていると、この先から観光客のざわめく声が聞こえて来た。
我々は声のする方へ向かった。


するとそこでは異様な雰囲気の儀式の様なものがとり行われていた!
輪になった数人の男達が打楽器のリズムに合わせて踊りながら「チャッチャッチャッ!」とひたすら叫び続けている!!
ダナによると、これは儀式ではなく、「ケチャックダンス」というバリ島の伝統舞踊で、ヒンドゥーの叙事詩「ラーマーヤナ」の物語を演じるものだという。
それにしてもなんとも狂気じみたダンスであろうか。
思わず我々はうっとり見いってしまった!


猿の戦士「ハヌマーン」の登場。
この物語の主人公はビシュヌ神の化身ラーマだが、彼の方が確実に目立っていた!!
見た目もかっこいい!!


日も暮れかかる頃ふと海を見ると芸術とも言える素晴らしい夕日が見えた。
地球は素晴らしい星だ!!


このダンスのクライマックスである「炎の演舞」。
火をつけた大量の薪を生身の体で消すのだがこれが常軌を逸していた!!
激しく動き回りながら素足で踏みつけて消したり体を押し付けて消したりするのだ!
火傷は大丈夫なのか?
まさに狂喜乱舞としか言いようが無い光景に我々のテンションもMAXに!!


ダンス公演も終り、猿の兵士役の人と記念撮影。
「ケチャックダンス」は見ている方もトランス状態に陥らせるほどの素晴らしいダンスだった!
バリ伝統舞踊の中でも見る価値No.1だろう!!
そして帰りの車へ向かう我々の遠くでウルワトゥ寺院の灯火もゆっくりと消えていった・・。



古代遺跡グヌンカウィ!バリ島奥地に王家の墓は実在した!

2012-09-22 19:37:36 | インドネシア探検
今回我々探検隊はバリ島のウブド近郊に「グヌンカウィ」と呼ばれる古代の遺跡があるとの情報を得て調査に乗り出した!
「グヌンカウィ」は11世紀頃の遺跡とされ、王族の墓として作られたらしいが解明されていない点が多く、我々の任務はその謎を解き明かす事にある!!
メンバーは、ギニー隊長、ほーにん、現地ガイドのアユさんの三人!


山道を抜けた我々の目の前に凄まじい長さの階段が現れた。
「簡単に墓を荒らさせないぞ」という古代人の対抗策であろうか。
しかし、ひるんではいられない!!
我々は気合いを入れて、悪魔の如き階段地獄にいどんだ!!


道中に現れた「野良ニワトリ」。
思わぬ珍獣の出現に隊員達の心も和んだ。


歩く事20分。
遺跡の入り口らしき建物を発見!
意を決して我々は入り口へ突入し、遺跡の捜索を開始した!


ついに遺跡を発見!
それは一枚岩をくり抜いて作られた、正に巨大な墓標の様な姿をしていた!
「グヌンカウィ」は実在した!!


ガイドのアユさんによると、11世紀頃ワルマデワ王朝の6代目のアナック・ウンス王家のお墓として作られたと言われているが、実際にお墓として使われた事実は無く、真相は謎との事。
この地方の伝説によれば、クボ・イワという名の巨人が爪の先でひっかいて彫ったとも言われている。


辺りには僧侶の修行のためのほこらがたくさんあった。
これは陵墓が作られた後に仏教僧によって造られたモノ。
神聖なほこらなので中には入れないらしい。


伝説の蛇「ナーガ」の石像。
家の玄関にも是非欲しいものである。


階段の所で日光浴していた全長30cmほどの大きなトカゲ。
実に気持ち良さそうだ。


現地で仲良くなったフランス人の夫婦の旅行者。
国際交流は本当にいい物だ!!

結局この遺跡の謎は解けなかったが、古代人の世界を五感全てで体感でき、実に感動的であった!
王族の墓で無いとすれば一体何のために作られたのであろうか。
また、建築技術の乏しい時代にどの様にして作りあげたのか。
グヌンカウィは夢とロマンに満ちた遺跡であった!
帰りも長い階段を汗だくで帰って行き、こんなしんどい場所に快く案内してくれたアユさんに感謝し、ホテルへと帰って行ったのであった。




古代遺跡ゴアガジャ!バリ島の森に隠された古代人の謎をあばけ!

2012-09-18 20:13:50 | インドネシア探検
今回我々探検隊は、インドネシアのバリ島に「ゴアガジャ」と呼ばれる謎多き古代遺跡があるとの報告を受け、潜入調査を開始した。
ゴアガジャは11世紀頃に作られた遺跡とされ、何の遺跡かはまだはっきりとは解明されていないらしい。
バリ語でゴアとは「洞窟」。ガジャとは「象」を意味する。
象のいないバリ島で、何故象の洞窟と呼ばれる様になったのか。
メンバーは、ギニー隊長、ほーにんの2人。



ウブドから5kmの地点の森の中にゴアガジャはあるという。
さっそくやってきた我々は近くにあった建物で休憩した後、捜索を開始した。


森の開けた場所に突然現れた沐浴場と思しき遺跡。
石像からは今もなお、水が淡々とプールに注がれている。


古代人はこの場所で沐浴をしながら、神に祈りを捧げていたのであろうか。
水に触れてみると、古のビジョンが感じられる様な気がした。


遺跡を探索していると岩陰からオオトカゲが現れた!
しかし、臆病な性格なので近づくとすぐに逃げてしまった。



沐浴場から少し歩いた場所に禍々しい形相の巨大な岩の彫刻を発見!!
どうやら「ゴアガジャ」にたどり着いた様だ。
あまりの迫力に身震いしてしまう。


近づいてよく観察すると、どことなく象に酷似した造形をしている。鼻の部分は折れてしまっている様だ。
そして口の中は洞窟になっているようである。
ある学説によれば、「この像の視線が指す方角にも、まだ何らかの遺跡が埋まっているのではないか」と言われているらしい。
象の洞窟「ゴアガジャ」は実在した!!!


