◆ 勝手に押しかけてきた兵隊さんに時の総理が説教しようとしたところ、銃弾をお見舞いされ軍人のDQN振りが問題化(1932年、五・一五事件)。。
◆ マクドの第一号店が開店(1940年)。当初は兄弟で細々とやっていたが、出入りのセールスマンが経営権を買い取り今では全世界を席巻するエサの供給業者に。
◆ 沖縄県が、27年ぶりに日本領土となる(1972年)。とは言いながら、県の11%は今もなお米軍の占領下にある。
◎ ◎ 売買される、あなたの位置情報 スマホの設定は大丈夫? =前節=◎ ◎
- - プライバシーをさらすほどの利便性は得ていないかもしれない - -
=National Geographic Journal Japan 〉旅&文化〉2024.04.15〉 文=Tatyana Woodall/訳=三枝小夜子
ネットに依存していようと、現代の“ラッダイト”として反発していようと、あなたがどこで食事をし、眠り、買い物をし、時間を過ごしているかというデータは容易に手に入れることができる(編注:ラッダイトとは、第1次産業革命時に機械化に反対して破壊活動した労働者を指す)。
私たちは今や、どこに行くにも小さなコンピューターを持ち歩いている。そして、ほとんどすべてのコンピューターが、あなたの位置情報をはじめとする膨大な量の個人情報を収集して民間企業と共有している。企業は、こうした情報を誰かに販売することができる。
アメリカ自由人権協会(ACLU)マサチューセッツ州支部の「自由のための技術」プログラムを率いるケイド・クロックフォード氏は、「トラッキング(追跡)デバイスは、私たちに驚異的な能力を授けてくれました。世界中の誰とでもつながり、これまでにない大量の情報にアクセスできるようになったのですから」と語る。「その一方で、企業や政府が私たちの一挙手一投足や思想までも追跡することを可能にしてしまいました」
位置追跡技術に「ノー」と言えない理由
ある種の人々にとっては、追跡技術は安心感を与えてくれる。位置情報共有アプリを使って友人や家族に自分の居場所を教えている人は多い。
親は幼い子どもの居場所を知るために米アップルの「エアタグ」や韓国サムスン電子の「ギャラクシー スマートタグ」を身につけさせているし、飛行機を頻繁に利用する人は荷物の紛失に備えてタグを付けている。SNSユーザーにとってはジオタグ付きの映えスポットの写真はなくてはならないものだ。(参考記事:「私はこうして『世界初の公認サイボーグ』になった」)
利便性も大きな利点だ。グーグルマップやアップルマップのようなナビゲーションアプリは、リアルタイムの位置情報を不特定多数から得て地域の道路状況に関する情報を収集し、ドライバーに経路を選択するための参考情報を提供したり、お勧めの訪問地を検索結果に表示したりしている。(参考記事:「GPSで動物の交通事故死を削減」)
同様のトラッキングソフトウェアは天気アプリなども採用しており、GPS(全地球測位システム)やブルートゥースなどデバイスのセンサーを通じてデータを収集している。(参考記事:「世界最大の人口移動、中国の旧正月」)
近年は自動車保険会社も、顧客のリスクを予測するために車両診断データの追跡を始めている。アクセルやブレーキの踏み具合などの情報に基づいて、保険料を見直したり割引したりするのだ。
消費者が個人データを収集されても、そのデータに基づいてより良い製品やサービスが提供されるようになるなら抵抗は少ないだろう。(参考記事:「“モノのインターネット”で変わる世界」)
しかし、米カーネギーメロン大学ハインツ・カレッジ教授で、情報技術と公共政策を研究しているアレッサンドロ・アクウィスティ氏は、「経済の観点からは、個別化されたネット体験から誰が最も利益を得るかはそれほど明確ではない」と指摘する。これには、位置情報から生成される行動ターゲティング広告なども含まれる。例えば、カフェによく行く人には、コーヒー商品や近くにある他の店の広告が表示されるといったことだ。
「広告代理店は、消費者について収集した大量の情報を、主に自分たちの利益のために戦略的に利用できます」とアクウィスティ氏は言う。「トラッキングは、広告においては、一般に言われているほど消費者にとって有益ではないようです」
あなたの位置情報データにアクセスする人々
スマートフォン(スマホ)、スマートウォッチ、コンピューターが私たちの個人情報を共有しているのは明らかだが、私たちが知らず知らずのうちに秘匿性の高い情報を共有しているテクノロジーはほかにもたくさんある。(参考記事:「次世代電力網でプライバシーの危機?」)
バンキングアプリには、詐欺の判断や疑わしい取引の防止に役立てるため、スマホの位置情報を追跡しているケースがあることが分かっている。ホームセキュリティーシステムは位置情報を使ってジオフェンスと呼ばれる仮想境界を設定し、特定の機能の自動化に役立てている。例えば、ジオフェンスの外に出ると自動的に在宅モードから外出モードに切り替わるといった具合だ。空港に設置されている顔認識機能内蔵カメラのデータは、空港利用者に不利益をもたらすかもしれないというセキュリティー上の懸念が提起されている。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・
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