■ ナセル湖のほとりに屹立する アブ・シンベル神殿
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エジプトといえばエジプト北部のギザにある
ピラミッドとスフィンクスがあまりにも有名
幼少のころ、行ってみたい観光地 No.1だった
しかし古代エジプト文明の遺跡はそれだけじゃない
エジプト南部のナイル川流域にある
ヌビア遺跡群はその規模と数に圧倒される
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イシス神殿
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カルナック神殿
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ルクソール神殿
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エドフ神殿
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デンデラ
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ハトシェプスト女王葬祭殿
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メムノンの巨像
これでもかと遺跡を堪能できるのだが
数ある中でも最南端に位置する
アブ・シンベル神殿は必見らしい
時の国王ラムセス2世が造らせた神殿である
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近代になって、いろいろなエピソードがあり
20世紀初めに発見された当時は
そのほとんどが砂に埋もれていたとか
'60年代にはダム建設が計画され、
水没の危機にさらされたとか
その際、ユネスコが世界中に歴史的価値を訴え、
4年の歳月をかけて65m上に移築したとか
『世界遺産』という言葉はそのときに生まれ、
その後、数々の世界遺産が認定されていくが
起源はこの神殿だったのだ
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4体のラムセス2世の巨像が鎮座する入り口
左から右へ自身の年輪を表現しているそう
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内部は神々の像が両脇をかため、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/26/18724b63ef579e2056bbcdcffdd39fdb.jpg)
最奥にはまたも4体の像があり、
右から2番目がラムセス2世で、
ほかは「世界」を司る神々
そして春分と秋分の年2回だけ、
入り口から朝日が射しこみ、右3体を照らしだす
1番左は「闇の神」だから照らされない設計なのだという
このからくりを最初に発見した人は大興奮だったろう
尚、今でもこの現象を再現するよう移築がなされている
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隣にはアブ・シンベル小神殿があり、
こちらは王妃と女神に捧げられたものだそう
アクセスとしては
エジプトの大観光都市につきルートは様々なため割愛
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とにかくもうラムセス2世が
如何に強大な権力者だったかを誇示するには
十分すぎる建築物だろう
その偉業は賞賛されるべきもので、
同時に「古代のロマン」に想いを馳せる
ちっぽけな「未来人」を誕生させている。
※興味がある方は↓こちらも視聴して想いを馳せるべし 13:16
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