意を決して洞窟内部へ突入した!!
中はそんなに広くは無く、所々に小さな横穴がある。
この穴の中で修行僧が瞑想していたと言われている。


洞窟内部にあったヒンドゥーの神「ガネーシャ」の像。
「ガネーシャ」はでっぷりとした体に象の頭をもった神で、「知恵」と「財産」を司る神。
ゴアガジャが象に酷似しているのは、このガネーシャが関係しているのではないだろうか。



洞窟最深部にあったヒンドゥーの三大神を祀った魔羅像。
ヒンドゥー三大神とは、「創造の神ブラフマー」「維持の神ビシュヌ」「破壊の神シヴァ」の三人の事。
そして魔羅とは「ち◯こ」の事。
古代人達の信仰心の深さが伺える。


帰りのおみやげ屋にあった異形の仮面。

今回の調査では結局ゴアガジャの謎を解き明かす事は出来なかった。
しかし、遺跡を調べる事で古代人達の断片的なメッセージは感じ取る事が出来た。
謎の遺跡「ゴアガジャ」。
それは我々に夢とロマンを与える、古代人からの送りものであった!!

モンキーフォレスト!バリ島奥地に猿の王国は実在した!

2012-09-09 10:56:27 | インドネシア探検
今回我々探検隊は、バリ島のウブド村の奥地に野生の猿が王国を作っている森があるとの情報を聞き、一路ウブド村へ向かった!
猿の王国とは一体どの様な所なのであろうか?
メンバーは、ギニー隊長、ほーにんの2人!


ウブド中心部から歩く事約20分。
モンキーフォレストに到着!
そんなに奥地ではなかった。
さっそく猿が迎えてくれた。(写真右上)



中心部は公園になっているのだが、観光客で賑わっているにもかかわらず野生の猿達が我が物顔で闊歩しているではないか!!
まさに狂った世界である!!


ここでは人間よりも猿の方が上位の関係になっているので、頭をさわったりすると襲われるらしい。
が、それにしても人なつこい。
非常に人間慣れしている様だ。


奥へと進むとそこは広大なジャングルとなっていた。
森の臭いと川のせせらぎが物質社会に疲れた心を癒してくれる。


ジャングルの中も猿のテリトリーとなっているため、迂闊に人間の歩道以外の場所に入りこむと襲われるらしい。


森の中にあったコモドドラゴンの石像。


ジャレついて来た子供の猿。
猿は光る物が好きなので、アクセサリーやメガネ、ピアスなども盗まれてしまう事もあるらしい。
が、ちゃんと注意して接すれば大丈夫な様だ。


猿達との楽しいひと時を過ごし、我々はホテルへと帰った。

モンキーフォレスト。
そこは我々人間が忘れさってしまった大自然のあるべき姿をした世界なのかもしれない。



ヒンドゥーのテーマパーク!GWKカルチュアルパークへ潜入せよ!

2012-09-02 20:58:58 | インドネシア探検
今回我々探検隊はインドネシアバリ島のジンバランにある「GWKカルチュアルパーク」への潜入捜査の任務を受けた。
「GWK」とは、「ガルーダ・ヴィシュヌ・クンチャナ(ガルーダに乗ったヴィシュヌ)」の略である。
「ヴィシュヌ」とはヒンドゥー教の3大神の一柱で「維持」を司る神。
ガルーダはヴィシュヌに仕える巨大な鳥である。
メンバーは、ギニー隊長、ほーにんの2人!


まだ建設中にもかかわらず既に一般公開されている辺りが、バリ人の大らかさを感じさせる。
入場料は外国人は1人60,000Rp(日本円に直せばクソ安い)。


入口を入ると巨大なヴィシュヌの石像が現れた!!
正に圧巻である!!!


広場のお土産売り場よりも建設中のエリアが気になった我々は、奥へと続く道をひたすら歩き続けた。


ついに建設中のエリアにたどり着いた!
作業はしていないようだ。
未知のエリアにたどり着いた興奮でギニー隊長思わず昇天!!


建設中とはいえ、柵やバリケードなどは何もなく、10mほどの崖が沢山あり、落ちたら間違いなく即死である!


一歩先に確実な死が迫っている状況に興奮し、吠えてしまった隊長。


別次元の世界にやって来たような非現実的な感覚を堪能した我々はメイン広場へ向かった。


メイン広場には巨大なガルーダの石像があった!!
ウルトラ怪獣と錯覚してしまうほどリアルすぎる出で立ちである!!


あまりの感動に記念撮影。
それにしてもデカイ!!


ヴィシュヌ像を正面から劇写!
バリ人が熱心なヒンドゥー教徒なのがよくわかる。
夜になるとメイン会場で民俗ダンスの公演なども行なわれ、お土産売り場も値段がめっちゃ安い!
ただ、建設中エリアは安全はまったく保証出来ないので、立ち入る事があったなら十分な覚悟をして欲しい。
GWKカルチュアルパーク!
すでに完成予定から数年遅れているらしいが、バリ人ののんびりさ加減からまだまだ完成しなさそうである。
が、今のままで十分カオスな場所であった!!