■ アメリカのレアなグランドサークル・スポット
米アリゾナ州ペイジ近郊
ナバホインディアンの居住区内にある渓谷
サンドストーンが長年にわたる降雨や
それに伴う洪水(鉄砲水)で削られ、
また谷を吹きぬける風の侵食等により形成されたそう
スロット・キャニオン(幅の狭い渓谷)の中で
最も美しいことで知られているとか
微粒な岩肌が幻想的な空間を演出する
自然が創り出すアートな造形はため息もの
アンテロープ・キャニオンには
上流部のアッパー・アンテロープと
下流部のロウアー・アンテロープの2種類があり
起伏がほとんどないアッパー・アンテロープ
谷の上部から直射日光が
光線のように降り注ぐ瞬間は神秘的すらある
一方、長く狭い場所が多いロウアー・アンテロープ
鉄製の階段が設置されているものの
足場が悪いため、散策には労力が必要とされる
しかしアッパー・アンテロープとはまた違う景観が楽しめるはずだ
'97年に鉄砲水で11人の犠牲者を出して以来、
セーフティが強化され、
天候次第で閉鎖も余儀なくされるらしい
アクセスとしては
ラスベガスから車で6時間程度
個人の観光は許可が必要なので、ツアーが無難
※近くには「コロラド川のヘアピン」と呼ばれる
ホースシュー・ベンドがある
このダイナミックな絶景もあわせて楽しみたい。
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